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「デカールのり (軟化剤入り) 定着剤 (タミヤ メイクアップ材 No.87193 )」です●デカールの密着性を高めながら、しっかりと定着させてくれる液体のり、「デカールのり (軟化剤入り)」です。 ●張りの強い(固い)デカールや、古くなったキットのデカール、一部の海外メーカーのキットのデカールなど様々なデカールに対応、凹凸面や曲面にデカールを馴染ませながら定着を高めてくれる専用の「軟化剤入りのり」です。 ●「デカールのり (軟化剤入り)」は、デカールの定着力を高めるため、デカールを貼る「前に」、デカールを貼付する予定のポイントにあらかじめ塗って使用するデカール添着剤です。 【 デカールのり (軟化剤入り) (タミヤ メイクアップ材 No.87193) の製品内容 】●デカールを台紙から剥がした時、やや張りが強く固く感じる時、古くなってしまったデカール、もともと定着成分が弱いデカールなどに対応、デカールを柔らかくして定着成分を補填するデカール用の「のり」です。 ●「デカールのり (軟化剤入り)」は、塗布しやすい濃度で調整されたサラっとしたタイプ、薄めずそのまま使用します。 ●蓋の裏側にハケが付いていますので、デカールを添付する場所にそのまま塗ることができます。 ●「デカールのり (軟化剤入り)」は、貼る直前にデカールの添付箇所に「デカールのり (軟化剤入り)」を塗り、デカールを柔らかくしながら、デカールの粘着力を高めることができます。 ●はみ出してしまった部分は水をつけた綿棒や布などで簡単にふき取ることができます。 ●有機溶剤を含んでいますので、初めて使う時には塗装面に対する耐性を確かめてから使用することをお勧めします。 ■ デカールのり (軟化剤入り) 使用方法 ●デカールを貼る部分に「デカールのり (軟化剤入り)」を塗り、その上にデカールを貼ります。 ●柔らかい布や綿棒などでデカール内側に残った気泡を押し出しながら水分を取ります。 ●デカールを柔らかくする成分を含んでいますが、デカール貼付後凹凸面への密着が弱いと感じた時には「マークフィット」「マークフィット ハードタイプ」などのデカール軟化剤を併用して下さい。 【 デカールのり (軟化剤入り) (タミヤ メイクアップ材 No.87193) 製品仕様 】●正味量:10ml ●成分:液体のり、水、有機溶剤 ●用途 : デカール用のり、軟化剤 【 デカール軟化剤・添着剤 について 】●プラモデルに付属しているデカールの仕様は各メーカーごと、同一メーカーであっても製品ごとに千差万別で、デカールの厚み、プリントの質、色の濃さなど、様々な違いがあります。 ●また、キットを購入し長期間保管している場合、一部のデカールを除き、付属しているデカールの表面が徐々に乾きはじめ、それに伴い定着成分が弱くなってしまいます。 ●特に、海外メーカーのキットは、カルトグラフなど特殊な印刷を除き、このような傾向が顕著で、経年変化によるデカールの定着成分の劣化や、場合によっては購入して間もない時期でも定着度が弱いことなど、よくあることです。 ●キットに付属するデカールを、「ワレやヒビなくそのまま使用することができるのか?」「あらかじめ定着成分を補う必要があるのか?」「乾いた後にしっかりと定着し続けてくれるのか?」など、これらのデカールにまつわる判断はケースバイケースと言うしかなく、また、モデラーによっても得意とする対処方法が異なり、様々なキットのデカールをそつなく綺麗に定着させることができればベテランモデラーのハードルをひとつ越えることができたと言えるほど、意外に難しい作業のひとつです。 ●その昔、「木工用ボンド」や「のり」を水で溶かしデカールの定着成分を補なっていましたが、今は専用の添着剤・軟化剤が揃っています。 ●薄かったり、定着力の弱いデカールに特化した専用の「のり」がデカール添着剤で、デカールの定着成分「のみ」を補うツールが、「デカールのり」や、「デカールのり (濃縮タイプ)」となります。 ・ このような「のり」の成分だけのデカール添着剤は、デカール軟化剤を含んでいないので、塗布後デカールに歪みやズレが発生することが少なく、デカールを狙った場所へと確実に貼ることができます。 ●本製品「デカールのり (軟化剤入り)」は、デカール軟化剤を含んだデカール用の液体のりで、あらかじめ模型表面に塗布することでデカールを凹凸面や曲面に馴染ませながら定着成分も強くすることができる、「Mr.マークセッター」と同じ1本で2役を兼ねた便利な定着剤です。 ●ただ、「マークフィット」などの専用の軟化剤に比べて、若干弱目に調整していますので、本製品単体では曲面に密着しきれない場合もあります。 ・ そのような場合には「マークフィット」「マークフィット ハードタイプ」などのデカール軟化剤をデカールを「貼った後に」併用します。 ●「のり」「のり+軟化剤」のデカール添着剤では、デカール自体の「張り」が強い場合、模型表面の曲面や凹凸に密着しにくく、また定着剤が不要な場合には、「マークフィット」「マークフィット ハードタイプ」などのデカール軟化剤のみをデカールを「貼った後に」使用します。 ●古くなったデカール、台紙が変色しているデカール、表面部分にひび割れが発生しているデカール、見るからに固いデカールなど、そのままではデカールの使用を躊躇する場合、このようなデカール添着剤はその定着を補助し、模型製作においてとても役立つツールです。 ●もっとも、デカールを綺麗に貼付するには、このようなデカール添着剤やデカール軟化剤を使うだけでできるものではなく、実際に手を動かし、失敗や成功を繰り返した経験を積み重ねることで、徐々にそのコツを掴むのが一番大事なポイントと言えます。 ●ただ、難しく考えすぎるとデカール貼付へのプレッシャーが高まるだけですので、デカール貼付はあくまでも模型作りでの工程の一つとして、多少の位置ズレや歪みなどを無視するぐらいの緩やかな気持ちで、様々なキットに触れながら得意な方法を確立して行くと良いでしょう。
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