T-26-1 軽戦車 増加装甲型
「T-26-1 軽戦車 増加装甲型 (プラモデル) (UNI MODEL 1/72 AFVキット No.402 )」です
●「ソ連 T-26-1 軽戦車 増加装甲型」です
●第2次世界大戦時におけるソ連軍の軽戦車「T-26S」(キット表記では「T-26-1」)を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット、追加装甲が施されたタイプが表現されています【 軽戦車「T-26S 追加装甲型」について 】
●ソ連軍の軽戦車「T-26」は、イギリスの「ビッカース 6t」戦車を国産化したもので、スペイン内戦に投入されて、ドイツやイタリアなどの軽戦車を圧倒しました
●当初「T-26」は、「ビッカース 6t」戦車譲りの円形砲塔を装備していましたが、後に避弾経始を考慮した先鋭的な形状の砲塔が装備されるようになり、これは「T-26S」と呼称されます
●「T-26」シリーズはフィンランド戦や独ソ戦などに投入されましたが、この頃となると装甲の薄さという弱点が露呈、多数が撃破されて前線から引き揚げられました
●残存車両は2戦級兵器として活用し続けられ、後方での警戒などに使用されました
●ただし、装甲の薄さは問題となり、15mmから40mm厚の追加装甲板が周囲に貼られたタイプが作られています
・ この追加装甲型は、工場で改造が施され、一定数が生産されたようです【 「ソ連 T-26-1 増加装甲型 軽戦車」のキット内容について 】
●この「T-26S 追加装甲型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●キットは、「T-26S 追加装甲型」をシャープに再現、ミニスケールらしく、細かなディテールなどは一体成型で表現された内容となっています
●「T-26S 追加装甲型」は、砲塔、車体上部、車体下部の3ブロックで構成されています
●砲身は一体成型となっています
・ 防盾は1パーツで構成され、上下可動式です
●砲塔は、上下2分割式です
・ 上部のハッチ、ペリスコープなどは砲塔と一体成型されています
・ 砲塔部の追加装甲は、一体成型されたエッチングパーツを折り曲げて作製します
・ 砲塔は左右旋回可能です
●車体上部は、主要部分が一体成型され、戦闘室部分の各パネルを貼り合わせる方式となっています
・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 前照灯、排気管、牽引フックなどは別パーツとなっています
・ 追加装甲は、エッチングパーツにて再現します
●車体下部は、各パネルを貼り合わせる箱組み方式です
・ フェンダー部分は別パーツとなっています
・ サスペンションユニットは左右分割式です
・ 起動輪の歯の部分はエッチングパーツを使用します
・ 履帯は、プラパーツによる一部連結式履帯が付属しており、上下の直線部は繋がっている状態、前後の曲線部は1枚ずつ分割されたパーツとなっています
●追加装甲、起動輪の歯、各部のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属しています
●マーキングは、1種類の塗装例が説明書に記載されています
・ ソ連陸軍車両(レニングラード / 1942年春)
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車両表記などを再現したデカールが付属しています