ドイツ海軍 野戦部隊 ディエップ 1942
「ドイツ海軍 野戦部隊 ディエップ 1942 (プラモデル) (ドラゴン 1/35 39-45 Series No.6087 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ海軍の陸上戦闘部隊の兵士4体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「ドイツ海軍の陸上戦闘部隊」について 】
●ドイツ海軍は、有力な戦力と伝統を誇った軍隊でしたが、第1次世界大戦時における敗戦により主力艦を喪失したことにより、その規模は極めて小さくなりました
●ヒトラーが政権を掌握した1930年代前半からドイツ海軍は拡充されましたが、建造費と建造期間を多く必要とする大型艦艇を揃えるのは容易なことではなく、第2次世界大戦が開戦した後は潜水艦「Uボート」による通商破壊戦がドイツ海軍の主任務となっています
●ドイツ海軍では一定数の水上艦艇を保有する関係から、その水兵と基地警備のための人員を多く抱えており、これらの兵士は場合によっては陸上戦に投入されました
●しかし、海軍の部隊は基本的に歩兵のみであり、砲兵や支援用の兵科を持たない関係からあくまでも臨時の処置でした
●一方、大戦中期になるとドイツ海軍の水上艦艇は、優勢な連合軍の海軍に対して有効な作戦行動を行うことができなくなってしまいます
●そこで、このドイツ海軍の兵士は陸軍部隊への補充人員、もしくは各種支援兵科が設けられて海軍独自で陸上部隊が編成され、ドイツ軍の人的供給源として重要な地位を占めるようになります
・ 大戦末期には、海軍のみで数個の野戦師団が編成されています
●士気と戦闘能力の低さから、何かと厳しい評価となるドイツ空軍の地上部隊に対して、ドイツ海軍の兵士は陸軍部隊と同等もしくはそれ以上の能力を示し、ドイツ軍の有力な戦力としてドイツ敗戦時まで戦闘を継続、伝統あるドイツ海軍の意地を見せたのでした
●なお、ドイツ海軍では沿岸砲を管轄する関係から、ドイツ陸軍と同じタイプとなる野戦服も導入されており、戦場写真で見る限り、大戦の後期では野戦服の着用例が多くなるようです【 「ドイツ海軍 野戦部隊 ディエップ 1942」のキット内容について 】
●この第2次世界大戦時におけるドイツ海軍の陸上戦闘部隊の兵士を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ドラゴン社が精力的にフィギュアのキット化を行っていた頃の製品であり、フィギュアとしてのデッサン、服の皺の表現、そして奇抜なモチーフ選択など、現在のフィギュアと比べて遜色のない内容となっています
●連合軍の1942年のディエップにおける奇襲上陸により、最寄の海軍基地から戦闘に投入されたドイツ海軍の陸上戦闘部隊を再現、警戒しながら前進しているシーンが表現されています
●フィギュアの内訳は、下士官1体、機関銃手1体、弾薬手1体、小銃手1体の合計4体です
●服装は、海軍用の制服を着用、下士官は制帽、小銃兵は略帽、その他の2体はヘルメットを被った姿です
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目などの細部は繊細なモールドで彫刻されています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成です
【 「ドイツ海軍 野戦部隊 ディエップ 1942」のフィギュアのポージングについて 】
●下士官のフィギュアは、若干身を低くして両手でサブマシンガンを持ち、ゆっくりと歩いているポース
●機関銃手のフィギュアは、肩に機関銃を担いで、歩いているポーズです
●弾薬手のフィギュアは、片手にライフル、もう一方の手で機関銃の弾薬箱を持って歩いているポースです
●小銃手のフィギュアは、ライフルを片手に持ち、もう一方の手に手榴弾を持って様子を伺っているポーズとなっています
【 付属している装備品類 】
・ モーゼル Kar98k ライフル ×1
・ モーゼル Kar98k ライフル(着剣状態) ×1
・ MP35 サブマシンガン ×1
・ MG34機関銃 ×1
・ 機関銃弾帯 ×3
・ 拳銃ホルスター ×1
・ ヘルメット ×2
・ 下士官用制帽 ×1
・ ガスマスクケース ×2
・ 小銃用マガジンポーチ ×4
・ 防毒シート ×2
・ 雑嚢 ×3
・ 柄付き手榴弾 ×7
・ 銃剣 ×2
など 【 「ドイツ海軍 野戦部隊 ディエップ 1942」のパッケージ内容 】
・ ドイツ海軍の陸上部隊兵士フィギュア ×4体
・ フィギュア用 装備品類 一式