アメリカ海軍 戦艦 ミズーリ
「アメリカ海軍 戦艦 ミズーリ (プラモデル) (フジミ 1/700 シーウェイモデル No.021 )」です
●「アメリカ海軍 戦艦 ミズーリ」です
●太平洋戦争時におけるアメリカ海軍の「戦艦 ミズーリ」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●アメリカ海軍の最新鋭戦艦として建造された「アイオワ級」の第3番艦「ミズーリ」を再現、細長い船体を持つ均整が取れたシルエットを表現した内容となっています【 「戦艦 ミズーリ」について 】
●アメリカは、第1次世界大戦に参戦したものの、その参戦が大戦末期だったために海軍兵力は大きな損害を受けることはなかったため、終戦後はイギリスに次ぐ世界第2位の海軍力を持つようになりました
●アメリカ海軍は、第1次世界大戦時の1916年に海軍増強計画「ダニエルズ・プラン」を立案、この建造計画によって「テネシー級」に継ぐ戦艦として「コロラド級」「サウスダコタ級 (初代)」などの戦艦群が続々と建造されました
●しかし、1921年のワシントン軍縮会議において主力艦の保有制限が発生してしまい、「ダニエルズ・プラン」で立案された「サウスダコタ級 (初代)」などの戦艦は未完となり、更に保有制限の関係から新たに戦艦を建造することができず、戦艦を建造しない空白の期間が空くこととなりました
●この空白の期間における艦艇の建造技術の向上は目覚しく、「ダニエルズ・プラン」及びそれ以前に建造された戦艦の多くは1930年代後半になると速度性能などで旧式化が免れず、軍縮条約が解禁となったその1930年代後半に新たな設計となる「ノースカロライナ級」と「サウスダコタ級(新)」の建造が開始されます
●この「ノースカロライナ級」と「サウスダコタ級」は従来の旧式戦艦の最高速度が21ノット程度だったものが28ノット程度に引き上げられましたが、この速度でも空母機動部隊に追従することが難しかったために更なる速度の向上と防御力の強化が図られたのが「アイオワ級」です
●「アイオワ級」の3番館「ミズーリ」は1944年6月に竣工、「ミズーリ」が戦線に加わった時期においては太平洋戦争はそのピークを越えており、帝国海軍の主力艦艇は多くが失われていました
●このため、「ミズーリ」の任務は、上陸時の砲撃支援や、来襲する日本軍機に対しての対空護衛が主となり、1945年4月には特攻機による体当たり攻撃により損傷を受けています
●「ミズーリ」は修理後に再び日本近海へと移動、日本の工業地帯を艦砲射撃するなどの任務を行い、その任務中に終戦を迎えています
●「ミズーリ」は日本の降伏を受け、東京湾へと移動、この「ミズーリ」の艦上において日本側の降伏文書への調印が行われたのでした【 「アメリカ海軍 戦艦 ミズーリ」のキット内容について 】
●このアメリカ海軍の戦艦「ミズーリ」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●「戦艦 ミズーリ」は、近代化改装により「朝鮮戦争」「ベトナム戦争」「湾岸戦争」などにも参加しており、キットは太平洋戦争時の姿が表現されています
●キットは、艦体喫水線までが再現されたウォーターラインモデルです
●「戦艦 ミズーリ」の船体部は上下分割式で、これに上甲板前部、上部構造物、各艤装類を取り付ける構成となっています
●船体部には、舷側の舷窓、ホースパイプなどが再現されています
・ ウォーターラインモデルに欠かせない船体下を塞ぐ平らな船底パーツが付属、オモリとなるバラストも付属しています
●上甲板は、第1主砲塔部分から前の部分が別パーツで、後ろの部分は船体と一体成型されています
・ 甲板上には、木甲板表現、主砲塔台座、機銃ブルワークなどの基本躯体の他、ボラード、リール、昇降口、アンカーチェーンなどの細かなディテールが再現
●上甲板上の構築物となる「艦橋部」「主砲部」「カタパルト部」「煙突部」などを個別にブロック化して構成、それぞれを甲板上に取り付けて完成させます
「戦艦 ミズーリ」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています
●艦橋
・ 艦橋は、前部の羅針艦橋部と、後部の戦闘艦橋部とで構成され、羅針艦橋部は2層、戦闘艦橋部は4層で構成されています
・ 羅針艦橋の窓枠がモールド
・ 艦橋部分を構成する、40mm4連装機銃(×2)、探照灯(×4)、各種レーダーなどがパーツ化されています
●マスト
・ 艦橋上部のマストは、一体成型となっています
・ マストに装備されるレーダー(×1)がパーツ化
● 煙突
・ 本体部分は左右分割式で、トップは別パーツとなっています
・ 後部煙突に装備される、探照灯(×2)がパーツ化
●カタパルト
・ カタパルトは一体成型となっていますす
●主砲塔部 「50口径 40.6cm 3連装砲」 ×3
・ 砲塔は3連装式に一体成型された砲身と砲塔パーツとで構成されています
・ 砲塔側面には梯子と救命筏が再現
●高角砲 「38口径 12.7cm連装両用砲」 ×10
・ 高角砲は砲身部分も含めて一体成型です
●対空機銃 「40mm 4連装機銃」 ×20、「20mm単装機銃」 ×40
・ 各機銃は、銃身、シールドを含めて一体成型されています
●その他の艤装を再現したパーツとして
・ 錨
・ 艦尾旗竿
・ 艦尾クレーン
などがセットされています
●艦載機「OS2U キングフィッシャー」 ×3
・ 艦載機は、機体、フロート部、補助フロートの構成となっています
●艦尾の星条旗(直線タイプとなびいている状態の2種)を再現したステッカーが付属しています