



ドイツ 2号戦車L型 ルクス 偵察戦車 (Sd.Kfz.123) 第4装甲師団 (プラモデル)クラッシーホビー 1/16 プラキット No.MC16003 スケール:1/16
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![]() 「ドイツ 2号戦車L型 ルクス 偵察戦車 (Sd.Kfz.123) 第4装甲師団 プラモデル (クラッシーホビー 1/16 プラキット No.MC16003 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の軽戦車「2号戦車L型 ルクス」の「後期型」を1/16スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●偵察任務に特化した軽戦車として装甲偵察大隊に配備された「2号戦車L型 ルクス」の「後期型」を再現、千鳥式の足周りを備え、「パンター戦車」を小型化したようなマッシブなフォルムを再現した内容となっています ●車体前部に装甲板、戦闘室には誘導輪のパーツを利用して追加装甲を施した「第4装甲師団(第4戦車師団)」仕様車輌を再現しています 【 「ドイツ 2号戦車L型 ルクス 偵察戦車 (Sd.Kfz.123) 第4装甲師団」のキット概要 】●車体前部には装甲板、戦闘室前面には誘導輪利用の追加装甲を装着した、第4装甲師団仕様となる「2号戦車L型」の「後期型」を再現 ●ビックスケールの解像度の高さを活かして、細分化したパーツとモールドによりそのディテールを細かく再現 ●砲塔内部を再現 ●サスペンションアームなどの足周りは可動させることが可能 ●砲塔のハッチは開閉可動させることが可能 ●車体ハッチは開閉状態を選択することができる ●ペリスコープやクラッペの防弾ガラスなどを再現したクリアパーツが付属 ●エンジングリルの異物混入防止ネット、車載工具の固定ハンドルなどを再現したエッチングパーツが付属 ●履帯は、「2号戦車L型」用のシングルピン履帯、履板1枚ずつに分割したプラスチック製パーツと、金属製シャフトによる連結可動式 ●塗装例は、ドイツ軍の第4装甲師団仕様8種、国籍マークなどを再現したデカールが付属 【 「ドイツ 2号戦車L型 ルクス 偵察戦車 (Sd.Kfz.123) 第4装甲師団」のキット内容について 】●ドイツ軍の偵察用の軽戦車「2号戦車L型 ルクス」の「後期型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●新興メーカーながらも、スライド金型を使用したパーツ成型と、エッチング、クリアパーツ、金属製ワイヤーなどを交えた手馴れたパーツ構成で「2号戦車L型 ルクス」を再現、ビックスケールの解像度の高さを活かしフォルムはもとより、車体上のディテールを細かく再現した内容となっています ●サスペンションアームやショックアブソーバー、各転輪などは完成後も可動させることが可能で、連結可動式の履帯と相まって足周り全体の動く様子を楽しむことができます ![]() ●「2号戦車L型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●面で構成された「2号戦車L型」の砲塔形状を再現、砲塔のエッジ部分には溶接跡をモールドで再現しています ●「KwK38 20mm戦車砲」の砲身は一体成型のパーツで再現、スライド金型を使用して砲口やフラッシュハイダー後部の穴などを開口しています ・ 「防盾」は一体成型のパーツで再現、「装甲スリーブ」は別パーツとなっています ・ 「同軸機銃」は別パーツ化、スライド金型を使用して銃口を開口しています ・ 「防盾(砲身)」は、完成後も上下に可動させることができます ●砲塔は、上下及び前面、後面パネルに分割したパーツで構成 ・ 「車長ハッチ」「エスケープハッチ」は別パーツ化、開閉可動とすることができます ・ 上部の「回転式ペリスコープ」は別パーツにて再現、任意の角度で固定できます ・ 「ペリスコープ」はクリアパーツで再現 ・ 「クラッペ」は別パーツ化、内部機能も再現しており、開閉状態を選択できます ・ 「吊り下げフック」は、ベースとフックの2パーツに分割して再現 ・ 「アンテナマウント」は上下に分割したパーツで再現 ・ 「コンパス」は5パーツに分割して再現 ・ 「スモークディスチャージャー」は、筒を1本ずつ個別にパーツ化、プレート状のベースに取り付けます ●砲塔内部を再現、以下のパーツで構成しています ・ 機関砲の機関部 ・ 弾倉 ・ 同軸機銃の機関部 ・ 照準器 ・ 砲塔旋回装置 ・ 旋回ハンドル ・ 各座席 ・ 無線機 ・ 変圧器 ・ 各収納箱 ・ クラッペの内部機能 (防弾ガラスはクリアパーツ) ・ 水筒 など 【 車体上部 】 ●小ぶりな「2号戦車L型 ルクス」の装備品などを凝縮した車体上部レイアウトを再現、各部の溶接跡や尖頭ボルトなどをモールドで再現しています ●車体上部は、「車体前部」「戦闘室」「エンジンデッキ」「フェンダー」の各ブロックで構成しています ●「車体前部」は一体成型のパーツで再現 ・ 「予備履帯固定具」「牽引ワイヤー固定具」を別パーツ化して再現 ・ 「牽引ワイヤー」は、アイの部分はプラスチック製パーツ、ワイヤー本体は付属の金属製ワイヤーを使用して作製します ●「戦闘室」は一体成型のパーツで再現 ・ 「操縦手ハッチ」「無線手ハッチ」は別パーツ化しており、開閉状態を選択できます ・ 「クラッペ」は別パーツ化、内部機能も再現しており、開閉状態を選択できます ・ 前方の「装甲バイザー」を別パーツ化、開閉状態を選択できます ・ 「アンテナマウント」は一体成型のパーツで再現、戦闘室内側から突き出す軸のパーツのみを接着することで、完成後も起倒させることができます ・ 「アンテナマウント」に装着する「スターアンテナ」は、1本ずつパーツ化したプラスチック製パーツを軸のパーツへと取り付けて作製します ・ 「誘導輪」を利用した「増加装甲」は、1枚ずつ個別にパーツ化、配置を変更することができます ●「エンジンデッキ」は一体成型のパーツで再現 ・ 「エンジン点検ハッチ」は別パーツ化しています ・ 「吸気グリル」の異物混入防止ネットを再現したエッチングパーツが付属 ・ 後部のグリルは、縦方向のフレームと横方向のフレームを組み合わせて作製します ・ 後部グリル下部の「冷却ファン」などの内部構造を再現 ・ 「履帯交換用ワイヤー」は、アイの部分はプラスチック製パーツ、ワイヤー本体は付属の金属製シャフトを使用して作製します ●「フェンダー」はそれぞれ一体成型のパーツで再現、前後のマッドフラップは別パーツ化して再現しています ・ 「フェンダー支持架」は1枚ずつ個別にパーツ化 ・ 「マッドフラップ」の固定具はエッチングパーツで再現 ・ 「前部マッドフラップ」は、通常のタイプと簡易タイプとを選択することができます ・ 「車載工具類」は固定具を含まない状態で個別にパーツ化 ・ 「車載工具」の「固定具」はプラスチック製パーツで再現、ハンドルはエッチングパーツで再現しています ・ 「ジャッキ台」のバンドと固定具はエッチングパーツで再現 ・ 「ボッシュライト」は6パーツに分割して再現、内部のガラス部はクリアパーツで再現 【 車体下部 】 ●車体下部は、「2号戦車L型」の特徴となる波型の転輪を千鳥状に配置した構造を再現、サスペンションアームや各転輪などを可動させることができます ●車体下部は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します ・ 「サスペンションアーム」は「トーションバー」部分も再現、「トーションバー」の先端部分のみを接着することで上下に可動させることができます ・ 「ショックアブソーバー」は、シリンダー状に分割したパーツで構成、「サスペンションアーム」に合わせて可動させることができます ・ 「起動輪」「誘導輪」は表・裏に分割したパーツで再現、軸のパーツのみを接着することで回転させることができます ・ 「転輪」は個別にパーツ化、内蔵するキャップ状のパーツのみを「サスペンションアーム」に接着することで、回転させることができます ・ 前部の「追加装甲板」は、ステーを含めて一体成型となったパーツで再現 ●後部パネルは一体成型のパーツで再現 ・ 「排気管」は4パーツに分割して再現、先端部は開口しています ・ 「ジェリカンラック」は前後に分割したパーツで再現、固定バンドはエッチングパーツで再現しています ・ 「ジェリカンラック」に積載する「ジェリカン」(×3)が付属 ・ 「牽引装置」は4パーツに分割して再現、脱落防止チェーンはエッチングパーツで再現しています ・ 「尾灯」などを別パーツ化して再現 【 履 帯 】 ●履帯は、裏側のガイドが2枚となる「2号戦車L型 ルクス」用のシングルピン履帯を再現しています ・ 履帯は、履板1枚ずつを分割したプラスチック製パーツと、履帯ピンとなる金属製のシャフトで構成、金属製シャフトを通して各履板を繋いで行きます 【 アクセサリーパーツ 】 ●「第4装甲師団(第4装甲偵察大隊)」の車両を再現するためのアクセサリーパーツが付属、砲塔や車体へと取り付けます(説明書には装着位置を記載しています) ・ 弾倉ケース ×3 ・ 予備砲身ケース ×1 ・ 雑具箱(大) ×1 ・ 雑具箱(小) ×1 ・ 木箱(大) ×2 ・ 木箱(小) ×1 ・ 燃料用ジェリカン ×3 など ●ペリスコープやクラッペの防弾ガラスなどを再現したクリアパーツが付属 ●エンジングリルの異物混入防止ネット、車載工具の固定ハンドルなどを再現したエッチングパーツが付属しています ![]() 【 「2号戦車L型 ルクス」の塗装とマーキング 】 ●「2号戦車L型 ルクス」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる8種類の塗装例がカラー塗装図に記載されています ・ 第4装甲偵察大隊 第2中隊 12号車 ・ 第4装甲偵察大隊 第2中隊 14号車 ・ 第4装甲偵察大隊 第2中隊 17号車 ・ 第4装甲偵察大隊 