イギリス 7トン 4輪装甲車 Mk.4 (プラモデル)タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.087 スケール:1/48
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「イギリス 7トン 4輪装甲車 Mk.4 プラモデル (タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.087 )」です●第2次世界大戦時におけるイギリス軍の装甲車「ハンバー Mk.4」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「ダイムラー装甲車」と共にイギリス軍の装甲偵察車として活用された「ハンバー装甲車」の最終型「ハンバー Mk.4」を再現、傾斜した装甲板で車体を構成し、小型な車両ながらも力強さを感じさせるたイギリス車らしいフォルムを再現した内容となっています 【 「イギリス 7トン 4輪装甲車 Mk.4」のキット概要 】●タミヤ1/48MMシリーズのフォーマットを踏襲し、一体成型を多用してパーツ数を抑えた構成 ●パーツ数は少ないものの、ひとつひとつが考え抜かれた造型になっており、エッジの立ったモールドで立体感を演出 ●砲塔上部のハッチは開閉状態を選択可能 ●タイヤはプラスチックパーツで、ステアリングは前方に固定 ●マーキング指示は、ポーランド軍仕様を1種、国籍マークや部隊マーク、車体番号などを再現したデカールが付属 【 「ハンバー Mk.4 装甲車」について 】●第2次世界大戦前のイギリスは、世界最大の植民地保有国であり、治安維持用に安価で機動力の高い装輪式の装甲車を多用していました ●ただ、このような治安維持用の装甲車は、武装、防御力共にまだ貧弱であり、正規軍同士の戦闘になると非力で2次的、3次的な戦力にしかならないのも事実でした ●イギリス軍は、戦争への機運が高まった1938年に、トラックメーカーである「ガイ」社に偵察用装甲車の開発を指示します ・ この指示内容は、野戦用の専用のシャーシを使用し、完全密閉型で一定の装甲を持つ、近代的な戦闘用車両の開発といったものでした ●「ガイ」社はこの指示に応え、装甲車「ガイ Mk.1」を1939年に開発、フランス戦に投入しています ・ 「ガイ Mk.1」は、火砲牽引車をベースとして開発された装甲車で、最大装甲15mm厚しかありませんでしたが、最大速度64km/hという機動性能を有していました ・ 初期生産型には、「12.7mm機銃」と「7.7mm機銃」各1丁という武装で、後期生産型になると「12.7mm機銃」は「15mm機関砲」へと変更されています ●イギリス軍は、この「ガイ Mk.1」の増産と改良型の開発を望みますが、第2次世界大戦の開戦後、「ガイ」社はトラックなどの車両の生産で手一杯の状態となっており、生産を代替するメーカーとして選ばれたのが「ハンバー」社です ●「ハンバー」社は、「ガイ Mk.1」をベースとして装甲車「ハンバー Mk.1」を開発しますが、実態はシャーシを変更しただけで、砲塔は既存の「ガイ Mk.1」の砲塔をそのまま利用したものでした ・ ただし、エンジンを変更したことで最大速度は72km/hへ向上しています ●続く「ハンバー Mk.2」では、新設計の砲塔を搭載し、車体も前部を先鋭的なデザインに改めるなど、「ガイ Mk.1」の面影を野濃さない「ハンバー装甲車」オリジナルのフォルムに変化しています ●ただ、武装は「ガイ Mk.1」と同様に「15mm機関砲」と「7.7mm機銃」が各1丁というままで、偵察用車両であっても火力不足であることは明白でした ●「ハンバー Mk.4」は火力を増強するため、主砲をアメリカ製の「37mm戦車砲 M5」もしくは「37mm戦車砲 M6」へと換装したタイプで、前型の「ハンバー Mk.3」の砲塔をベースに、主砲の拡大に合わせて細部を変更した新しい砲塔を搭載しています ●また、車体右側のハッチは廃止し、その位置には予備タイヤを装着するなど、車体にも改良が施されています ●「ハンバー Mk.4」は、「ハンバー装甲車」シリーズ最多となる約2000両を生産、イギリス軍やイギリス連邦軍の偵察車両としてイタリア戦線や北西ヨーロッパ戦線に投入されます ・ 「ハンバー Mk.4」は、俊敏さと適度な火力を活かして偵察用の装甲車として活躍、小型の車体であるため使い勝手も良く、連合軍の目としてヨーロッパの地を駆け抜けました ●また、戦後は軽便な装甲車両として親英国を中心に各国が導入、イギリス装甲車らしい堅牢な構造とコンパクトな車体は導入された諸国で高い評価を獲得し、治安維持活動などで活躍しています 【 「イギリス 7トン 4輪装甲車 Mk.4」のキット内容について 】●このイギリス軍の装甲車「ハンバー Mk.4」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●タミヤの1/48MMシリーズのフォーマットに従い、一体成型のパーツを多用して「ハンバー Mk.4」を再現、同社らしいシャープかつ強弱をつけたモールドで、コンパクトな車両ながら複雑な車体形状を持つ、イギリスの装甲車らしい独特のフォルムを再現した内容となっています ●「ハンバー Mk.4」は、タミヤ1/48MMシリーズとして、シャーシを車体下部と一体成型化するなどパーツ数を極力抑えながら、イギリス装甲車特有の細かな車外装備品を個別にパーツ化、組みやすさと精密感とを両立しています ●また、完成後は小さなサイズとなるキットながら、主砲の砲口や排気管の先端部などは開口してあったり、イギリス軍独特の複雑な形状のアンテナマウントはリング状に成形していたりと、意外と造りの細かなイギリス車両らしい雰囲気や、小さな車体にディテールが詰まった凝縮感を気軽に楽しむことができます ●「ハンバー Mk.4」は、「砲塔」「車体」の2ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●大型化しながらも低いシルエット「ハンバー Mk.4」の砲塔形状を再現、装甲の薄い装甲車らしく表面はフラットな状態で、エッジ部分はシャープに造型しています ●「37mm戦車砲」の砲身は一体成型のパーツで再現、砲口は開口しています ・ 「防盾」は一体成型のパーツで再現、「同軸機銃」は別パーツ化して再現しています ・ 「防盾」は完成後も上下に可動させることができます ●砲塔は、上下及び前面パネルの3パーツで構成 ・ 「車長ハッチ」「砲手ハッチ」は別パーツ化、ハッチのパーツを加工することで開閉状態を選択することができます ・ 「ペリスコープ」はモールド化して再現、前面部をヌケた状態で開口しています ・ 「ベンチレーター」「アンテナベース」は別パーツ化して再現 ・ 「スモークディスチャージャー」は1本ずつ個別にパーツ化、砲塔へと取り付けます ・ 「サーチライト」は前後に分割したパーツで再現 ・ 「アンテナマウント」は一体成型のパーツで再現、リング状にヌケた状態で成型しています 【 車 体 】 ●複雑な面構成となる「ハンバー Mk.4」の車体構造をパーツ数を抑えて再現、表面のボルト、グリルのシャッターなどをスケールに沿った繊細かつ強弱を付けたモールドで再現しています ●車体は、上下に分割したパーツで構成し、前後及び左右にパネル状のパーツを貼り合せて作製します ・ ポイントポイントには丸リベットを凸モールドで再現、スケール的に過不足ない表現になっています ・ 車体尾部のエンジン排熱グリルは斜めになったシャッター形状を凹凸をつけたモールドで再現、開口されていませんが陰影をつけた塗装を施すだけで充分な立体感を演出することができるでしょう、 ・ エンジンデッキは別ブロック化したパーツで構成、2層に分割して再現しています ●車体前部の「覗視孔」周辺は別パーツ化して再現、小さなパーツながら微細なディテールをモールドで再現しています ●「フェンダー」は車体とは独立したパーツで再現、それぞれ一体成型のパーツで再現しています ・ 「フェンダー」上の「携行缶」「弾薬箱」「ジャッキ」「消火器」などは別パーツ化して再現、それぞれの固定具やラックを一体化したモールドで再現しています ●車載工具類はブロックごとに分割したパーツで再現、固定具を一体成型化しています ・ 「前照灯」は、管制カバーが付いた状態を再現しており、本体及びステーと、前面部との2パーツで構成 ・ 「サイドミラー」「ライトガード」はそれぞれ一体成型のパーツで再現 【 駆動部など 】 ●シャーシ及びリーフサスペンションは車体下部パーツにモールド化して再現 ・ 「リーフサスペンション」の前後のプレートのパターンをモールドにて再現 ・ 前輪部の「ショックアブソーバー」、前後の「デフギア~車軸」「ドライブシャフト」などは別パーツ化して再現、車体下部のモールドと重ねて充分な立体感を演出することが可能です ・ 「排気管」は別パーツ化して再現、一体成型のパーツとなっておりいます、先端部は開口しています ・ ステアリングは前方に固定した状態で再現しています ●タイヤは独立したプラスチックパーツで再現 ・ タイヤ本体は車体内側のホイール部分を別パーツ化して再現、見える部分は一体成型化した状態で成型されています ・ トレッドパターンや、ホイールのナット、ハブキャップなどをスケールに沿ったモールドで再現しています ・ タイヤは車軸の凸部分にはめこみ、接着して取り付けます ・ スペアタイヤ(×1)が付属、車体側面に取り付けます 【 フィギュア 】 ●車長を再現したフィギュアが1体付属しています ・フィギュアは半身像で、車長ハッチから上半身を出して、片手で双眼鏡を持っているポーズを再現しています ・ 服装は、「野戦服」を着用、「ベレー帽」を被った姿です ・ 服の皺の表現はスケールに沿った凹凸モールドで再現、ベルト、ポケットなどの細部も繊細なモールドで再現しています ・ フィギュアは、「頭部」「上半身」「両腕」に分割したオーソドックスなパーツ構成となっています 【 「ハンバー Mk.4 装甲車」の塗装とマーキング 】 ●「ハンバー Mk.4」のマーキングとして、ポーランド軍(イギリス軍)仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されています ・ ポーランド 第1機甲師団 所属車両 (F117729) (ヨーロッパ戦線) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています ●完成後の全長 : 95mm 【 「イギリス 7トン 4輪装甲車 Mk.4」のパッケージ内容 】・ ハンバー Mk.4 装甲車 ×1 ・ 乗員フィギュア(半身像) ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ・ 車体解説及び塗装指示用リーフレット ×1 ●2016年 完全新金型
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 |
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