Sd.Kfz.171 パンター D型 後期生産型 (プラモデル)ドラゴン 1/72 ARMOR PRO (アーマープロ) No.7506 スケール:1/72
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「Sd.Kfz.171 パンター D型 後期生産型 プラモデル (ドラゴン 1/72 ARMOR PRO (アーマープロ) No.7506 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の中戦車「パンターD型」の「後期型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「パンター」シリーズの最初の量産型である「パンターD型」を再現、長砲身の主砲と傾斜装甲を持ち、独特の円筒状の車長キューポラと複眼式の照準口を装備した姿を再現した内容となっています 【 「パンサーD型」について 】●第2次世界大戦の開戦時、ドイツ軍は「1号戦車」~「4号戦車」という4種類の戦車を保有していましたが、1941年独ソ戦が開始されると傾斜装甲を多用したソ連軍の新鋭戦車「T-34」に苦戦を強いられました ●これに対抗するために、ドイツ軍は既存の戦車の能力を向上させる一方、新型戦車として「5号戦車 パンター」の開発を開始、同車は従来の水平、垂直という面構成から避弾経始を考慮した傾斜装甲が採り入れられました ●当初、この「パンター」には「75mm対戦車砲 Pak40」の車載型が搭載される予定でしたが、より長砲身で強力な戦車砲「70口径 75mm戦車砲 KwK42」が開発され、同砲の搭載が指示されています ●この「5号戦車 パンター」は1942年5月に制式化、最初の量産型は「パンサーD型」として生産が開始されます ●この「パンターD型」は、車体前面装甲は80mm厚、砲塔前面と防盾の装甲は110mm厚という強固な防御力を誇り、主砲の「70口径 75mm戦車砲 KwK42」は「88mm高射砲」と同程度の装甲貫通能力を持っていました ●また、機動性能も良好で、当時の中戦車としては最速に近い速度を発揮、走、攻、守に優れた第2次世界大戦での最優秀中戦車と評価されています ●「パンターD型」は、1943年7月に開始されたクルスク戦が初陣となり200両程度が戦線に投入されましたが、機械的な初期トラブルが続出、その性能から戦果を期待されたものの、充分な働きを見せることができませんでした ●しかし、一旦稼働状態で戦場に達すると、その傾斜装甲は強靭な防御力を見せ、高い攻撃力も相まってソ連軍にその存在を強烈に印象付けています ●クルスク戦後、「パンサーD型」は機械的な問題点が徐々に改善されて信頼性を回復、その能力を如何なく発揮するようになります ●また、1943年8月からは改良型である「パンターA型」が登場、更にその能力に磨きが掛かるようになります ●その後も残存する「パンサーD型」は、連合軍戦車相手に圧倒的な能力を誇示、更なる改良型の「パンサーG型」の登場後も既存の車両は継続して使用が続けられ、ドイツ軍の終焉と共にその生涯を閉じています ・ 「パンターD型」の「初期型」では、スモークディスチャージャーと、砲塔側面に連絡用の小型ハッチが装備されてるのが特徴でしたが、「後期型」ではそれらは廃止されました 【 「Sd.Kfz.171 パンター D型 後期生産型」のキット内容について 】●このドイツ軍の中戦車「パンサーD型」の「後期型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●ドラゴン社らしく細部表現を重視しながらもミニスケールに沿った省略や一体成型化によるパーツ構成で「パンターD型 後期型」を再現した内容となっています ●「パンターD型 後期型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」「後部パネル」の4ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●「70口径 75mm戦車砲 KwK42」の砲身は、マズルブレーキも含めて一体成型となっています ・ 砲口は開口処理済みです ・ 防盾は1パーツで構成、照準口、同軸機銃がモールドされています ・ 防盾は、完成後も上下可動式とすることができます ●砲塔は上下分割式で、前面及び後面パネルは別パーツとなっています ・ 砲塔上部には車長キューポラの下部が一体成型され、キューポラ上部とハッチは別パーツです ・ 車長キューパラの対空機銃用のリングマウントがパーツ化(対空機銃は含まれていません) ・ 後部ハッチは、後面パネルにモールドにて再現 ・ 側面のピストルポートがパーツ化 ・ 砲塔は左右旋回が可能です 【 車体上部 】 ●車体上部は、前部フェンダーも含めて一体成型されています ・ 操縦手ハッチ、無線手ハッチはモールドにて再現 ・ 操縦手クラッペ、ペリスコープ、ベンチレーター、トラベリングロックは別パーツです ・ 車載工具類は、取り付けベース部分ごとに一体成型され、ジャッキ台は別パーツとなっています) ・ 予備履帯ラックの上部に装着されるバールは別パーツです ・ アンテナケースは、3パーツで構成 ・ 後部の予備履帯ラックがパーツ化 (予備履帯は付属していません) ・ 前部のマッドフラップが付属、その装着の有無が選択できます ●車体側面のシュルツェンは、シュルツェン架を含めた一体成型のパーツで再現されています 【 車体下部 】 ●車体下部は、バスタブ式に一体成型されています ・ サスペンションアームは車体下部に一体成型 ・ 起動輪は左右分割式、誘導輪は3分割式となっています ・ 転輪は列ごとに一体成型され、最外側の列は個別にパーツ化 ・ 前後の牽引フックは、別パーツとなっています 【 後部パネル 】 ●後部パネルは、雑具箱(ゲベックカステン)も含めて一体成型されています ・ 排気管は左右が一体成型、先端部が開口処理済みです ・ 車間表示灯、ジャッキは別パーツです 【 履帯 】 ●履帯は、接着及び塗装が可能なDS素材によるベルト式履帯が付属しています 【 塗装とマーキング 】 ●「パンターD型 後期型」のマーキングとして、ドイツ軍の2種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第16戦車師団 第2戦車連隊 第1大隊 (ロシア / 1943年) ・ 第24戦車連隊 第1大隊 (フランス / 1943年) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています ●2013年 一部新金型
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