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「38式対空戦車 クーゲルブリッツ (タコム 1/35 ミリタリー No.2179 )」です●クーゲルブリッツは第二次大戦中にドイツ国防軍が開発した完全密閉型砲塔を搭載した対空戦車です。●1944年1月に軍需省はUボートへの搭載を目的として開発を進めていた3cm連装対空機関砲装備の砲塔を、Ⅳ号戦車の車台に搭載して対空戦車とするプランを提案しましたが、Uボート用砲塔をIV号戦車にそのまま搭載することができなかったため砲塔を新設計することになり、1944年4月から新型対空戦車の開発がスタートしました。 ●球形の砲塔形状から「クーゲルブリッツ」の名称が与えられた対空戦車は同年10月に展示用が1台、試作車2輌は1945年2月に完成し量産車は1945年3月に最初の2輌が完成しました。 ●1945年3月から月間30輌の量産が計画されましたが、Ⅳ号戦車またはⅢ/Ⅳ号自走砲車台の生産中止が決まった為、車台を38(t)の発展型である38(d)に変更する案も浮上しましたが計画のみに終わりました。 ●1944年9月にヘッツァーを製造していたBMM社により、38(t)車台に「クーゲルブリッツ」対空砲塔を搭載した車両の図面のみ起こされたという資料も存在します。 ●主要なハッチは開/閉選択可能 ●履帯はリンク・アンド・レングス式 ●エッチングとクリアパーツ付き ●3種マーキング付属
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