イギリス歩兵 (ノルマンディ 1944)
「イギリス歩兵 (ノルマンディ 1944) (プラモデル) (ドラゴン 1/35 '39-'45 Series No.6212 )」です
●「イギリス歩兵 (ノルマンディ 1944)」です
●第2次世界大戦後期におけるイギリス軍歩兵6体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「イギリス軍歩兵」について 】
●第2次世界大戦時のイギリスは、第1次世界大戦における経験から総力戦の実情を踏まえており、イギリス陸軍ではそのような背景をベースとして、削減できることは削減するという体制が採られていました
●このため、多くの兵員を必要を抱えるために、1個人の装備が全体のコストに大きく影響する歩兵に関しては徹底した削減が求められ、その装備は他国と比べて質素なものとなっています
●歩兵が通常着用する「野戦服」は、裾の部分が大きくカットされたものとなり、戦闘靴は短靴にレギンスといったコストの低い形態を採用していました
・ 大戦後期のドイツ軍の服装が、このようなイギリス軍タイプに似たものと変化したのは、コストの低減を図ったものです
●他国の軍隊では、銃の種類によって専用のタイプとなるマガジンポーチも、共用として大型のタイプを使用、この大型のマガジンポーチは弾薬だけではなく、兵士個人の日用品を入れる雑嚢を兼ねたものでした
●また、ライフルに装備される銃剣は、コストの高い剣タイプから、「刺す」だけに特化した低コストのスパイクタイプへと移行、その他にも小火器などの装備もできる限り省力化が行われています
●このような歩兵装備の低コスト化は、連合軍の物量作戦からは想像し難いものがありますが、総力戦を踏まえたイギリスの思想は、イギリス連邦軍というシステムにより多くの他国の兵士を抱える陸軍兵力の基礎作りに大きく貢献したのでした【 「イギリス歩兵 (ノルマンディ 1944)」のキット内容について 】
●この第2次世界大戦後期におけるイギリス軍歩兵を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ドラゴン社がフィギュアを精力的に製品化していた頃の製品で、デッサン、ポージング、服の皺の表現、全体の雰囲気など現在のキットと比べて遜色はなく、フィギュアキットの定番的なアイテムとなります
・ ディテールに関しては現在のキットよりも若干大人しめとなっています
●前線におけるイギリス軍歩兵の緊張感を持った状態が表現されており、機関銃の援護下に警戒しながら前進を始めようとしているシーンとなっています
・ 緊張感の有るポーズですが、汎用性が高く、ドラゴン社製「ファイアフライ Vc型」などイギリス軍車輌と並べて配置するだけで、より臨場感有るイギリス軍の風景が演出できるでしょう
●フィギュアの内訳は、下士官1体、機関銃手1体、小銃手4体の合計4体です
●服装は、「野戦服」を着用、ヘルメットを被った姿です
・ この服装は、冬季時、熱帯地以外の典型的なイギリス連邦軍兵士の服装となります
・ ヘルメットは、カバー等が付いていない状態と、偽装網を付けた状態とが付属しており、選択して使用します
●服の皺の表現はスケールに沿ったものとなっています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成です【 「イギリス歩兵 (ノルマンディ 1944)」のフィギュアのポージングについて 】
●下士官のフィギュアは、 サブマシンガンを両手に持ち、立った状態で周囲を警戒しているポーズ
●機関銃手のフィギュアは、伏せた姿勢で機関銃を撃っているポーズ
●小銃手のフィギュアは
・ 両手でライフルを持って立ち姿で待機しているポーズ
・ ライフルを両手に持ち、警戒しながら歩いているポーズ
・ ライフルを片手に持って、匍匐前進しているポーズ
・ 片膝を付いた状態で、片手でライフルを持ち、前方を注視しているポーズ
【 付属している装備品類 】
・ ブレン軽機関銃 ×2
・ エンフィールド・ライフル ×4
・ ステン・サブマシンガン ×3
・ ヘルメット ×6
・ ヘルメット(偽装網、偽装布付き) ×6
・ 水筒 ×6
・ トレンチグッズ ×6
・ 銃剣 ×4
・ マガジンポーチ ×12
など【 「イギリス歩兵 (ノルマンディ 1944)」のパッケージ内容 】
・ フィギュア ×6体
・ フィギュアの装備品類 一式