4号戦車 F2/G型 (Pz.Kpfw.4 Ausf.F2/G)
「4号戦車 F2/G型 (Pz.Kpfw.4 Ausf.F2/G) (本) (モデルアート スーパーデティールフォトブック No.Vol.005 )」です
●「グデーリアン」が生み出した「電撃戦」により欧州を席巻したドイツ軍でしたが、対ソ連戦では予想外の強敵「T-34 戦車」や「KV-1 重戦車」の出現により、ドイツ軍戦車の戦闘能力の劣勢が明白となりました
●そこで、ソ連戦車に対抗できる火力を搭載した戦車を前線に送り出すことが、急務となり、新型戦車の開発が検討され、早速実施される事になります
●既に「4号戦車」は装甲が強化され新規車体と言っても良い「F型」が生産されており、この「F型」の車体に生産が開始されたばかりの「43口径 7.5cm Pak40」を車載型に改造した「7.5cm Kw.K.40」を搭載するF型のバージョンアップ「F2型」が登場しました
●本来支援戦車であった「4号戦車」は、ソ連戦車の重装甲を打ち抜く事ができる「75mm砲」の搭載により、ドイツ軍の主力戦車として運用されることになります
●暫定的に「F2型」と呼ばれた長砲身タイプの「F型」は、4ヶ月後には「G型」と名称を変更され、30mm厚の増加装甲を車体に追加、より強力な「48口径 7.5cm Kw.K.40」に換装、シュルツェンの装備も加わり、「長砲身型 4号戦車」の基本が完成したのです
●モデルアートが送る今回の「スーパーディテールフォトブック Vol.5」は、大戦中期から後半にかけてドイツ軍の主力戦車として活躍した「4号戦車 F2/G型」を特集します
●アバディーンの「初期生産タイプ」、ムンスターの綺麗にレストアされた「中期生産タイプ」、クビンカの「増加装甲付き 後期生産タイプ」の3輌を紹介します
●「4号戦車 F2/G型」の車体・砲塔・走行装置などの各部デティールを、様々な角度からアップで撮影した写真で解説
●写真点数が500枚に渡る圧倒的なボリュームで実車の持つ細部デティールを目の前に展開してくれる写真資料集となっており、「4号戦車」モデル作成の際、実車研究の際に非常に役立つ内容となっています
●「4号戦車 F2型」「4号戦車 G型」の3面図、塗装図も掲載されています
●A4版
●全81ページ/オールカラー
●掲載写真約500点
●日本語/英語
●2007年5月10日 初版発行