BMD-1 空挺戦闘車
「BMD-1 空挺戦闘車 (プラモデル) (エース 1/72 ミリタリー No.72114 )」です
●「BMD-1 空挺戦闘車」です
●現用ソ連軍(ロシア軍)の空挺部隊用の戦闘兵車「BMD-1」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●空挺部隊用の装甲車輌として歩兵戦闘車「BMP-1」を小型化した「BMD-1」を再現、空輸能力を重視した軽量型として全長を短縮化したフォルムが表現されています【 「BMD-1」について 】
●ソ連軍では、空挺部隊用の戦闘車両として「ASU-57」「ASU-85」を開発しました
●この2種の車輌は自走砲タイプであり、敵の装甲車輌の撃破を目的としており、兵員の輸送は考慮されていませんでした
●そこで、兵員輸送を目的とした空挺部隊用の装甲車輌「BMD-1」の開発が進められ、同時期に開発されていた歩兵戦闘車「BMP-1」の設計をベースとし、車体を小型化して軽量化が図られます
●「BMD-1」の車体はアルミ合金製で、専用パレットでのパラシュート降下も出来、水上もウォータージェットで進めるなど機動性も高い車両で、後方の兵員室には5名の兵員を搭載することが可能となっています
●砲塔は「BMP-1」と同じタイプが搭載され、「73mm低圧砲」と対戦車ミサイル「サガー」を装備、この「サガーは後に改良型となる「スパンドレル」へと変更されました
●「BMD-1」は1969年に制式化、空挺部隊用の車輌としては強力な火力を持ち、対戦車戦闘能力も兼ね備えている関係から空挺部隊に広く配備され、改良型の「BMD-2」と共に現在においても使用され続けています【 「BMD-1 空挺戦闘車 (ラバーキャタピラ)」のキット内容について 】
●このソ連軍の空挺部隊用戦闘兵車「BMD-1」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ACE社のフォーマットによって「BMD-1」を再現、ディテール表現は同社スタンダードながら、転輪の細かな穴などは深めの彫刻でモールドされています
●「BMD-1」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています
●主砲の砲身は、一体成型となっています
・ 防盾は1パーツで構成、同軸機銃がパーツ化されています
●対戦車ミサイルは3パーツで構成
●砲塔は、上下分割式となっています
・ 上部のハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
●車体上部は一体成型となっています
・ 前部ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 前方機銃、前照灯、射撃ポート、車載工具類がパーツ化
●車体下部はバスタブ式に一体成型されています
・ サスペンションアームは別パーツで、走行状態と空輸状態とを選択できます
・ 転輪、起動輪は左右分割式となっています
●履帯は、ラバー製のベルト式履帯が付属しています
・ 履帯の接合は焼き止め式で、裏側のディテールも彫刻されています
●各部のディテールを再現するエッチングパーツが付属しています
●「BMD-1」のマーキングとして、6種類の塗装例が説明書に記載されています
・ ソ連軍空挺部隊 (1970年代)
・ ソ連軍 (アフガニスタン・カンダハル近郊 / 1981年)
・ ロシア軍 (グロズニイ / 1995年)
・ イラク陸軍 (1991年)
・ ロシア陸軍空挺部隊 (コソボ / 2000年)
・ ソ連軍第7親衛空挺師団 (ビルニュス / 1991年1月)
●説明書の塗装例に基づく、車体番号、空挺部隊マークなどを再現したデカールが付属しています
●履帯パーツ変更アイテム