ゴジラ vs ビオランテ 対ゴジラ用兵器 主力戦車 92式メーサービーム戦車 (ゴジラVSビオランテ) 壽屋 (KOTOBUKIYA)

「対ゴジラ用兵器 主力戦車 92式メーサービーム戦車 (ゴジラVSビオランテ) プラモデル (コトブキヤ ゴジラ vs ビオランテ  No.KP-365 )」です

●1989年公開の映画「ゴジラVSビオランテ」に登場した陸上自衛隊の対ゴジラ兵器「92式メーサービーム戦車」を1/144スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●対ゴジラ用の兵器として強力なメーサー光線を照射する「92式メーサービーム戦車」を再現、8輪の装輪式車輌に砲塔を設置、大型のビーム発生装置を搭載した独特のフォルムを再現した内容となっています

●本キットは接着剤不要のスナップフィットとなっていますが、プラモデル用の接着剤を使用することでより強度を確保して完成させることができます

【 「92式メーサービーム戦車」について 】

●映画「ゴジラ」の世界において、日本は1950年代から頻繁に怪獣「ゴジラ」の襲撃を受けており、その度ごとに陸上、海上、航空の各自衛隊が総力を持って迎撃にあたっていました

●しかし、この「ゴジラ」には通常の兵器は役に立たず、時代が進み陸上自衛隊の主力戦車が「M24」～「M4A3E8」～「61式戦車」へと進化していっても、「ゴジラ」の前では蟷螂の斧の状態で、「ゴジラ」や他の怪獣が登場するごとに自衛隊各部隊は大きな損害を受け、日本の各都市も壊滅状態となってしまいました

●そこで、陸上自衛隊では対ゴジラ兵器として、メーサー光線を開発、このメーサー光線の照射器を搭載した「66式メーサー殺獣光線車」を1966年に制式化します

●この「66式メーサー殺獣光線車」シリーズの改良型となる「70式メーサー殺獣光線車」も登場しますが、基本的にメーサー光線照射器を搭載したトレーラーとこれを牽引する牽引車という2両で構成するシステムとなっていました
●しかし、この牽引車とトレーラーという車両編成は、機動力に欠け、重量がある照射器を搭載しているため実質的に道路上でしか運用できないという欠点を持っていました

●そこで、「66式メーサー殺獣光線車」シリーズの後継として開発が行われ、1992年に制式化されたのが「92式メーサービーム戦車」です
　・ この「92式メーサービーム戦車」は、これまでの牽引車とトレーラーという車両構成を廃止し、1台の車両でその機能を完結した設計となっています
　・ 足周りには、道路網が整備された日本での運用と、戦略的な機動性を考慮して、8輪の装輪式の足周りを装備、重量のあるメーサー光線照射器を搭載しているため大型の特殊タイヤを装着しています
　・ 車体前方の操縦席は、視認性の高いグラスキャノピーを採用、その上部には公道走行時に使用するパトライトを装備しています
　・ 砲塔は8角型の形状で、その上部にメーサー光線照射器を搭載する構造となっています

●この「92式メーサービーム戦車」は、サンダービーム作戦に10両を投入して一部損害を受けながらも「ゴジラ」撃退に成功、その後も「ゴジラ」との戦いに従事しているのです

【 「対ゴジラ用兵器 主力戦車 92式メーサービーム戦車 （ゴジラVSビオランテ）」のキット内容について 】

●この陸上自衛隊の対ゴジラ兵器「92式メーサービーム戦車」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●東宝の自衛隊メカとして高い人気を持つ「92式メーサービーム戦車」を再現、キャラクターモデルながら1/144のスケールに沿って「92式メーサービーム戦車」の最大公約数的なフォルムとディテールとを再現した内容となっています


●「92式メーサービーム戦車」は、「メーサー光線照射器」「砲塔」「車体」の3ブロックで構成しています

【 メーサー光線照射器 】
●メーサー光線照射器は、中央軸を中心に照射器外装部を装着して作製します
　・ 中央軸は前後に分割したパーツ構成で、両パーツ共にクリア成型のパーツとなります
　・ 先端部のフレームは、前後に分割した円錐形状のパーツを貼り合わせて作製
　・ 照射器基部は、それぞれが左右に分割したパーツ構成となる左右のブロックで構成、照射器を挟んで取り付けます
　・ 照射器は、内蔵するポリキャップで上下に可動させることができます

【 砲 塔 】
●砲塔は、上下に分割したパーツで再現
　・ ハッチ、後部のグリルなどをモールドで再現しています
　・ 後部の回転灯はクリアパーツで再現
　・ 砲塔ははめこむ形で車体に取り付け、旋回させることができます

【 車 体 】
●車体は、箱組み状に各パネルを貼り合わせて作製します
　・ 操縦席は上下に分割したパーツで再現、上部のパトライトはライト部分をクリアパーツで再現
　・ 操縦席上部のグラスキャノピーは、成型色パーツとクリアパーツの2種をセット、選択して使用することができます

●タイヤは、車軸、ホイール、ゴムの部分の3パーツで再現
　・ ゴムの部分の成型色はブラック

●操縦席、パトライト、回転灯などを再現するクリアパーツが付属


【 「92式メーサービーム戦車」の塗装とマーキング 】
●「92式メーサービーム戦車」のマーキングとして、陸上自衛隊仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されており、陸上自衛隊マーク、陸上自衛隊のロゴ、車両番号などを再現したデカールが付属しています


●原型制作 ： 石井歩、糸山雄大
●全長 ： 約125mm

【 「対ゴジラ用兵器 主力戦車 92式メーサービーム戦車 （ゴジラVSビオランテ）」のパッケージ内容 】

　・ 陸上自衛隊 92式メーサービーム戦車 （ゴジラVSビオランテ仕様） ×1
　・ ポリパーツ ×1
　・ デカールシート ×1
　・ 組立て説明書 ×1