ミリタリー・クラシックス Vol.55 (雑誌)イカロス出版 ミリタリー クラシックス (MILITARY CLASSICS) No.055 スケール:書籍
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「ミリタリー・クラシックス Vol.55 雑誌 (イカロス出版 ミリタリー クラシックス (MILITARY CLASSICS) No.055 )」です(2016年10月21日発売)●現代ではなく、第2次大戦以前の時代に遡り、各国で用いられた特定の陸海空の兵器や戦史などにスポットを当て、幅広い知識を裏づけにした情報をわかりやすく整理して解説する季刊誌「ミリタリー・クラシックス」です ●「ミリタリー・クラシックス Vol.55」では、日本陸軍の重爆撃機「97式重爆撃機」「100式重爆撃機」、そして第2次世界大戦時における「フィンランド軍戦車」を特集します 【 巻頭特集 】 戦空を奔る義烈の駿翼 97式重爆と100式重爆 「呑龍」 ●1935年から開発が始まった爆撃機「キ21 (後の「97式重爆撃機」)」は、爆弾搭載量はやや少なく、航続距離は平均的でしたが、 同世代の爆撃機より高速性に秀でた双発機で、日本陸軍の爆撃機の主任務である敵航空戦力を敵基地で撃破する「航空撃滅戦」に最適の重爆となりました ●ここにおいて日本陸軍の爆撃機は世界レベルに比肩するものとなり、「97式重爆撃機」は「支那事変」や「ノモンハン事件」、さらに太平洋戦争の中盤まで陸軍重爆撃隊の主力として活躍しています ●そして1937年からはその「97式重爆撃機」の後継機である「キ49 (後の「100式重爆 呑龍」)」の開発が開始され、大戦中盤に実戦投入されました ●この「100式重爆撃機」は発動機の不調が相次ぎ、また守勢に回った戦局もあり、「97式重爆撃機」ほどには大きな活躍は見せられませんでしたが、終戦まで激闘を続けています ●巻頭特集では、日本陸軍重爆隊の主力として戦った「97式重爆撃機」と「100式重爆撃機」にスポットを当て、開発の経緯、メカニズム、型式、戦闘記録、戦術など様々な観点から解説して行きます 【 第2特集 】 森と湖の戦場を駆けた鋼の狼たち 第2次大戦のフィンランド軍戦車 ●第2次世界大戦時のフィンランドは戦車を自国で生産する程の工業力はなく、輸入した戦車も極少数で性能的にもソ連戦車に太刀打ちできず、「冬戦争」時のフィンランド軍は戦車戦力皆無の状態で戦いに望まなければなりませんでした ●しかし、フィンランドは「森と湖の国」と呼ばれるように、戦車運用には向かない地形が多く、針葉樹林などの遮蔽物も多くあり、フィンランド軍は地形を活かしてソ連軍戦車を数多く撃破、その際に鹵獲した車両も多く、「冬戦争」の終結後のフィンランド軍はソ連製の戦車を揃える戦車部隊を創設するに至りました ●ところが、1939年の「冬戦争」から1941年の「継続戦争」までの戦車の発達は目覚しいものがあり、「冬戦争」時に鹵獲したソ連戦車は「継続戦争」時にはもはや旧式化が目立ち、フィンランドはその乏しい工業力を駆使して「BT-7」をベースとした突撃砲「BT-42」を作り出します ●「BT-42」は陣地戦では有効な車両でしたが、分離装薬により発射速度が遅く、主砲も低伸弾道性能に劣り、戦車戦には向かない車両でした ●そこでフィンランド軍はドイツに救いを求め、対戦車砲などと共に「3号突撃砲G型」を輸入することに成功、この「3号突撃砲G型」はソ連軍の攻勢時において、ソ連戦車相手に大きな戦果を挙げることになるのです ●第2特集では、フィンランドとソ連の間で戦われた2度の戦争「冬戦争」と「継続戦争」において、フィンランド軍が敵であるソ連軍から鹵獲する、またはドイツから輸入するなどしてかき集め、運用した多種多様な戦車を紹介します ●さらにフィンランド軍の戦車部隊の運用・編制、戦車部隊の戦歴や戦車エースまで解説、小国ながらソ連軍と互角に渡り合ったフィンランド軍の「虎の子」である戦車部隊を深く解剖します 【 「ミリタリー・クラシックス Vol.55」の内容目次 】■ 巻頭特集 : 戦空を奔る義烈の駿翼 97式重爆と100式重爆「呑龍」 ●97式重爆/100式重爆 名シーンセレクション ・ タムスク爆撃 ・ マレー攻略戦 ・ ダーウィン空襲 ・ 義号作戦 ●これが「97重爆」と「義烈空挺隊」だ! ●「97式重爆撃機」「100式重爆撃機」実戦塗装図集 ●「97式重爆撃機」「100式重爆撃機」のメカニズム ●日本陸軍の重爆開発史と「97式重爆撃機」「100式重爆撃機」の開発経緯 ●「97式重爆撃機」「100式重爆撃機」運用と部隊編制 ●「97式重爆撃機」「100式重爆撃機」各型式解説 ●「97式重爆撃機」の戦術・戦法 ●双発の侍魂「97式重爆撃機」「100式重爆撃機」の戦歴 ●陸軍重爆撃機の機長になってみよう! ●まけた側の良兵器集 ●徹底比較! 「97式重爆撃機」「100式重爆撃機」vs.他軍の双発爆撃機 ●ランダムアクセス ■ 第2特集 : 森と湖の戦場を駆けた鋼の狼たち 第2次大戦のフィンランド軍戦車 ●フィンランド軍戦車の塗装とマーキング ●フィンランド軍戦車隊 in the Beginning ●フィンランド軍の戦車運用・部隊編制 ●フィンランド軍装備戦車カタログ ●極北の砲炎機龍 フィンランド軍戦車の戦闘記録 ●フィンランド軍の戦車関連人物伝 ■ 連 載 ●ねいばるインスティテュート ●帝国軍人MMK ●クラシック軍装研究室 ●マンガ世界の艦船戦史 ●WW1兵器名鑑 ●Benvenuti!知られざるイタリア将兵録 ●奮戦の航跡 この一艦 ●陸海軍航空隊 蒼天録 ●第2次大戦全戦史 ●特殊作戦行動 ●ミリタリー人物伝 ●栄光なき敗者の栄光 ●歴史的兵器小解説 ●オルタナティブ・ワールド ●世界の軍用銃 in WW2 ■ 情 報 ●ワンフェスレポート 【 「ミリタリー・クラシックス Vol.55」の仕様 】●版型 : AB版 / ソフトカバー ●全166ページ ●発行日 : 2016年12月1日 ●コード : 4910184411263
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