イギリス L.R.D.G. コマンドカー (プラモデル)タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.092 スケール:1/35
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「イギリス L.R.D.G. コマンドカー プラモデル (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.092 )」です●第2次世界大戦時の北アフリカ戦線におけるイギリス軍の「L.R.D.G (長距離偵察挺進隊)」の装備車輌「シボレー 30cwt トラック」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。 【 イギリス L.R.D.G. コマンドカー (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.092) プラモデルの内容 】●イギリス軍の「L.R.D.G.」が北アフリカ戦後期から装備した車輌「シボレー 30cwt トラック」を再現したプラスチックモデル組立キット。 ●「シボレー 30cwt トラック」は、1976年にキット化されたものですが、タミヤらしいメリハリのあるモールドと実車のポイントを押さえた造形力は現在においても遜色のないミリタリーミニチュアシリーズの傑作キットの一つとして挙げられます。 ●「シボレー 30cwt トラック」は「ボンネット及びキャビン部」「カーゴ部」「シャーシ」の3ブロックに分割したパーツ構成。 【 ボンネット及びキャビン部 】 ●ボンネット及びキャビン部は「シボレー30cwtトラック」の特徴と「L.R.D.G」仕様を再現 ・ 特徴的な丸みを帯びたフロントグリル、小型化したキャンバスカバー付きフロントウインド、ルーフを外したオープンタイプのキャビン、ライフルラックなどの装備品類を再現しています。 ●ボンネット及びキャビン部は、前輪フェンダーを一体成型化した底面パーツに、ボンネットルーフ、シートなどを取り付けて組み立てます。 ・ 特徴的なフロントグリルは底面パーツに一体成型化、フロントグリルのスリットは開口した状態になっています。 ・ グリル内側のラジエター面を別パーツ化して再現。 ・ シートは一体成型のパーツで再現。 ・ 前照灯(ヘッドライト)部分は別ブロック化して再現、ライトガラス面を別パーツ化していますが、クリアパーツではありません。 ・ ボンネットルーフは、天板と側面とを別パーツ化して再現、独特の丸みを帯びた形状を再現しています。 ・ メーター類は、凹凸を交えたモールドで再現。 ・ ハンドル、シフトレバーなど、運転席部分の各種レバー類は別パーツ化して再現しています。 ・ 「シボレー 30cwt トラック」の装備である、キャンバスカバー付きのウインド、コンパス、復水器、オイル缶ラック(ジェリカン)、キャンバスマットなどを別パーツ化して再現しています。 【 カーゴ部 】 ●金属製パネルで構成されたカーゴ構造と、側面の特徴的な凹凸パターンを再現、荷台に装備される各種アクセサリー類も付属しています。 ●カーゴ部は、各パネルを箱組み状に貼り合せて組み立てます。 ・ 後部パネル、無線機収納箱の蓋は開閉状態を選択することが可能。 ・ 「サンドチャンネル」「エアリアルチューブ」「収納箱」は別パーツ化して再現しています。 ●荷台部に装備する「ルイス機関銃」は、銃身前部と、ドラム式弾倉を別パーツ化しています。 ・ 銃架は3段に分割したパーツで再現しています。 【 シャーシ 】 ●シャーシ部はパーツ数を抑えて再現、メインフレームは一体成型化したパーツとなっており、これにサスペンション、牽引装置などを取り付けて組み立てます。 ・ 車体前部のバンパーやマッドガードなどを別パーツ化して再現。 ・ ドライブシャフトやマフラーなど車体下面の一部を再現しています。 ・ 前後輪のリーフ式サスペンションは、それぞれ一体成型のパーツで再現。 ・ 前輪部はステアさせることができます。 ●タイヤは、ホイール部とタイヤゴムの部分とを分割して再現、タイヤゴムの部分は軟質プラスチック製となっています。 ・ タイヤ表面には低圧タイヤとして特徴的なトレッドパターンをモールド化して再現しています。 ・ 4本のタイヤは可動させることができます。 【 L.R.D.G. コマンドカーに付属するフィギュア 】 ●イギリス陸軍の兵士、ドライバー1体、機関銃手1体、合計2体のフィギュアが付属しています。 ・ 操縦手は、大きくハンドルをきって操縦している姿、機関銃手は後部の「ルイス機関銃」を射撃している姿を再現しています。 ・ 服装は、通常タイプの野戦服上下(長袖、長ズボン)を着用、操縦手はニット帽、機関銃手は略帽を被っています ・ フィギュアは、胴体、両腕、下半身に分割したパーツ構成。 【 L.R.D.G. コマンドカーに付属するアクセサリー類 】 ●アクセサリーパーツが付属、「L.R.D.G. コマンドカー」の車体の任意の位置に取り付けることができます。 ・ ボーイズ対戦車ライフル ×1 ・ スペアタイヤ ×1 ・ ウォータータンク ×2 ・ 木箱 ×1 ・ マリンザック ×2 ・ シュラフ ×2 ・ 水筒 ×2 ・ ヘルメット ×1 ・ ヘッドフォン ×1 【 イギリス L.R.D.G. コマンドカー (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.092) 塗装とマーキング 】●「L.R.D.G. コマンドカー」の塗装指示は組立説明書内にモノクロで記載しています。 ・ 塗装の際に使用する塗料の種類も記載しています (タミヤカラー アクリル / タミヤカラー エナメル)。 ・「L.R.D.G. コマンドカー」の車体各部及び室内などの細部に使う塗料の種類は、組立説明書内の各組立工程中にて指示しています。 ●「L.R.D.G. コマンドカー」のマーキングとして以下の2種を掲載しています。 ・ イギリス陸軍 デザートイエロー 単色塗装車輌 ・ イギリス陸軍 L.R.D.G. 迷彩塗装 (ライトサンドとライトブルー) ●マーキング例に従った「部隊記号]「車台番号」「パーソナルネーム」などを再現したデカールが付属しています。 【 イギリス L.R.D.G. コマンドカー (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.092) パッケージ内容 】・ デザートシボレー ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立説明書 (国内/国外仕様) ●2017年 再生産 【 イギリス軍のL.R.D.G.(長距離偵察挺進隊)とデザートシボレー について 】●1940年、ソマリアなどの東アフリカに展開するイタリア軍と、周囲のイギリス植民地のイギリス連邦軍とが戦闘を開始、またリビアに展開する大規模なイタリア軍もエジプトへの侵攻の気配を見せており、これに警戒するためエジプトに展開するイギリス軍は長距離偵察挺身隊「L.R.D.G.」を創設します。 ●この「L.R.D.G.」は「ロング・レンジ・デザート・グループ (長距離偵察挺進隊)」の略称で、明確な戦線を形成できない砂漠戦での特徴を活かし、長距離を移動して敵後方の偵察と、時には威力偵察と兵站関係の襲撃を行なう事を任務とした部隊でした。 ●本来、このような部隊にはイギリス本国軍の要員が充てられるはずでしたが、既存の組織からの反発を受け、思うように人員が集めることができませんでした。 ●ところが、増援としてエジプトに派遣されてきたニュージーランド軍は、輸送船を沈められてしまったため、装備を失った身一つの状態で到着しており、このニュージーランド兵を充てることで「L.R.D.G.」の兵員を確保します。 ●イギリス軍は砂漠における長距離移動用の車輌は装備しておらず、「L.R.D.G.」は中東地域に多く供給されていた民間用の「シボレー トラック」を徴用、これを砂漠地域で行動ができるように改造が行いまいした。 ・ この移動用の「シボレー トラック」は、アフリカ戦初期においては3/4tタイプの「シボレー 15cwt」、1942年5月からは1t半タイプの「シボレー 30cwt」を用いています。 ●「シボレー トラック」の改造は、ルーフとドアを取り去ってオープンタイプへと変更、サスペンションを強化し、タイヤは砂漠用の低圧タイプへと換装しました。 ●特殊な装備として「復水器」を装備、この装置はラジエターの冷却水を循環させるためのもので、オーバーヒートへの対処と、冷却水の節約ができるものでした。 ●また、砂漠を走破するため、スタック時の脱出用の「サンドチャンネル」や「サンドマット」「コンパス」などを装備、長距離での活動のために、燃料、飲料水、食料や各種装備などが満載設されるなど、本格的に砂漠に適合した車両(デザート シボレー)へと変貌しています。 ●この「デザート シボレー」に装備された武装は、敵の後方地域へと侵入するので基本的には機関銃程度の軽武装に止められていましたが、対戦車ライフルや、捕獲したイタリア軍の武装を装備した車両も存在していました。 ●この「デザート シボレー」を装備した「L.R.D.G.」は、イタリア軍とドイツアフリカ軍団の後方へと偵察行動を幾度となく決行し、敵情の把握の他に、兵站や補給路の襲撃が行なわれ、枢軸国軍側に混乱をもたらすことに成功します。 ●また、このような「L.R.D.G.」の襲撃に対処するために、後方にも兵力を置かねばならず、枢軸国軍側の正面戦力を削減することにも繋がりました。 ●1941年に、主に後方の飛行場への襲撃を目的とした特殊部隊「S.A.S」が創設されると、「L.R.D.G.」は共同作戦を執るようになり、襲撃任務は「S.A.S」が担当、「L.R.D.G.」は偵察や「S.A.S」部隊への補給などの任務に就いています。
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