イギリス陸軍 中戦車 チーフテン (プラモデル)タミヤ 1/25 戦車シリーズ No.30608 スケール:1/25
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「イギリス陸軍 中戦車 チーフテン プラモデル (タミヤ 1/25 戦車シリーズ No.30608 )」です●「イギリス陸軍 中戦車 チーフテン」です●戦後第2世代のイギリス軍の主力戦車「チーフテン」を1/25スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ・ 「チーフテン」の試作型が再現されています ●運用当時、強力な主砲と分厚い装甲によりNATO軍の防壁として睨みを効かせた「チーフテン」を再現、避弾経始の高い傾斜装甲の車体に、長砲身砲を装備した重厚なフォルムが表現されています 【 「中戦車 チーフテン」について 】●近代戦車発祥の国であるイギリスは、第2次世界大戦時の戦車としてはその開発計画の誤りからドイツやアメリカなどの戦車に対して汎用性や性能的に劣るものとなってしまいましたが、大戦末期に開発された戦車「センチュリオン」はそれまでのイギリス戦車とは一線を画した車両として世界のトップレベルに達しました ●「センチュリオン」はその後の改良により戦後第1世代戦車を代表する存在となり、良好な防御力と信頼性の高い足周りによって朝鮮戦争などにおいて高い評価を獲得します ●一方、戦後暫くは第2次世界大戦と同様な戦車開発が各国で行われており、戦車戦力の中軸となる中戦車と、火力と装甲で敵を圧倒する重戦車という2つの系統に分かれていました ●イギリス軍では「センチュリオン」が中戦車に相当、重戦車としては「コンカラー」が1950年代に登場し、戦車戦力として「センチュリオン」と「コンカラー」の2両で生産と配備が行われています ●しかし、その後の戦車思想の変化と中戦車の大型化に伴い重戦車の存在意義は薄れ、イギリス軍でも「センチュリオン」と「コンカラー」との融合を図った主力戦車「チーフテン」が1963年に登場します ●戦後に開発された西ドイツ軍の「レオパルト」やフランスの「AMX-30」などの主力戦車は、戦車砲や発達する対戦車ミサイルに対して装甲では対処できないものとして装甲よりも機動力を重視、高い機動性能により身を守るという性質を持っていました ●「チーフテン」では重装甲と強力な火力を重視、「レオパルト」などは前面装甲70mm厚程度などに対して「チーフテン」は150mm厚という重装甲を持ち、主力戦車としては最も強力な防御力を擁しています ●主砲は、「55口径 120mm戦車砲 L-11」を搭載、同砲は当時の戦車としては大口径であり、砲弾は分離装薬という形式となりましたが、その強力な火力と優れた防御力により「チーフテン」は最強の戦車として注目されることとなります ・ 「チーフテン」は機動力が低いという評価もありましたが、それは「レオパルト」や「AMX-30」と比べてのことであり、最高速度は48km/hという性能を示し、装備していたホルストマン式サスペンションは信頼性が高く、充分な機動性能を持っていました ●「チーフテン」の存在は対峙していたワルシャワ条約機構軍にとって脅威の対象となり、NATO軍の中で最も恐れられた戦車でした ●また、イランなどの中東諸国に輸出された「チーフテン」は、実戦において強力な装甲と火力で活躍、その設計思想の優秀さを世界に知らしめています ●「チーフテン」は1970年代前半まで生産が行われ、1980年代には同車をベースに複合装甲を採り入れた後継車両である「チャレンジャー」が登場、主力戦車としての役目を「チャレンジャー」へと引き渡し1990年代には全車が退役しています 【 「イギリス陸軍 中戦車 チーフテン」のキット内容について 】●このイギリス軍の主力戦車「チーフテン」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●製造年は古くありながらも、実車取材に基づいて「チーフテン」を忠実に再現した名作キットで、基本のフォルムはもちろんのこと、細部のモールドはシャープで、装甲板の切断面の荒れや各部の溶接跡も表現されており、現在においても色褪せない魅力を持っています ・ 1969年に誕生したキットながら、金型管理に最新の注意を払っており、復刻版キットに有りがちなヒケや、金型に傷みによるパーツの荒れも見られず、一流のプラモデルメーカーはかくあるべきだという姿勢を実感させてくれます ●登場当時、AFVキットはモーターライズが当たり前の時代ながら、モーターライズキットをベースとしたディスプレイ版として細部が表現されており、エンジングリルのスリットや砲塔の各種装備、クリアーパーツによるペリスコープや連結式の履帯など、当時のキットとしては時代を先取りした構成となっています ●連結式履帯と、そのディテール表現により、1/35スケールよりも上位クラスとして位置付けられていましたが、現在の1/35スケールのニューキットと比べると構成するパーツ数は少なく、価格的にも大差はなく、さらに履帯は組立て済みのパーツへと変更されていますので、ビッグスケールの魅力を気軽に楽しむことができるでしょう ●「チーフテン」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、曲線で構成された微妙なラインの形状を再現、防水布用のフックや溶接跡なども表現され、砲塔表面は細かな梨地仕上げとなっています ●「55口径 120mm戦車砲 L-11」の砲身は前後の2ブロックで構成され、各ブロックは左右分割式です ・ キャンバス製のサーマルジャケットは再現されていません ・ 砲身基部は左右分割式で、金属ビス止めの方式により上下に可動します ●砲塔は上下分割式で、後部パネルは別パーツです ・ 装填手ハッチは別パーツで、開閉可動式です ・ 砲塔側面の雑具箱は上下分割式です ・ スモークディスチャージャーは本体と基部とで構成 ・ 側面の投光器は扉部分が別パーツで、開閉可動式とすることができます ・ 後部のバスケットは2パーツで構成 ・ アンテナ基部、リールなどがパーツ化 ●車長キューポラは上下分割式です ・ ペリスコープは別パーツで、クリアーパーツです ・ ペリスコープパーツにはワイパーがモールドされています ・ 車長ハッチは別パーツで、開閉可動式です ・ キューポラに装備される「M1919A4機関銃」が付属 【 車体上部 】 ●車体上部は、「チーフテン」の試作型として車体前部の箱型の構造物が再現、エンジングリルのスリット形状も立体的にモールドされています ●車体上部はフェンダーを含めて一体成型されています ・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉可動式です ・ エンジングリル部のガードは別パーツとなっています ・ フェンダー上に装備される雑具箱は左右分割式です ・ 車載工具類は固定具が一体成型されています ・ 前照灯は2パーツで構成され、ガラス部分はクリアーパーツです ・ ライトガードは1パーツで再現 ・ 牽引ケーブルとその固定具がパーツ化 ・ サイドスカートは各1パーツで構成され、着脱が可能です 【 車体下部 】 ●車体下部はそのサスペンションと各転輪類が可動式となっており、連結可動式履帯によりその動きを楽しむことができます ●車体下部は、バスタブ式に一体成型され、後部パネルは別パーツです ●各サスペンションユニットは、実車構造に基づき、金属製のバネとアーム、可動式のダンパーなどで構成され、2本1組となったサスペンションアームは上下に可動します ・ サスペンションユニットは、各17パーツで構成 (全6ユニット) ・ 起動輪、誘導輪、転輪は左右分割式で、ポリ製のハブキャップにより回転可動します 【 履 帯 】 ●履帯は連結可動式履帯が付属しており、組立て済みとなっています ・ 各履帯にはゴムパッドが表現されています 【 マーキング 】 ●キットには車台番号とスカートの白線などを再現したデカールが付属しています ●「チーフテン」の完成時のサイズ ・ 全長 : 424mm ●再販アイテム
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