1/100 旅客機 ロッキード L-1011 トライスター ANA (モヒカンルック) 童友社 (DOYUSHA)

「ロッキード L-1011 トライスター ANA (モヒカンルック) プラモデル (童友社 1/100 旅客機  No.100-TRML )」です

●「ロッキード L-1011 トライスター ANA （モヒカンルック）」を1/100スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●全日空が導入した初のワイドボディのジェット旅客機、「ロッキード L-1011 トライスター」に施された「モヒカンブルー」マーキング機を再現することができる内容となっています

【 「ロッキード L-1011 トライスター」について 】

●アメリカの「ロッキード社（現：ロッキード・マーチン社）」により、開発・製造されたワイドボディの3発ジェット旅客機が「L-1011（エル・テンイレブン）」 トライスター」です

●この「L-1101」の開発当時、「ロッキード社」は、軍用機開発ではトップメーカーの地位にありましたが、ジェット旅客機の開発では「ボーイング社」「ダグラス社」のライバルから大きな差をつけられており、この差を埋め、旅客機市場でのシェアを獲得するため、社運を賭けて自社の持つ技術力の全てを投入し、起死回生を狙って開発が進められた機体です

●「L-1101」のエンジンには、燃費も良く、ヨーロッパ市場にも受けが良い「ロールス・ロイス社」の新開発エンジン「RB211」を採用することを決定しましたが、「ロールス・ロイス社」はこの新型エンジンの開発に手間取り、さらには会社自体が倒産するという事態に陥ってしまいます

●「ロールス・ロイス社」の「RB211エンジン」以外の搭載が設計上不可能だった「L-1101」は、大量の受注を受けながら製造ができなくなってしまうという最大の危機を迎えるのですが、政治的な解決を経て、1970年11月には初飛行、1972年4月からイースタン航空で初就航を無事迎えることになります

●当時の最新技術を投入した「L-1101」は、機体性能は非常に良好で、わが国の全日本空輸（全日空）でも、自社初のワイドボディの大型機として1973年から導入が始め、大量輸送時代へと足を踏み入れていきました

●導入当時はモヒカンルックと呼ばれるカラーリングに塗装され、「L-1011 トライスター」にはこの塗装がとても良く似合っていました
●最盛期には21機ものトライスターを運行していた全日空でしたが、1995年11月には全機退役することになってしまいます

●「L-1011 トライスター」は、「ロッキード社」として初のジェット旅客機であり、完成度の高い航空機であったにもかかわらず、販売の遅れや「ロッキード社」「ダグラス社」ライバルの販売網に勝てなかったことなどから販売不振が続いてしまい、最終的に1981年12月、250機で生産を終了することになります
●ロッキード社は、この「L-1011 トライスター」の販売不振が原因で、以降の民間航空事業から撤退することにもなってしまうのですが、未だに人気の高い機体として多くのエアライナーファンの指示を受けています

【 「ロッキード L-1011 トライスター ANA （モヒカンルック）」のキット内容について 】

●この全日空で運用された「ロッキード L-1011 トライスター」を1/100スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●全日空で採用された「L-1011 トライスター」、その導入時のマーキング「モヒカンブルー」を再現可能な内容となっています

●「L-1011 トライスター」の垂直尾翼部を含めた機体胴体部は左右分割のパーツで構成、主翼、水平尾翼部などは別ブロック化されています
　・ 胴体パーツには、パネルラインが繊細な凹モールドで再現されており、「コクピットシールド」「窓」の部分は開口されています
　・ 「コクピットシールド」及び胴体の「客席窓」はクリアパーツで再現されています

●主翼部・水平尾翼部は上下分割のパーツ構成、フラップ部は凹モールﾄﾞで再現しています
　・ 主翼下のパイロン部は別パーツ化して再現されています
　・ 主翼下の「ロールス・ロイス RB211 エンジン」部は別ブロック化、エンジンナセルを左右分割のパーツで構成し、内部のフィンと尾部ノズル部分などを別パーツにて再現しています

●機体胴体内に設置された第2エンジン部の給気口や、エンジンノズル部は別ブロック化したパーツで再現されています

●ランディングギアは展開・収納状態を選択して組み立てることができます
　・ 脚柱、タイヤ、脚カバーを別パーツにて再現しています
　・ 「ノーズギアルーム」「メインランディングギアリーム」を別ブロック化して再現、機体胴体に挟み込む形で取り付けます
　・ 脚カバーは、展開状態と収納状態、それぞれに応じた2種が付属しています

●「L-1011 トライスター」をディスプレイするスタンドが付属
　・ ディスプレイスタンドと機体本体を接続するためには、機体パーツへの加工が必要になります


●付属のデカールで、パッケージに描かれたデザインを含む
　・ 全日空 ロッキード L-1011 「モヒカンブルー」 （JA8506）
　を再現する事が可能です

●「全日空」「ALL NIPPON AIRWAYS」の旧ロゴ、全日空の旧シンボルマーク、機体を走るブルーライン、尾翼の塗り分け部分、国籍マーク、機体番号、非常口枠などをデカールで再現してます


●再販アイテム