ジェットビートル w/ハイドロ ジェネード サブロケット
「ジェットビートル w/ハイドロ ジェネード サブロケット (プラモデル) (ハセガワ ウルトラ シリーズ No.65812 )」です
●特撮TVドラマ「ウルトラマン」第16話「科特隊宇宙へ」などに登場、宇宙空間での作戦行動を可能にした「ジェットビートル w/ハイドロ ジェネード サブロケット (宇宙ビートル)」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●ハセガワ社製「ジェットビートル」のキットをベースに、ロケット弾の武装パーツを省き、新規金型の「ハイドロ ジェネード サブロケット」パーツをセット、コクピット内に配置できる「科学特捜隊員フィギュア(3体)」もセットしたバリエーションキット
●本キットでは、飛行機のハセガワなりの解釈で、勇ましくタフなジェットビートルの最大公約数的なフォルムを再現、劇中のプロップモデルではなく、実際に存在するかのような「if機」としての「ジェットビートル」を再現した内容となっています
【 ハイドロ ジェネード サブロケットを装着したジェットビートルの初登場回 ~科特隊宇宙へ~ 】について
●人類最初の金星探検を目指し、毛利博士が開発した宇宙ロケット「オオトリ」が発射された
●ロケット発火装置に不安を抱えた「オオトリ」が無事に宇宙へと飛び立つことができるよう、科学特捜隊の「小型ビートル」が「オオトリ」に随伴、無事に発射を終えた「オオトリ」であったが、宇宙空間を航行中、謎の衛星が迫る
●この謎の「衛星」の正体はバルタン星人が操る宇宙船であった
●同時期、聞いたこともない怪電波を受信した科特隊では、全宇宙語翻訳機「パンスペースインタープリター」を使い怪電波の解析に成功、いち早くバルタン星人の暗躍を察知した科特隊は、「オオトリ」の異変を知るや否や救助に向かうことを決意する
●しかし、「オオトリ」救助にはひとつの問題があった、あまりの高速で飛行する「オオトリ」には通常のロケットでは追いつくことができないのだ
●「オオトリ」に追いつくためには、岩本博士の開発した「フェニックス」ロケットで飛行する方法も考えられたが、もしこの異変の原因がバルタン星人の介入にあった場合、丸腰の「フェニックス」では太刀打ちすることができない
●そこで岩本博士は村松隊長に一つの提案を進言する、それは「フェニックス」用に開発した「ハイドロジェネートロケットエンジン」を「ジェットビートル」へと装着するという方法だ
●「ハイドロジェネートロケットエンジン」の運用には慎重を期す岩本博士にとって、これはかなり冒険的な発案であったが、「オオトリ」救助のためにいかなる危険もいとわない村松隊長はこの提案を即座に受け入れ、急遽「ジェットビートル」へ「ハイドロジェネートロケットエンジン」の取り付け作業が進められる
●大気圏外でも充分な活動ができるよう、水爆の原理を応用した「ハイドロジェネートロケットエンジン」を装備した「ジェットビートル」は、およそ27万km離れた「オオトリ」の救助に向かうべく、機首を上げ大空の彼方、宇宙空間へと飛び立っていくのです
【 ジェットビートル w/ハイドロ ジェネード サブロケット (ハセガワ ウルトラ シリーズ No.65812) プラモデルの内容 】
●この「ジェットビートル w/ハイドロ ジェネード サブロケット (宇宙ビートル)」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
「ジェットビートル」機体全体
●「ジェットビートル」の機体は上下分割のパーツで構成、機体上部のキャノピー周辺、前翼、主翼、垂直尾翼は別ブロック化して再現しています
・ 機体全体にはパネルラインや点検用ハッチなどを繊細な凹モールドで彫りこんで再現しています
・ また、主翼や尾翼にはフラップや補助翼などを現用機からの解釈を加えてモールド化して再現しています
●機首上部に設置された通信用アンテナは別パーツ化して再現
・ センサー用のクリアパーツも付属しています (取り付けの際にはアンテナパーツを加工する必要があります)
●コクピットの左右に設けられたエアインテーク部は先端部分を別パーツ化して再現
●機体尾部に設置した2基のジェットエンジンノズルをリアルに再現
・ 2基のノズルはそれぞれ個別にパーツ化、ノズルリングも別パーツ化しており、細かな彫刻でリング部の凹凸を再現しています
●着陸時に展開する3本の脚を再現したパーツも付属しています
前翼・主翼・尾翼
●前翼は一体成型のパーツで再現、センサーポッドの丸みをリアルに再現すべく、ポッド下部のみを別パーツ化しています
●主翼は上下分割のパーツで構成
・ 主脚下面に着陸脚を設置する場合には、主翼に穴あけ加工をする必要があります
ハイドロ ジェネード サブロケット
●尾翼及び主翼を連結するように装備された「ハイドロ ジェネード サブロケット」を再現したパーツをセット
