イギリス空軍 TSR.2 攻撃機仕様 第12飛行隊 (完成品)ピットロード コンプリート エアクラフト シリーズ (塗装済み完成品) No.SNM-009 スケール:1/144
|
|||||
「イギリス空軍 TSR.2 攻撃機仕様 第12飛行隊 完成品 (ピットロード コンプリート エアクラフト シリーズ (塗装済み完成品) No.SNM-009 )」です●「イギリス空軍 TSR.2 攻撃機仕様 第12飛行隊」です ●イギリス空軍において運用が計画されていた「TSR.2」を1/144スケールで再現したプラスチック製塗装済み完成品モデル ●1964年に初飛行を行い、良好な成績を収め将来を嘱望されながらも、開発費の高騰などが原因で、1965年に開発が中止されたイギリス空軍の「双発・複座型」の攻撃機「TSR.2」を再現した内容となっています ●イギリス空軍の攻撃機「バッカニア」や「トーネード」を装備してきた「イギリス空軍 第12飛行隊」が、「もしTSR.2を配備していたら?」という遊び心に基づいたシミュレーションで再現 ・ スコットランド北部の「ロシーマス空軍基地」に展開する「第12飛行隊」に所属した「TSR.2 (XW527)」の想定マーキングを再現した内容となっています ●彩色済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、そのままディスプレイすることができます 【 「TSR.2」について 】●「TSR.2」は、冷戦期である1950年代後半、「Bae キャンベラ」に代わる攻撃機として開発が始められます ●イギリス空軍からの開発要求は、全天候作戦能力、不整地からの短距離離陸能力、超音速低空侵攻能力に加え、1,950km以上の航続距離を狙い、敵地深く侵入し、ウェポンベイに装備した核爆弾で敵の要衝を破壊するといった、冷戦当時の戦術思想に基づいたものでした ●最終的に「ヴィッカース」「イングリッシュ・エレクトリック」の2社による合同計画案が採用され、1957年に本格的な開発がスタートします ●名機「スピットファイア」の全幅とほぼ同じ約11mの翼幅に30m近くなる長大な胴体、このスマートな胴体には強力なブリストル・シドリ社製「オリンパス エンジン」を双発で搭載、加えて偵察機材から核爆弾まで積載可能なウェポンベイと巨大な燃料タンクを搭載しました ・ 主翼は幅こそ狭いもののデルタ形状で比較的大きな翼面積を持ち、垂直尾翼もデルタ形状の大きなものがオールフライングテイル式に装備され、機動性と低空性能の両立を図りました ●メインのランディングギアは、不整地での運用を考慮した「自転車式」に装備、敵の先制攻撃により半壊した飛行場からの運用までも考慮していました ●また慣性航法装置や地形追従レーダーなどを装備し、長距離の作戦飛行や低高度超音速飛行を可能としていましたが、様々な新機軸を惜しみなく導入した結果、機体価格は高騰してしまいます ●1964年の初飛行以降、良好な性能が示され、「TSR.2」の将来には大きな期待が寄せられるようになりますが、この年の10月に労働党が政権を取ると事態は暗転してしまいます ・ 兼ねてから「TSR.2」の予算高騰を攻撃材料にしていた労働党は政権奪取後の1965年4月、「TSR.2」の開発を中止に追い込み開発研究機材もすべて破棄されてしまいます ・ 労働党は「TSR.2」の代替機を、当時アメリカが開発中だった「ジェネラルダイナミックス F-111」のイギリス版「F-111K」とすることを画策しますが、「F-111」は開発に手間取り、「TSR.2」を越えるほどの開発費が高騰してしまったため、この計画は頓挫します ●結局、「TSR.2」の代替となったのはそれまで能力不足を指摘されながら使い続けられてきた「バッカニア」で、最終的には湾岸戦争までその使用が続けられることになります ●「TSR.2」計画が頓挫したことは、新型の攻撃機が失われたことだけでなく、その後のイギリス航空産業に大きなダメージが与えることになります ・ これ以降今日に至るまで、イギリスにおいては多くの軍用機が「国際共同開発」に頼らざるを得なくなった事がその事実を如実に語っています ●今でも当時の軍関係者から「あの時TSR.2を採用していれば」との声は多く聞かれるそうですが、「TSR.2」がたどった不可解な運命と美しいスマートな機体は、現代の我々を未だ魅了し続けています 【 「イギリス空軍 TSR.2 攻撃機仕様 第12飛行隊」の製品内容について 】●この「TSR.2」を再現した完成品モデル ●ピットロード社製「イギリス空軍 TSR.2 攻撃機仕様」のキットをベースとした完成品モデル ・ 組立の手間なく、1/144スケールのエアクラフトコレクションをラインナップに揃えることができます ・ 「TSR.2」の機体はプラスチック製パーツを主体に構成されているので、機体本体のライン、主翼エッジなどがシャープに仕上げられており、かっちりとしたシルエットを演出、パネルラインなども細く掘り込まれており、実感溢れる完成品モデルとして楽しむことができます ●「TSR.2」の特徴となるフォルムを再現 ・ 細くスマートな機体にデルタ主翼を高翼型で組み合わせ、鋭い形状の水平・垂直尾翼が後に続く「TSR.2」の全体像をシャープなフォルムで再現 ・ 翼のエッジ部分は非常に薄く形成されており、主翼翼端の下反角までしっかり再現されています ・ 機体全体にある主なパネルラインは繊細な凹モールドで再現、スミ入れ処理は施されていません ●キャノピーはクローズ状態で再現、キャノピーフレーム部は綺麗に塗り分けされています ・ キャノピーパーツは2ピースのクリアパーツ、キャノピーフレームは凹モールドで再現しています ・ コクピット内部はシート、コンソール、コントロールスティックが再現されています ●ランディングギアは「駐機状態」で再現されています ●「TSR.2」の機体は、イギリスの攻撃任務を持つ機体に施される、上面をダークグレー・ダークグリーンの雲形迷彩パターン、下面をライトグレーとした3色迷彩で塗装されています ・ 「イギリス空軍 第12飛行隊」に装備された事を想定して、インテーク直前の胴体側面に「キツネ」の部隊マーキングを再現 ・ 機体は上面をダークグレー・ダークグリーンの雲形迷彩、塗り分け面のはっきり分割された塗装表現が成されており、レドームやエアインテーク前縁などはマットブラックで塗り分けられており、実感あふれる仕上がりとなっています ・ 国籍マークや機体番号、主翼・胴体のウォークウェイ、コーションデータのステンシル類などはタンポ印刷にて再現されています ●「TSR.2 攻撃機仕様」の機外兵装として ・ マーテル TV誘導ミサイル ×4 (主翼下パイロンに搭載済み) ・ ベントラルドロップタンク ×1(胴体下に搭載済み) が、あらかじめ機体に装備されています ●「飛行状態」をイメージして展示可能なディスプレイスタンドが付属 ・ ディスプレイスタンドの接続部にはボールジョイントを採用し、機体をお好みの角度で展示可能です ●「TSR.2」の機体サイズ ・ 全長 : 約190mm 【 「イギリス空軍 TSR.2 攻撃機仕様 第12飛行隊」のパッケージ内容 】・ TSR.2 ×1 ・ ディスプレイスタンド ×1 ●プラスチック製彩色済完成品モデル ・ パッケージから取り出してすぐにディスプレイすることが出来ます
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
|
|||||