1/35 ミリタリービークル・フィギュア ドイツ ストゥーバー Kfz.1 軽四輪駆動乗用車 (軽統制型車両) ICM (アイシーエム)

「ドイツ ストゥーバー Kfz.1 軽四輪駆動乗用車 (軽統制型車両) プラモデル (ICM 1/35 ミリタリービークル・フィギュア  No.35521 )」です

●「ドイツ ストゥーバー Kfz.1 軽四輪駆動乗用車 （軽統制型車両）」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●大戦初期におけるドイツ軍に欠かすことの出来ないアイテムである、「軽統制型車両」を再現したキットです

●キットは、力強いフォルムの「軽統制型車両」を詳細に再現、複雑な構造の足周り、細かな作りの運転席部分、そしてエンジン部などディテール表現も重視した内容となっています

●キットは、基本的に幌を展開した状態を再現しています


●ドイツ軍は、将来をにらんだ軍隊の機械化を進めるにあたり、各種の民間用の車両を徴用していましたが、その結果、雑多な車種の車両が混在することになり、整備や生産性などに問題が生じました

●そこで生まれたのが1934年の「アインハイツ計画」による統制型車両で、規格を統一して車種を絞った車両を開発することでした

●「アインハイツ計画」のもとで作られた車両は、「統制型野戦乗用車」と「統制型野戦貨物車両」で、それぞれがさらに「軽」、「中」、「重」のクラスに分けられ開発、生産が進められました
●「軽統制型車両」は、この「統制型野戦乗用車」の「軽」クラスに相当し、「シュトーバー」、「BMW」、「ハノマーク」の3社が参加して製作されました
●本車は1937年から生産を開始、1943年の生産終了までにに13000台ほどが生産されドイツ軍の足として活躍しています

●この「軽統制型車両」は、4輪駆動独立懸架など非常に凝った構造を持っており、1700ccから2000ccクラスのエンジンを搭載していました
・ 有名な「キューベルワーゲン」や「シュビムワーゲン」は、車格的にこの車両の下に位置しますが「アインハイツ計画」の車両ではないようです
・ 「ホルヒTyp40」や「シュタイヤー1500A」は、「統制型野戦乗用車」の「重」クラスとなります

●「軽統制型車両」は、各メーカーの違いの区別だけではなく、用途により型式名が与えられ、4座席型のKfz.1、通信車のKfz.2、整備・修理者のKfz.2/40、軽測量車のKfz.3などが作られました


●この「軽統制型車両」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●キットは、パーツ分割により本車の細部を表現、各パーツのモールドはシャープに仕上がっています

●シャーシのメインフレームは一体成型され、これに車軸パーツ、スプリング式サスペンションパーツを取り付けるようになっています

●タイヤは左右2分割式で、トレッドパターンが再現されています

●エンジンが再現されています
・ 総数30個のパーツ数で構成され、細部にわたるディテールを再現しています

●エンジンルームのボンネットは3分割式、ラジエターグリル、エンジンルーム側面、左右フェンダーは、それぞれパーツ分割されています

●運転席周囲は、各ペダル、ハンドル、レバー類が別パーツで、実車構造物を詳細に再現されています
・ メーター類に関しては、デカールが用意されています

●キャビン部は、底板と後部フェンダー、側面と後面パーツで構成されています
・ 底板は、運転席、後方キャビン部を含め一体となったパーツとなっています
・ 側面は一体成型されており、4つのドアは別パーツで、開閉状態を選択できます

●幌部分は天板、両側面、後面の4パーツ、これに幌の支柱、窓枠のパーツを取り付る構成となっています
・ 幌を折り畳んだ状態のパーツは付属していません

●車体後部に取り付けるジェリカンパーツが2個付属、各3分割のパーツで構成されたジェリカンホルダーも付属しています

●ウィンドー部分や、前照灯のガラス部分にはクリアーパーツが用意されています


●マーキングは、4種類の塗装例が説明書に記載されています
・ ドイツ空軍第51戦闘航空団（ベラルーシ / 1941年7月）
・ 第1装甲軍集団（ウクライナ / 1941年7月）
・ 第11戦車師団（ウクライナ / 1941年7月）
・ 第16戦車師団（ドン戦区 / 1942年6月）

●説明書の塗装指示に基づく部隊マーク、戦術マーク、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属