関西汽船 に志き丸 (モデルアート版/昭和31年以降 製作可能)
「関西汽船 に志き丸 (モデルアート版/昭和31年以降 製作可能) (レジン) (シールズモデル 1/700 レジンキット )」です
●「大阪商船 に志き丸」を1/700スケールで再現したレジン製組立キット
●モデルアート社版として、戦後関西汽船所属の瀬戸内海航路船として活躍していた「に志き丸」を再現した内容となっています
●昭和9年9月12日、三菱神戸造船所にて進水した「に志き丸」は、1等客室絶対優先をコンセプトとした設計で、戦前の瀬戸内海航路最大手であった大阪商船の主役客船でした
●本船はお伽倶楽部などのイベントにより子供たちにも親しまれた幸せなスタートを切ることができましたが、太平洋戦争の勃発と共に「に志き丸」もいやおうなく辛い時代へと引込まれる事になります
●昭和17年に設立された船舶運営会のもと「大阪~別府」の営業航路を航行していた「に志き丸」にも軍からの徴用が決定し、昭和18年に呉の潜水学校に配属後、昼は標的を務め、夜は乗務員の宿舎として働いてきました
●終戦と共に、「に志き丸」は再び営業航路に戻り、瀬戸内海隣接地域の人々に愛される船として昭和46年に引退するまでその職務を全うしました
●昭和9年竣工の本船は戦前を瀬戸内のレディーとして、戦中は海軍に徴用、呉にて潜水艦の練習船、戦後は山陽線の整備が完成するまでの間重要な輸送手段として過ごした昭和を語る上で欠かせない船のひとつです
●この「に志き丸」の
関西汽船 昭和31年時
関西汽船 昭和43年時
のいずれかを製作することができるコンバーチブルキットとなります
●ウォーターライン、フルハルモデルを選択する事ができます
●船体上部、船体下部(フルハル・ウォーターライン)、客室部、ブリッジ、煙突などに分割されたレジン製パーツで構成
●舷側の窓や木甲板部などは綺麗に掘り込まれたモールドで再現されています
●救命ボート、スクリュー部などは別パーツで構成されています
●マスト、ボートダビットは付属の真鍮線で再現します
●展示用のディスプレイベース(レジン製)が付属
●マーキングガイドは2種
関西汽船 昭和31年時
関西汽船 昭和43年時
●それぞれのマーキングを再現するための「に志き丸」、白線などを再現したデカールが付属
●カラーによる塗装ガイドが付属