1/72 プラスチックモデルキット 悪役1号 隊員集合セット アスカモデル (ASUKA MODEL)

「悪役1号 隊員集合セット プラモデル (アスカモデル 1/72 プラスチックモデルキット  No.TG-002 )」です

●大日本絵画刊「宮崎駿の雑草ノート （増補改訂版）」に登場する多砲塔戦車「悪役1号」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●多種多様な砲塔による大きな攻撃力、そして大きな滑り止めパターンを付けた履帯走行の破壊力で街を粉砕、一少女を奪い取った「悪役1号」を再現、大戦初期のフランス戦車や軍艦を彷彿させる曲線を基調としたフォルムを再現した内容となっています

●アスカモデル社製「悪役1号 隊員集合セット」をベースに、ヨーロッパの牧歌的風景のイラスト背景紙を追加したリニューアルバージョンです

【 「悪役1号」について 】

●「悪役1号」は、大日本絵画刊「宮崎駿の雑草ノート （増補改訂版）」の第3話「多砲塔の出番」に登場した夢の多砲塔戦車です

●ストーリーに登場する「悪役1号」は、1930年代中頃が舞台となり、ヨーロッパのとある国のバークシャー連隊の「悪役」大佐が反乱を起こすのがきっかけとなります

●「悪役」大佐が乗る「悪役1号」は、帝都に向けて進撃を開始、強力な火力と防御力をもって反乱を鎮圧しようとする国軍を駆逐、可憐な少女を誘拐するという暴挙にでます

●その時、主人公の少年が登場、誌面の都合から全く描かれていませんが、「悪役1号」はその少年によって徹底的に破壊されてしまい、無事少女は救出となったのでした

●「悪役1号」は、「宮崎駿」氏が物語用として設定し、デザインをした架空の戦車で、「170mm加農砲」、「230mm噴射砲」の大型砲2門を主砲塔に装備、このほかに副砲や銃搭、対空機銃塔などの小砲塔を装備しています

●左右の大型履帯の他に車体下部中央に第3の履帯を持ち、不整地の走破性を向上、車体中央部には伸縮式の「悪役」大佐用の個室兼司令塔を配して、文字通り動く要塞として強力な戦闘力を有していました

●1920～30年代、実際に存在した多砲塔戦車やその試作プランなどの要素と、秘密基地的な要素をふんだんに盛り込んだ「悪役1号」は、物語の中ではワルモノとされながらも、非常に魅力的なキャラクターとして誌面狭しと暴れまわったのです

【 悪役1号 隊員集合セット (アスカモデル 1/72 プラスチックモデルキット TG-002) プラモデルの内容 】

●この多砲塔戦車「悪役1号」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●「悪役1号」を描いた「宮崎駿」氏の協力とともに、宮崎駿氏のデザイン画に基づき「悪役1号」を再現、全体のフォルムはもちろん、段差のあるパネルライン、各パネルのリベット、砲塔の鋳造表現など、AFVモデルのテイストをキャラクターモデルに反映した、アスカモデル社らしい高品質な内容となっています

●1/72スケールながら、その巨体ゆえ、全長235mm、全幅約140mmの大型モデルとなります

●大型キットながら組立やすいようにパーツ数を極力抑え、かつ、高い完成度を得るために各パーツ類をシャープに成型、表面上のディテールもエッジの立ったクッキリとした彫刻となっていて、AFVモデル、キャラクターモデル双方から見てワクワクするような好キットとなっています

●さらに、組立て方を記した「組立説明書」は懇切丁寧、「久しぶりにプラチックモデルを組んでみよう」「たまには戦車でも作ってみようか」「キャラクターモデル専門だけど戦車にも興味があるし」などと思うユーザーから、戦車専門に作るベテランユーザーに至るまで、「悪役1号」の姿を楽しむことができるでしょう


●「悪役1号」は、「主砲塔」「前部副砲」「後部副砲」「銃塔」「対空機銃塔」「司令塔」「車体」に分割したブロックで構成しています

【 砲塔類 】
●主砲塔は表面の鋳造肌、中央の凸凹状の接合ライン、そして複雑な防盾形状を再現、各砲塔、銃塔は可動となっており、その動きを楽しむことができます

●主砲塔
　・ 主砲塔は、上下に分割したパーツで再現
　・ 「230mm 噴射砲」の砲身は左右に分割したパーツで再現
　・ 「170mm 加農砲」の砲身は、一体成型のパーツで再現、砲口は開口しています
　・ 「防盾」は一体成型のパーツで再現成、同軸機銃は別パーツ化しています
　・ 「防盾」はポリキャップによる接合となっており、上下に可動します
　・ 「上部ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択できます
　・ 「キューポラ」はクリアパーツで再現
　・ 主砲塔に装備している「擲弾発射塔」（×2）は一体成型のパーツで再現、砲口は開口しています
　・ 「擲弾発射塔」はポリキャップによる接合で旋回させることができます

