SU-100 自走砲
「SU-100 自走砲 (プラモデル) (ズベズダ 1/35 ミリタリー No.3531 )」です
●第2次世界大戦末期及び戦後にかけてのソ連軍の駆逐戦車「SU-100」を1/35のスケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「SU-100」について 】
●第2次世界大戦中期の1943年、ソ連軍は「T-34」の車体利用した「85mm砲」を搭載する駆逐戦車「SU-85」を開発・生産し、同車は対戦車戦闘に活躍しました
●ただ、大戦後期になると「T-34」自体に「85mm砲」を搭載したタイプが登場し、戦闘室に直接砲を搭載する方式により大型の火砲を装備するという「SU-85」の優位性が失われてしまいました
・ 「SU-85」が搭載した「85mm対戦車砲 D-5S」は当時のソ連戦車が搭載した「76.2mm砲」よりも強力な火砲でしたが、「パンター」、「タイガー」などのドイツ軍の重量級戦車に対しては威力不足だったようです
●そこで、「SU-85」をベースに、搭載砲を「100mm砲 D-10S」に変更した「SU-100」が登場、1944年9月から生産が開始されています
●この「SU-100」は、「SU-85」の全面装甲厚が45mmだったのに対して、75mm厚と大幅に防御力を強化、搭載する「100mm砲 D-10S」は、装甲貫通能力の点で「JS-2」などが搭載する「122mm砲」を上回る能力を持っていました
●しかし、「SU-100」は「100mm砲 D-10S」の生産が遅れてしまったために車体のみが生産されてしまう事態となり、結果的に同車が実戦に投入されたのは1945年に入ってからとなりました
・ 主砲の無い「SU-100」の車体は、従来の「85mm砲」が搭載され、この車両は「SU-85M」と呼ばれています
●「SU-100」は大戦では前述のような事情で真価を発揮しきれませんでしたが、同車は戦後も生産が続けられ、中東戦争ではアラブ国軍側の戦闘車両として激闘を繰り広げています【 「SU-100 自走砲」のキット内容について 】
●この駆逐戦車「SU-100」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●「SU-100」のフォルムを再現、直線的なフォルムに長大な主砲を搭載した特徴的な姿が表現された内容となっています
●「SU-100」は、前面装甲板、車体上部、車体下部の3ブロックで構成されています
●砲身は一体成型となっており、先端部分は別パーツです
・ 防盾は1パーツで構成され、防盾上部のカバーは別パーツです
・ 防盾は左右上下に可動します
●前面装甲板は1パーツで構成されています
・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
●車体上部は一体成型となっており、後部パネル、エンジングリル部は別パーツです
・ 側面のエンジン吸気口ルーバーは別パーツとなっています
・ 上部ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
●車体下部は各パネルを貼り合わせる箱組み式となっています
・ サスペンションアームは側面パネルに一体成型されています
・ 履帯は、ラバー製のベルト式履帯が付属しています
●完成全長 : 27cm
●パッケージリニューアル 再販アイテム