ピットロード 海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう 1/350 塗装済み完成品 （JBM） JBM007 完成品

「海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう （完成品） (ピットロード 1/350 塗装済み完成品 （JBM）  No.JBM007 )」です

●海上自衛隊の通常動力型潜水艦「そうりゅう型」を1/350スケールで再現したプラスチック製塗装済み完成品モデル

●2009年から竣工した海上自衛隊の最新鋭潜水艦「そうりゅう型」を再現、葉巻型の船体構造に、艦尾にクロス状となる舵（X舵）を装備した特徴的なシルエットを再現した内容になっています。

●ピットロード社製「海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう」のデカールを改めたリメイク版になります。

●艦名表示と艦番号は付いていない状態となっており、付属するデカールを使用して艦名表示と艦番号を再現します
　・ デカールシートには、「SS-501 そうりゅう」「SS-502 うんりゅう」「SS-503 はくりゅう」「SS-504 けんりゅう」「SS-505 ずいりゅう」「SS-506 こくりゅう」「SS-507 じんりゅう」「SS-508 せきりゅう」「SS-509 せいりゅう」「SS-510 しょうりゅう」「SS-501 おうりゅう」「SS-512 とうりゅう」までの全12隻分の艦名表示、艦番号をプリントした新規デザインデカールが付属、この中から1隻を選択して使用します。

海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう (ピットロード 1/350 塗装済み完成品 (JBM) JBM07) 完成品の概要

●海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう型」を再現した塗装済み完成品モデルです。

●ピットロード社製「海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう」のキットを組立塗装した塗装済み完成品モデルになります。
●彩色済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、そのままディスプレイすることができます。

●「そうりゅう型」の船体はプラスチック製パーツを主体に構成しているので、船体のパネルライン、ハッチなどのディテールなどをシャープに仕上げて、かっちりとしたシルエットを演出、実感溢れる完成品モデルとして楽しむことができます。

●「そうりゅう型」の葉巻型の船体形状を再現、船体、セイルの「吸音タイル」、独特のパターンで塗られた潜望鏡及びアンテナ類、クロス状となるX舵、そして特殊な形状となるスクリューなどを装備したシルエットとディテールを再現しています。
　・ 艦橋上部の各潜望鏡、アンテナ類は上げた状態で再現しています。

●「そうりゅう型」の船体全体となるフルハル状態を再現しています。

●展示用のディスプレイスタンドが付属。

●「そうりゅう型」は実艦の塗装に基づいて、船体全体をマットブラックで塗装しています。
　・ 潜望鏡はシルバー、中央のアンテナ類はホワイトにグレーの斑点が入った状態、スクリューはカッパー（銅色）で塗り分けています。
　・ 喫水線表示はタンポ印刷でマーキングしています。
　・ 艦名表示と艦番号はデカールを貼って再現、「SS-501 そうりゅう」「SS-502 うんりゅう」「SS-503 はくりゅう」「SS-504 けんりゅう」「SS-505 ずいりゅう」「SS-506 こくりゅう」「SS-507 じんりゅう」「SS-508 せきりゅう」「SS-509 せいりゅう」「SS-510 しょうりゅう」「SS-501 おうりゅう」「SS-512 とうりゅう」の艦名表示、艦番号が付属しており、1種を選択して使用します。
　・ 日章旗、自衛艦旗を再現したデカールも付属しています。

海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう (ピットロード 1/350 塗装済み完成品 (JBM) JBM07) 製品仕様

●塗装済み完成品
●製品素材 ： ABS

●「海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう型」のサイズ
　・ 全長 ： 240mm

海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう (ピットロード 1/350 塗装済み完成品 (JBM) JBM07) パッケージ内容

●潜水艦 そうりゅう型 ×1
●ディスプレイスタンド ×1
●デカールシート ×1
●マーキングガイド ×1

海上自衛隊 潜水艦 そうりゅう型 について

●潜水艦そうりゅう型は、2009年3月にネームシップとなる「SS-501 そうりゅう」が就役した海上自衛隊の新型潜水艦です。

●原子力潜水艦は、推進力を得るために酸素を必要とせず、化学反応によって酸素を供給することも可能なため、乗員の食料等の確保を除けば、極めて長期間に渡り潜行することが可能です。
●対してディーゼルエンジンを搭載する通常動力型潜水艦は、エンジンを動かす際には酸素を消費し、同時に乗員用の酸素も必要なため、一定の時間毎に浮上やシュノーケルによる空気の取り入れるシステムとなっています。
●このため、潜水艦の動力源としては原子力が望ましいのですが、海上自衛隊の潜水艦では、日本の沿岸部での活動が中心なことと、国の政策として自衛隊の艦には原子力を使用しないこと、そして通常動力型の潜水艦がバッテリー航行した場合は原子力潜水艦よりも静寂性が高いことなどを理由に、通常動力型潜水艦を建造し、整備してきました。

●ただし、上記のような通常動力型潜水艦の欠点を克服する努力も行われ、海上自衛隊初として、非大気依存推進（AIP）を装備した潜水艦として建造が行われたのが「そうりゅう型」です。
　・ 「そうりゅう型」は、動力源として最もエネルギー交換率が良い「スターリング・エンジン」を搭載、同エンジンは通常のディーゼルエンジンよりも酸素の使用量が極めて少ないのが特徴です。
　・ ただし、「スターリング・エンジン」は大きな出力を得ることが難しく、高速航行用としてディーゼルエンジンも搭載しています。
　・ 「スターリング・エンジン」を搭載した「そうりゅう型」は2週間という水中持続力を誇り、この時間は従来の潜水艦とは比較にならない性能となっています。
　・ 「そうりゅう型」の船体は先代のおやしお型（1998年～2008年就役、同型艦11隻）と同様の葉巻型ですが、舵に水中運動性が高く破損の危険性の少ないX舵を採用、上部構造物にも吸音タイルを貼り、流線形化されたセイル前面基部など、既存の艦と異なった外観となり、性能も大幅に向上しています。
　・ さらに、2020年（令和2年）就役の11番艦「おうりゅう」、12番艦「とうりゅう」からAIPシステム及び鉛蓄電池の代わりにリチウムイオン蓄電池を搭載し、より一層の水中行動能力向上を図っています。

●通常動力型潜水艦の建造と整備に特化せざるを得なくなった海上自衛隊は、この分野での建造技術を切磋琢磨し向上させ、通常動力型潜水艦の性能は世界でトップレベルであり、原子力潜水艦までを必要としない各国の海軍から熱い視線を浴びています。
●日本では武器輸出に関する3原則により、潜水艦などの装備を輸出することはできませんが、近年この3原則を見直す動きがあり、「そうりゅう型潜水艦」は世界各国の海軍から最も注目を集める存在になっているのです。