第2中隊 21号車 ・ 第4装甲偵察大隊 第2中隊 41号車 ・ 第4装甲偵察大隊 第2中隊 11号車 など ●カラー塗装図の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています 【 「ドイツ 2号戦車L型 ルクス 偵察戦車 (Sd.Kfz.123) 第4装甲師団」のパッケージ内容 】・ 2号戦車L型 ルクス 後期型 ×1 ・ アクセサリーパーツ 一式 ・ 金属製ワイヤー ×2 ・ 金属製シャフト ×2 ・ エッチングシート ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ・ カラー塗装図 ×1 ●2016年 完全新金型 【 「Sd.Kfz.123 2号戦車L型 ルクス」について 】●ドイツ軍は1935年の再軍備化に伴い、「1号戦車」~「4号戦車」という4種の戦車に絞って開発と生産を開始します ●「2号戦車」の本来の目的は「偵察用」と定義付けされていましたが、「3号戦車」「4号戦車」の生産が間に合わないことから、ポーランド戦では戦車部隊の主力、フランス戦では主力戦車の補助として用いられました ●また、その開発時期におけるドイツの戦車技術に問題もあり、「2号戦車」は「3/4号戦車」と同程度の機動性能を持っている程度でしかなく、機動性能を重視する偵察用戦車としては性能的に問題がありました ●そこで、1938年ごろから偵察用戦車の新規開発を開始しますが、仕様の違いと用兵上の観点などが錯綜し「1号戦車C型」「2号戦車G型」「2号戦車H型」「2号戦車L型」「レオパルト」などの多車種の開発が同時進行で行われる事態となります ●しかし、これらの偵察用戦車の開発が始まって暫くした後に第2次世界大戦が開戦、戦車開発の現場では既存の戦車の改良に手一杯の状態となり、さらに1941年になると新たな戦車「タイガー 1」「パンター」の開発が始まります ●これら戦車部隊の主力となる戦車の開発が優先されたため、偵察用戦車の開発はスローペースにならざるを得ず、「1号戦車C型」と「2号戦車G型」は少数生産にとどまり、「2号戦車H型」「レオパルト」は実現化することはありませんでした ●このような偵察用戦車生産の中で成功作として頭角を表したのが「2号戦車L型」で、試作車は1942年4月に完成、試験の結果も良好で、800両という量産計画が立てられます ・ 「2号戦車L型」は、従来の「2号戦車A型」~「2号戦車F型」とは異なる全くの新規開発車両となっており、F型よりも広幅の車体にトーションバーサスペンションと千鳥式の大型転輪を装備、最大装甲は30mm厚に過ぎませんでしたが、180馬力のエンジンを搭載し最高速度60km/hという高い機動性能を発揮することができました ・ 主砲は「KwK38 20mm戦車砲」を搭載、ただし将来の武装強化を考慮して砲塔のサイズは「50mm砲」クラスを搭載できるよう余裕を持たせました ・ 乗員は、車長、砲手、操縦手、無線手の4名で、F型までの「2号戦車」シリーズよりも理想的な乗員配置となり、偵察用戦車としては優れた能力を秘めていました ・ もっとも、コンパクトな車体に乗員を収めたことから、スペース的な余裕は少なく、操縦手ハッチと無線手ハッチは内開きとなる特殊な構造となっています ●ところが、「2号戦車L型」の量産が始まった1942年の後半の時点では、ドイツ軍の戦況は不利な方へと傾き始めており、軽装甲の偵察用戦車の存在意義が問われるようになってしまいます ●また、ドイツ軍では偵察用の装甲車両として各種装輪装甲車が充実し、装軌式車両である「2号戦車L型」と比べると装輪式装甲車の生産コストの方が遥かに低く、武装自体も「2号戦車L型」と同等以上を装備することができたため、結局「2号戦車L型」の生産は100両のみにとどまります ●「2号戦車L型」は主に国防軍の「第4戦車師団」と「第9戦車師団」へと集中配備が行われ、各師団内の装甲偵察大隊が装備、戦車師団の目となって東部戦線を中心として活躍しました ●「第4戦車師団」における「2号戦車L型」は車体前面に10mm厚の追加装甲を装着、戦闘室前部には誘導輪を利用した追加装甲を取り付け、装甲の薄さをカバーしています ●「2号戦車L型」は、ドイツ軍戦車の中においては極めて少ない生産数でしたが、それまでに培われたドイツ戦車技術の粋を集めた戦車であり、トーションバーサスペンションにダンパー、ショックアブソーバーを装備する贅沢な走行装置に裏付けられた軽快な機動性能、小さなスペースに乗員を収める数多くの工夫、ドイツ的な平面で構成した機能美など、その存在は際立ったものとなっています ●なお、この少ない生産台数においても「2号戦車L型」はドイツ軍戦闘車両の常として生産工程において多くの細かな改修が行われており、「後期型」では砲塔後部のエスケープハッチを大型化しているのが主な特徴となります ![]() ![]() ![]() ![]()
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