日本海軍駆逐艦 涼月 1945 (最終時)
「日本海軍駆逐艦 涼月 1945 (最終時) (プラモデル) (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ No.W085 )」です
●航空機の性能向上に伴う艦艇への脅威に対抗するため、1939年の「マル五計画」により建造された防空型駆逐艦が「秋月型」です
●「秋月型駆逐艦」は、当初、空母機動部隊の直衛用として、空母随伴に充分な18ノットの速力と8000浬の航続力を有し、主砲に65口径九八式10cm連装高角砲を装備する「直衛艦」として計画されていました
●計画途中から、用兵側の要求により魚雷発射管を1基装備することとなり、防空駆逐艦として建造される事になりました
●「秋月型駆逐艦」は、その装備のため駆逐艦でありながら、3000t級の長大なものとなり、その大きさは「夕張型軽巡洋艦」に匹敵するものとなりました
●「秋月型駆逐艦」は12隻が建造され、その3番艦となる「涼月」は1942年12月に三菱重工長崎造船所において完成、1945年、戦艦大和の直衛として「沖縄水上特攻作戦(菊水作戦)」に参加、米軍機の攻撃で艦首に被弾、中破しましたが、乗組員達の努力で沈没を免れ、後進で佐世保に帰港しました
●その後同港で防空砲台となり終戦を迎えました
●戦後解体され、船体は姉妹艦「冬月」と共に福岡県若松港の防波堤として利用されました
●この日本海軍秋月型駆逐艦「涼月」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●角形の艦橋部、増設されたとされる25mm単装機銃を艦体各所に装備した1945年の最終時の状態を再現しています
●艦体は舷側を左右分割のパーツで構成、甲板部は前部、後部の2枚のパーツで再現されています
●艦体喫水線までのウォーターラインモデルとなります
●角形の艦橋部、主砲となる10cm連装高角砲×4基、25mm3連装機銃×6基、25mm単装機銃×19基などの装備を細かにモールドされたパーツで再現しています
●艦首の国旗、艦尾の海軍旗、艦名を再現したデカールが付属
●「菊水マーク」を再現したデカールが付属
●キット本体の内容は「男たちの大和版 涼月 1945」と同じものとなっています