ドイツ E-50 対空戦車 ファルケ (プラモデル)トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.01537 スケール:1/35
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「ドイツ E-50 対空戦車 ファルケ プラモデル (トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.01537 )」です●「ドイツ軍 E-50対空戦車 ファルケ」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●第2大戦下におけるドイツ軍の計画戦車「E-50」の車体に、「パンター」戦車をベースとした計画対空自走砲である「ケーリアン」に準じた砲塔に、連装式の「55mm対空機関砲」載せた架空の対空戦車「ファルケ」を再現 ●同社「E-50中戦車 パンター 2」のバリエーションキットで、車体は「E-50」のキットをそのままに、新規金型による「砲塔パーツ」をセットした内容となっています ●「E-50」の車体は、デザイン、大きさが似ている「キングタイガー」に準じて、前後及びサイドのフェンダーを装備、実際の計画図にはなかった工具類もセットされ、実戦的な仕様が表現されています ●ドイツ軍は従来の「1~6号戦車」シリーズとは、異なる戦車系列である「Eシリーズ」を計画しました ●これは、転輪や部品などを極力共有化し、生産効率を向上させるのが目的で、「E-10」、「E-25」、「E-50」、「E-75」、「E-100」の5車種が計画されました ・ 「E-」の後の数字は車両の重量を示すものです ●しかし、車両の開発の現場では、既存の車両の改良や強化に手一杯の状況で、新車両の開発は遅々として進みませんでした ●結局、試作までにたどり着けたのは「E-100」のみで、他の4車種は計画に終わりました ●「E-50」は、「パンター戦車」に匹敵する重量を持ち、事実上の後継車両でした ●「E-50」の車体は「E-75」とほぼ同型で、重量軽減の為に装甲厚が減じられ、転輪配置も「E-75」が片側8個だったものが、「E-50 」は片側6個となっています ●一方、このキットの砲塔の元となった「ケーリアン」は、「パンター」戦車の対空自走砲型として1943年12月から開発が進められ、「37mm対空機関砲 Flakzwilling44」を装備する予定でしたが、結局木製の「モックアップ」砲塔が1個作られただけで開発が中止されることとなりました ●ただ、計画の中止は、他に類似車両で「55mm対空自走砲」の開発計画があったものであり、キットの砲塔は、この計画が「ケーリアン」の砲塔をベースにして進められたと仮定したものと思われます ●この「E-50対空戦車 ファルケ」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●計画戦車の「E-50」をキット化、砲塔は、「ケーリアン」対空戦車に装備される予定だった「37mm対空機関砲 Flakzwilling44」を「55mm対空機関砲」に増強した状態が再現されています ●「E-50」の特徴であるサスペンションユニット、転輪配置が忠実に再現され、足周りが簡略化されながらも、ドイツ的な研ぎ澄まされたようなフォルムを兼ね備えた迫力在る姿を楽しむことができる内容となっています ●砲塔は「ケーリアン」の砲塔に準じており、「55mm対空機関砲」の砲身、照準器カバーの追加、砲身基部が大型化しています ●キャタピラはベルト方式、また全体を構成するパーツは少なめになっていますので、比較的容易に形を作ることが可能となっています ●砲塔の主要部は、上部が一体成型、それに底板と防盾部を取り付けるパーツ構成となっています ・ 砲塔装甲板の組み合わせ部には、溶接跡がモールドされています ・ 砲塔上面及び後部のハッチは、別パーツにより開閉が選択式となっています ・ 防盾部には、同軸機銃が用意されています ・ 砲塔上面の照準器カバーは、開閉が選択式です ●砲身は、中央部分は一体成型、砲口の先端部「フラッシュハイダー」は左右2分割式で再現されています ・ 砲身部は上下に可動させることができ、砲塔は旋回させることができます ●車体上部は一体成型され、装甲板の切断面の「荒れ」も彫刻が施されています ●前後及び側部フェンダーは別パーツ、車体側面には固定ベースが造形されていますので、側部フェンダーは外した状態にも再現可能です ・ 前部のハッチは開閉が選択できるようになっています ●エンジングリルは、特徴的なスリット構造が表現されています ・ エンジングリルのファン部には、メッシュを再現するエッチングパーツが付属しています ●工具類は、一体成型により固定具及び固定クランプもモールドされています ・ クランプのハンドル部分は、より細密に製作する為のエッチングパーツが用意されています ●牽引ワイヤーの本体部分用として、金属製のワイヤーが付属しています ●車体下部は、後面部を除いて一体成型、サスペンション部は別パーツとなっています ・ 「E-50」の特徴であるサスペンションユニットは9パーツの構成で再現されています ●キャタピラは、接着と塗装が可能なベルト式のパーツが付属しています ●砲塔前面と車体のペリスコープは、クリアーパーツが用意されています ●説明書には、カラーの5面図による塗装例が示されています ・ 塗装例は第2次大戦末期に見られたドイツ軍車両の3色迷彩塗装 ●2010年 一部新金型
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