●前部副砲
　・ 埋め込み式となる前部副砲は、防盾と砲身のみをパーツ化して再現
　・ 砲身は一体成型のパーツで再現、砲口は開口しています

●後部副砲
　・ 埋め込み式となる後部副砲は、半円状の枠とシールド部及び砲身を別パーツ化
　・ シールド部と砲身とは一体で成型、砲口は開口しています
　・ シールド部は左右に可動させることができます

●銃塔
　・ 銃塔は、上下に分割したパーツ構成で、機銃及びシールドを挟み込んで接着します
　・ 機銃とシールドとは一体で成型され、上下に可動させることができます

●対空機銃塔
　・ 対空機銃塔は、前後及びフロア面の3パーツで構成、機銃及びシールドを挟み込んで接着します
　・ 機銃とシールドとは一体で成型され、上下に可動させることができます


【 司令塔 】
●円筒状の司令塔は各パネルを貼り合わせて作製、金属製スプリングを内蔵し上下に可動します

●司令塔は、弧状の各パネルを貼り合わせ、これに床面とキューポラを取り付けて作製します
　・ 「側面ドア」と「上部ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択できます
　・ 「キューポラ」と各ウィンドはクリアパーツで再現
　・ 司令塔の支柱は左右に分割したパーツで構成、内臓する金属製スプリングと棒状パーツにより上下に可動します


【 車 体 】
●ならだからな曲面で構成された「悪役1号」の車体形状を再現、前部の鋳造肌、側面の各パネルの段差、車体上部の木張り表現などを繊細なタッチの彫刻で再現しています

●車体は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します
　・ 各「ハッチ」「扉」は別パーツ化、開閉状態を選択できます
　・ ドーザーブレード基部は一体成型のパーツで再現、基部に内臓するポリキャップにより伸縮、上下に可動します
　・ 車体各部に装備するアンテナ類は別パーツ化して再現しています

●足周り
　・ 車体側面は内側と外側の2パーツで構成、内側のパーツから突き出たシャフトに「起動輪」「誘導輪」「転輪」を装着して足周りを作製します
　・ 「起動輪」「誘導輪」「転輪」は前後に分割したパーツで構成
　・ 中央部の足周りも、左右に分割したシャーシにより転輪を挟み込んで作製します

【 履 帯 】
●履帯は、内側が接着及び塗装が可能な軟質素材によるベルト式履帯となっており、これに1枚ずつ分割した履板外側を接着して作製します


【 フィギュア 】
●「悪役1号」の乗員20体を再現したフィギュアが付属しています
　・ フィギュアは、作品に基づき「ブタ」がモチーフで、等身は約4等身となっています
　・ 各フィギュアは一体成型のパーツで再現しています

●フィギュアの内容は
　・ 悪役大佐 ×1
　・ ブタの搭乗員（ゴーグルを付けた状態） ×10
　・ ブタの搭乗員（ゴーグルを上げた状態） ×4
　・ ブタの機関兵 ×2
　・ ブタの執事 ×1
　・ ブタのコック ×1
　・ 子豚 ×1
　となっています

●キューポラ、サーチライトのガラス部、司令塔のウィンドなどを再現したクリアパーツが付属しています

【 悪役1号 隊員集合セット (アスカモデル 1/72 プラスチックモデルキット TG-002) 塗装とマーキング 】

●「悪役1号」のマーキングとして、劇中仕様となる1種類の塗装例がリーフレットに記載されています

●実車解説と塗装図を記載したリーフレットが付属
●ヨーロッパの牧歌的風景を描いたカラーのイラスト背景紙が付属しています

【 悪役1号 隊員集合セット (アスカモデル 1/72 プラスチックモデルキット TG-002) パッケージ内容 】

　・ 悪役1号 ×1
　・ フィギュア ×20
　・ 金属製スプリング ×1
　・ 金属ビス ×2
　・ イラスト背景紙 ×1
　・ リーフレット ×1
　・ 組立て説明書 ×1


●2016年 パッケージリニューアル（アスカモデル社製「悪役1号 隊員集合セット」にイラスト背景紙を追加したバリエーションキット）