・ 3基のロケットエンジンはそれぞれ独立したブロックで構成、それぞれを組み立てた後、尾翼と主翼翼端に取り付け、カーブのかかった支柱パーツを取り付けます
・ エンジンポッド先端内側はシャッター状のパネルとして解釈、尾部はフィンを設けた形状で再現しています
・ 「ハイドロ ジェネード サブロケット」パーツ上にもパネルラインや点検ハッチなどの凹モールドが彫りこまれれいます
コクピット
●キャノピーは周辺の機体上部と一体化したパーツ、クリアー成型となっています
・ コクピットウインドはもとより、クリアー成型を活かして丸窓も透明な状態で再現することができます
・ キャノピーフレームはパーツ上に凸モールド化して再現しています
●コクピット部は独立したブロックで再現
・ コクピット部分のフロアパーツに、操縦席などのシート、計器盤、操縦桿、後部隔壁などを取り付けて組みたてます
・ 計器盤のメーター面などを付属のデカールで再現しています
・ 昇降用のステップを別パーツ化して再現しています
●操縦席などに着座する科学特捜隊隊員のフィギュア3体が付属
・ 1/72スケールながら、科特隊の戦闘服を着用した姿で再現、ヘルメットのバイザーや戦闘服の襟、ネクタイなどを繊細なモールドで再現しています
・ 科特隊の隊員は胴体から足にかけて一体成型化したパーツ、頭部、腕部は別パーツ化していますので、腕や頭部の角度を変えてフィギュアに表情をつけることができます(2体のみ、1体は頭部のみ別パーツ)
・ 3体とも着座姿勢となっています
その他付属品
●ディスプレイ用の専用スタンドが付属
・ ディスプレイスタンドは「ジェットビートル」を安定して飾ることができるよう、円形の台座とL字のアームで構成しています
・ 支柱の取り付け角度を変えて、4段階に角度を変更することができます
・ 付属のデカール内にディスプレイを飾るネーム用のロゴやマークがセットされています
●キャノピーや丸窓用のマスキングシールが付属
・ 丸窓の部分はカットラインが切り込まれていますが、キャノピー窓は自らカットする必要があります
「ジェットビートル w/ハイドロ ジェネード サブロケット」機体マーキング
●付属のデカールで
・ 117号機
・ SIII(S111)号機
を再現することが可能です
●「ジェットビートル」の機体を彩る「赤」「白」の塗りわけ部分、機体番号、科学特捜隊のシンボルマーク、コーション類、ディスプレイスタンド用のネーム類などを再現したデカールが付属しています
●「ジェットビートル」の完成時のサイズ
・ 全長 : 259mm
・ 前幅 : 193mm
●パーツ数 : 77
【 ジェットビートル w/ハイドロ ジェネード サブロケット (ウルトラ シリーズ No.65812) パッケージ内容 】
・ ジェットビートル ハイドロジェネード サブロケット装備 ×1
・ 科学特捜隊 隊員 ×3
・ ディスプレイスタンド ×1
・ デカール ×1
・ マスキング用シール ×1
・ 組立説明書
●2004年 一部新金型
●限定品
【 ウルトラマンに登場した「ジェットビートル」について 】
●科学センターの「岩本博士」が科特隊専用機として「空対空」「空対地」における「戦闘攻撃」だけでなく、「兵員輸送」「移動作戦室」等、科特隊で想定されたあらゆる作戦行動に対応できるように開発された万能機です
●強力な動力を備えながら、様々な攻撃能力を有すると思われる「怪獣」に対抗する機体として開発されたため、強靭な防御力も併せ持っているのが特徴で、できるだけ抵抗を避けるかのように、コクピットは胴体に埋め込まれ、流線型の機体フォルムを崩さない美しいプロポーションを保持しています
●前翼(カナード)と後翼を組み合わせ機動性を高めたエンテ翼を採用、大きく後退角のついた主翼の端にはミサイル(ロケット)を装備することができ、前翼端にはセンサーポッドを装備しています
●主武装として機首にはレーザー砲、主翼翼端にミサイル(ロケット))ランチャーを装備していますが、想定しがたいあらゆる状況に対応できるようオプション装備の増設が可能で、翼下や機体下部のハッチ内部にミサイルや多連装ロケットランチャーなどを装備することができます
●また、コックピット内部には直接照準で攻撃することが可能な銃架が設置されており、イデ隊員が開発した「マルス133」や「QXガン」を装備して攻撃をしているシーンもあります
●「ウルトラマン」の劇中では、日本支部に所属する「S111」「S115」「117」「118」の4機が登場、それぞれに機体マーキングが微妙に異なっています
●「ジェットビートル」は科特隊本部に地下設置された格納庫からリフトハンガーを使いデッキまで上がり、VTOL機の特性を活かしカタパルトからの補助力を使うことなく自力で発進、登場しない回を数える方が早いほど数多くのシーンで活躍をします
●「ジェットビートル」は次々と姿形を変えて現れる様々な怪獣に立ち向かい、時には撃破、破壊もされますが、堅牢な機体を盾にしつつ、主翼のロケット弾、新開発のミサイルやレーザーを使い、地球の安全を守るべウルトラマンとともに戦い続けたのです