SB2C-4 ヘルダイバー
「SB2C-4 ヘルダイバー (プラモデル) (アカデミー 1/72 Aircrafts No.12406 )」です
●「カーチス SB2C ヘルダイバー」は、第2次大戦中活躍した艦上偵察攻撃機で、1983年にアメリカ海軍が示した次期艦上爆撃機競作審査に応募し、採用された機体です
●「SB2C ヘルダイバー」は、海軍の要求にあった「1台のエレベーターに2機搭載可能」という条件に忠実に従ったため、2000馬力級のエンジン搭載機にしては、外観的にずんぐりとしたスタイルとなり、これが機体に無理を生じさせ、制式化の際には800箇所以上の設計変更を行う事になりました
●にもかかわらず、大戦中期から終期にかけて7000機以上もの生産が行われ、第1戦で使用され続けたのは、この機体の搭載能力と航続距離が数々の欠点を打ち消すほど優れていたからです
●「カーチス SB2C ヘルダイバー」の主武装としては、胴体下部の爆弾倉に最大1,000ポンド(454kg)までの爆装が可能で、主翼前方に20ミリ機関砲2門、コクピット後席に7.7ミリ旋回機銃2挺を装備していました
●1945年始めから、新型の「SB2C-4」に移行しましたが、この機体には主翼下面に5インチロケット弾架が8個取り付けられ、ロケット弾の替わりに爆弾1,000ポンドを増加装備する事もできました
●また、フラップ兼用のダイブブレーキはこの型から穴あき式となり、「SB2C-4型」は合計で2,000機余りが生産されました
●「SB2C ヘルダイバー」の初出撃は1943年のラバウル空襲で、その後「F6F ヘルキャット」「TBF アベンジャー」と共にアメリカ海軍艦載機トリオの一角を担い、マリアナ、フィリピン、沖縄、本土空襲と、大戦末期の爆撃作戦の主力として活躍したのです
●この「カーチス SB2C-4 ヘルダイバー」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●機体は左右分割されたパーツで構成、エンジンカウルや主翼、水平尾翼を別パーツ化しています
●コクピット内部は操縦席、後部銃座とも精密なパーツ構成で再現、計器盤や座席シート、機体左右内側の補器類、7.7ミリ旋回機銃などをきっちりと再現しています
●主翼は上下分割化されたパーツ、主脚格納庫内のモールドも施され、主脚の展開状態を選択して組み立てる事が可能です
●翼下のロケット弾用パイロンや、レーダーアンテナも再現しています
●エンジン部は一部を再現、プロペラ、スピナー部は別パーツで再現しています
●機体下部の爆弾倉は開閉状態を選択して再現する事が可能
●爆弾×2が付属
●キャノピーは5分割、クリアパーツで再現されています
●ステンシル位置やマーキング例を示した塗装指示書が付属
●付属のデカールで
アメリカ海軍 第85爆撃飛行隊 所属機 (80/空母シャングリラ/1945年6月)
アメリカ海軍 第85爆撃飛行隊 所属機 (79/空母シャングリラ/1945年6月)
アメリカ海軍 第3爆撃飛行隊 所属機 (110/空母ヨークタウン/1945年4月)
アメリカ海軍 所属不明機 (太西洋迷彩塗装)
を再現する事が可能です
●2006年完全新金型