ハンガリー 39M チャバ装甲車 (プラモデル)ホビーボス 1/35 ファイティングビークル シリーズ No.83866 スケール:1/35
|
|||||
「ハンガリー 39M チャバ装甲車 プラモデル (ホビーボス 1/35 ファイティングビークル シリーズ No.83866 )」です●第2次世界大戦時におけるハンガリー軍の装甲車「39M チャバ」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●ハンガリー国産の装甲車として、ハンガリー軍の貴重な機甲戦力となった装甲車「39M チャバ」を再現、面構成の車体にリベット接合を多用した、近代的かつクラシカルなスタイルを再現した内容となっています 【 「ハンガリー 39M チャバ装甲車」のキット概要 】●一体成型を多用してパーツ数を抑えながらも、細部に関しては細分化したパーツとエッチングを交えた構成で、ディテールの再現を重視した内容 ●独特のリベットは、メリハリのあるモールドで再現 ●各ハッチは別パーツとなっているが、内部を再現している砲塔後部ハッチ以外は基本的に閉じた状態となる ●車載工具の固定具はエッチングパーツで再現 ●タイヤは軟質素材製のパーツ、トレッドパターンが異なる2種をセット ●マーキング例はハンガリー軍仕様4種、国籍マークなどを再現したデカールが付属 【 「39M チャバ 装甲車」について 】●ハンガリーは、第1次世界大戦の敗戦によって「オーストリア・ハンガリー帝国」から分離、独立した国家であり、「オーストリア・ハンガリー帝国」の重工業を担っていた地域が「チェコスロバキア」として別の国になったことから、ハンガリー自体の工業力は低く、農業を主体とした国家でした ●ハンガリーなどの東欧諸国は、ソ連とドイツという2大国の狭間に位置しており、それぞれの国は農業国であったことから軍事力は弱く、ドイツもしくはソ連のどちらかと友好関係を築かなければ国家の存続は望めない状態でした ●ただ、ソ連は共産主義国であったことから、各国の指導部はソ連との友好関係を結ぶことは望まず、これが東欧諸国がドイツ寄りとなり、第2次世界大戦で枢軸国側として戦った大きな要因となっています ●上記のように、ハンガリーはヨーロッパで戦争への機運が高まるとドイツへと接近、軍事力を強化しますが、工業力が乏しいために国産での兵器開発や生産は遅々としたものでした ●この懸案を少しでも解決すべく、ハンガリーはイギリス在住のハンガリー人の「ニコラス・ストラウスラー」に装甲車の設計を依頼、「ニコラス・ストラウスラー」は戦闘車両などの設計ですでに名を馳せていた人物で、母国からのたっての願いに対し彼は設計を快諾します ●ハンガリーでは「ヴァイス・マンフレート」社が生産を担当、「ニコラス・ストラウスラー」からの設計図を元に試作車を完成、試験の結果も良好で、1939年に装甲車「39M チャバ」として制式採用されます ・ 「39M チャバ」は、最大装甲13mm、搭載する主砲は「ゾロータン 20mm対戦車ライフル」、最大速度は65km/hで、1930年代末の装甲車としては一般的な性能を持っていました ・ また、偵察用の装甲車として、車体後部にも操縦席を設けており、これも当時の装甲車としては標準的な仕様となります ●トラックに装甲板を貼った程度の軽便な装甲車でしたら、簡単に生産が可能ですが、専用のシャーシに旋回砲塔を持つ、本格的な装甲車の設計、生産は難しく、それまで本格的な装甲車の開発が行われていないハンガリーが「39M チャバ」を開発できたのは、ひとえに「ニコラス・ストラウスラー」がイギリスで培ってきた技術によるものでした ●この装甲車「39M チャバ」は100両程度が生産され、ハンガリー軍は偵察用の車両として運用、同軍の貴重な機甲戦力として強大なソ連軍相手に活躍したのです 【 「ハンガリー 39M チャバ装甲車」のキット内容について 】●このハンガリー軍の装甲車「39M チャバ」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●車体や砲塔の主要部分は一体成型を多用しながら、細かなディテール部分は細分化したパーツとエッチングを交えた構成で、「39M チャバ」を再現した内容となっています ●トレッドパターンが異なるタイヤ2種をセット、選択して使用します ●「装甲車 39M チャバ」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、視察口やリベットなどをメリハリのあるモールドで再現しています ●「ゾロータン 20mm対戦車ライフル」は一体成型のパーツで再現、スライド金型を使用して銃口を開口しています ・ 「弾倉」を別パーツ化して再現 ・ 機銃の銃身は一体成型のパーツで再現、銃口を開口しています ・ 「ゾロータン 20mm対戦車ライフル」と「機銃」のマウント部はそれぞれ2パーツに分割して再現 ●砲塔は、上下及び前面パネルの3パーツで構成 ・ 「上部ハッチ」「後部ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択できます 【 車体上部 】 ●車体上部は、複雑な面構成となる車体上部形状を再現、リベットはメリハリのあるモールドで、エンジングリルのスリットは繊細なモールドで再現しています ●車体上部は、一体成型のパーツで再現 ・ 前後の操縦手用の「視察部」は別パーツ化、各「視察口」をヌケた状態で開口しています ・ 「フレームアンテナ」は、アンテナ本体と各支柱で構成 【 車体下部 】 ●車体下部は、バスタブ状に一体成型となったパーツで再現 ・ 「側面ドア」は別パーツ化、閉じた状態となっています ・ 「フェンダー」はそれぞれ一体成型のパーツで再現 ・ 車載工具類は個別にパーツ化、固定具はエッチングパーツで再現します ・ 車軸は、前後に分割したパーツで構成、「リーフ式サスペンション」は一体成型のパーツで再現しています ・ ステアリングは前方に固定した状態となります ●タイヤは、ホイールとゴムの部分とに分割しています ・ ゴムの部分は軟質素材製で、トレッドパターンを深めのモールドで再現しています ・ ゴムの部分は、トレッドパターンが異なる2種をセット、選択して使用します ●車載工具の固定具などを再現したエッチングパーツが付属しています 【 「39M チャバ 装甲車」の塗装とマーキング 】 ●「39M チャバ」のマーキングとして、ハンガリー軍仕様となる4種類の塗装例がカラー塗装図に記載されており、国籍マーク、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています ●「ハンガリー 39M チャバ装甲車」の完成時のサイズ ・ 全長 : 129mm ・ 全幅 : 60mm ●パーツ数 : 130点以上 【 「ハンガリー 39M チャバ装甲車」のパッケージ内容 】・ 39M チャバ 装甲車 ×1 ・ エッチングシート ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ・ カラー塗装図 ×1 ●2016年 完全新金型
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
|
|
||||