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「有人潜水調査船 しんかい6500 プラモデル (バンダイ Exploring Lab. No.0173906 )」です●日本の最新鋭の潜水調査船「しんかい 6500」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●深海を探査するため、水圧に耐えうる強固な船体に、球形状の操縦席兼観測室を持ち、前方に多様なマニュピレーターを装備した「しんかい 6500」の特徴的なフォルムを再現した内容となっています 【 「しんかい 6500」について 】●地球の内部構造は、中心部のコア、中間部のマントル、表面の地殻で構成され、流動的なマントル層に薄い表皮状の地殻が被さっている状態となっています ●この地殻は、マントルの対流によって非常にゆっくりと動いており、この動きによって海底の地形が形成されることとなります ●マントルの上昇する対流によって海底上に山脈が形成される「海嶺」、そして逆に沈み込む対流の場所には渓谷となる「海溝」が作られています ・ このような「海嶺」、「海溝」の部分には地殻の動きにより火山帯が形成されます ●日本列島の東には、列島が存在する地殻部分「ユーラシアプレート」に向かって、「太平洋プレート」が衝突し、落ち込むことにより、世界でも有数な規模を持つ「日本海溝」が存在しています ●このプレート上の動きは、巨大地震や火山を発生させる原動力であり、日本は地政学的に地震国となっています ●このため、海溝の構造を知ることは、地震の発生やそのメカニズムを探求することであり、その延長には地震予知にも繋がるものと考えられています ●日本は、このような地理の関係から、深海探査に熱心であり、1969年には潜水深度600mの潜水調査船「しんかい」を建造します ●一方、この「日本海溝」により生じた地震による断層域は水深6000~6500mの範囲に存在し、これを調査するための大深度用の潜水調査船の建造計画が開始されました ●しかし、このような深度は「しんかい」の10倍の潜水深度の能力を持たすことであり、技術的困難さから暫定的に潜水深度2000mの「しんかい 2000」が1981年に建造されます ●この「しんかい 2000」の実績と、経験を元に、新しく開発された金属やガラス類の組成、加工技術などの日本の技術力の粋を集めた新鋭船「しんかい 6500」が1990年に就役しました ●「しんかい 6500」は、その名の通り、潜水深度6,500mを誇り、この性能は各国の同様な有人潜水船の頂点に立つものです ●水深6,500mの681気圧という莫大な圧力を受け止める、船の心臓部である3名の乗員が乗る前部の耐圧殻は、厚さ約73mmのチタン合金で覆われ、耐圧性能を高めるために球の形となっており、上部及び後部は船体に埋め込まれています ●船体側面には埋め込み式に垂直式のスラスターを装備、そして船体前部には各種作業を行なうためのマニピュレーター、観測装置や撮影機材などが装着されています ●「しんかい 6500」は、1990年の就役以降、1250回以上の潜水ミッションを完了、上記のような地震関係だけではなく、深海の探査や、深海生物の調査、発見に努め、日本の海洋探査における重要な足跡を残しています ●また、これからもその探査能力による未知の発見が期待されています 【 「有人潜水調査船 しんかい6500」のキット内容について 】●この「しんかい6500」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●高度なプラスチック成型技術を持つバンダイによってシャープかつギミック機能豊かに「しんかい 6500」を再現、内部構造物に外部パネルを貼るというパーツ構成により、同船のメカニカルな構造と仕組みとが表現された内容となっています ●実船の素材や塗装に基づいた各種成型色のランナーで構成され、塗装をしなくても塗り分けられたような状態を楽しむことが可能です ●キットは、一部のパーツ(コクピットのフィギュア)の固定に接着剤を使用するのみで、基本的にパーツを差し込むだけで組み立てを行なうことができるスナップキットとなっています ・ 一部のパーツは着脱することにより、内部構造を見ることができます ●キットには、LEDライトが2個付属、説明書の手順に沿って配線を行うと、前部の投光器と、コクピット部が光るようになっています ・ LEDライトは白色となっています ・ LEDライトのテスト点灯用のボタン電池LR44が3個付属しています(通常の点灯時もこのタイプのボタン電池を使用します) ●「しんかい 6500」は、「コクピット(耐圧殻)」「中央船体部」「前部船体部」「推進部」の4ブロックで構成され、これに船体の外部パネルを貼る方式となっています ●コクピット部は、球形の殻の部分は4分割式となっています ・ コクピット内部も再現され、搭乗する場所であるクッション部、内部周囲の計器盤が用意されています ・ 計器盤の細部やディスプレーを再現したデカールが付属しています ・ 覗き窓は、周囲の金属部分とガラス部分との分割式で、ガラス部はクリアーパーツとなっています ・ 上部のハッチは別パーツです ・ コクピット内に収まる操縦手、副操縦手、研究員を再現した3体のフィギュアが付属 ●中央船体部は左右分割式です ・ 側面の垂直スラスターは各4パーツで構成 ・ 船体下部内側の蓄電池部が再現されており、外部パネルを外すことで、その様子を見ることが可能です ・ ライト点灯用の電池ボックスは船体内に収納され、船体上部パネルを外すことにより、スイッチの操作と電池の交換ができます ・ 下部のバラストは脱着が可能です ●前部船体部は、内部構造躯体に外部パネル、上部構造物などを装着する構成となっています ・ 下部の投光器、カメラ類はブロックごとにパーツ化されています ・ マニピュレーターは、各5パーツで構成され関節部を動かすことが可能です ・ 下部のバスケット部は1パーツで構成 ●推進部は、推進軸、スクリュー、プロペラガード部のパーツ構成となっています ・ スクリューは回転可動式です ●乗員3体(コクピット内部)、浮上時の回収作業を行なっている作業員2体の合計5体のフィギュアが付属しています ●展示用のスタンドが付属 ・ スタンドはクリアーパーツとなっています ・ アームの部分は、伸縮と角度が選択可能です ●組み立て説明書と「しんかい 6500」の解説、実船の細部写真などを収めたカラーのリーフレットが付属しています ●リーフレットには、塗装写真がカラーで表示されており、船名、海洋研究開発機構マークなどを再現したデカールが付属しています ●2012年 完全新金型
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