B-26B/C マローダー (アメリカ陸軍 爆撃機)
「B-26B/C マローダー (アメリカ陸軍 爆撃機) (プラモデル) (ハセガワ 1/72 飛行機 Eシリーズ No.E026 )」です
●「B-26B/C マローダー (アメリカ陸軍 爆撃機)」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●第2次大戦の開始に向けてヨーロッパ情勢がキナ臭くなってきた1938~9年、ヨーロッパで登場する新型爆撃機に比べ旧式の爆撃機しか持たないアメリカ陸軍は、新型の高速中型爆撃機の開発に着手する事になります
●陸軍航空隊が出した、速度400~500kmの高速で爆弾を約900kg搭載しながら4800kmの航続距離を持つ高速中型爆撃機の要求仕様に応えて、マーチン社が開発した機体が「B-26 マローダー (マーチン179)」です
●「B-26 マローダー」の機体胴体は真円断面の魚雷型で、開発間もない「ブラット&ホイットニー R2800 エンジン」を2基搭載、高速性能を追求するため主翼が小さくおさえられていました
●「B-25」と同様、試作機を作ることなく量産が開始され、正式に「B-26 マローダー (略奪者)」の名称を与えられました
●運用当初は事故が多発し「未亡人製造機」などと揶揄されましたが、「B-26B-ブロック10」以降は全幅及び垂直尾翼を延長、その後も改良を重ねた結果、パイロット達からは高い評価を受ける機体へと成長し、太平洋戦線、ヨーロッパ戦線の各地で活躍する事になります
●この「B-26B/C マローダー」を再現しました
●機体胴体部は左右分割のパーツで構成、機首及び尾部の銃座部は別ブロックでクリアパーツで再現しています
●主翼部はエンジンポッドを別ブロック化した上下分割のパーツ構成となっており、主翼の角度をしっかりと固定するために胴体部に挟み込まれた太い桁で接続する形式となっています
●水平尾翼、垂直尾翼とも別ブロック化されたパーツ構成、共に2分割の貼り合わせ式となっています
●水平尾翼部は上面のみを一体式のパーツで再現、クリアパーツで再現し尾部の銃座の天窓を塗り分けにより再現する事が可能です
●機体後部の左右に設けられている銃座扉もクリアパーツで再現、機銃の展開・収納状態に応じて開閉状態を選択して組立てる事ができます
●機体前部の左右に設けられたガンパックは別パーツで構成され、機体後部上に設けられた動力機銃座は内部もきっちりと再現、銃座カバーはクリアパーツとなっています
●エンジンポッドは左右分割、エンジンカウル部とエンジン内部、ポッド後部を別パーツ化して再現しています
●3つのエアスクープを持つエンジンカウルの複雑な形状は、スライド金型を使用し一体成型で再現されています
●プロペラ(カーチス4翅プロペラ)はワンピースで再現、ポリキャップによる接続となっており、完成後も回転させることが可能です
●エンジンポッド内に収められる主脚部の格納庫内のモールドもきっちりと再現、主脚部は繊細な彫刻を施したパーツで再現されています
●キャノピーはワンピースで構成、パイロット側にフレーム有りのタイプとフレーム無しのタイプの2種がセットされ、ともにクリアパーツで再現されています
●コクピット内部は計器盤、操縦桿、後部銃座など精密に彫刻を施されたパーツで構成
●パイロット用シートは2種類付属しています
●本キットの見所のひとつとなる爆弾倉は、波型となった天井パーツや隔壁パーツに精密な彫刻を施して再現されています
●「1000lb爆弾」×4個が付属し、爆弾架も再現されています
●爆弾倉扉は、開閉状態どちらでも再現できるように2種付属、爆弾倉扉上の窓もクリア成型の別パーツとなっています
●付属のデカールで
第322爆撃航空群 第449爆撃飛行隊 「フラックベイト(FLAK-BAIT)」(B-26B/PN-O/ベルギー/1945年)
第320爆撃航空群 第441爆撃飛行隊 「ミス・マンチェスター」 (B-26B/14/イタリア/1944年)
第344爆撃航空群 第495爆撃飛行隊 「バラクーダ」 (B-26C/Y5-F/フランス/1944年)
を再現する事が可能です
●2006年完全新金型