タイガー 1 重戦車 初期型
「タイガー 1 重戦車 初期型 (プラモデル) (トランペッター 1/72 AFVシリーズ No.07242 )」です
●「ドイツ軍 タイガー1型 初期型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●ドイツ軍の最も有名な重戦車である「タイガー1」の「初期型」を再現したキットです
●キットは、「タイガー1」の持つ重厚で迫力のあるフォルムを再現、細部は別パーツ化を進めながらも、ミニスケールモデルらしく主要構成部は一体成型で処理されており、精密感と作り易さが両立した内容となっています
●「タイガー1」は、ドイツを代表する重戦車で、その原型の開発は大戦勃発の直後の1940年頃から始まりました
●当時は、まだソ連軍新鋭戦車である「T-34」や「KV-1」などの存在は明確化していなかった為、そのデザインには影響されずに本来のドイツ戦車らしい傾斜装甲を採用しない直線的なフォルムとなりました
●主砲は、有名な「88mm高射砲」を車載型に改良した「88mm戦車砲 KwK36」を搭載、当時の戦車が持つ主砲としては最強の威力を誇りました
●また、最大装甲厚100mmの分厚い装甲を持ち、重戦車らしい攻守優れた戦車でした
●この「タイガー1」は、1942年7月の生産開始から1944年8月の終了時(後の生産は「タイガー2」に移行)までに合計1354両が生産、主に重戦車大隊に配備され、各戦線で華々しい活躍を果たしました
●「タイガー1」は、その生産時期により数々の改良が行われており、「極初期型」、「初期型」、「中期型」、「後期型」等に区分されています
●この「タイガー1 初期型」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●キットは、エンジングリル部のスリット表現などには立体感の在る彫刻が施され、各部の細かなモールドもシャープに仕上がっています
●車体上部、車体下部はそれぞれ一体で成型され、履帯は接着可能なベルト式が付属、複雑な足周りは一部パーツが一体化したパーツ構成となっているなど、組み易さが考慮されています
●主砲は、一体成型となっており、スライド式金型により砲口が開口処理済みです
・ 防盾部は、砲身とは別パーツで、上下方向に可動させることが可能です
●砲塔は、左右2分割式で、それに天板と防盾部を取り付ける構成となっています
・ 車長キューポラは、下部が砲塔天板と一体成型され、これにキューポラ上部パーツを取り付けます
・ 車長ハッチは、キューポラ上部パーツに一体モールドされています
・ 砲塔後部のゲベックカステン、ピストルポートは別パーツ
・ 砲塔側面のスモークディスチャージャーは、本体と支持架の2パーツで構成
・ 砲塔の旋回が可能です
●車体上部は、車体前面板を除き、前側面フェンダーと共に一体成型、スライド式金型により側面の履帯交換用ワイヤーもモールドされています
・ エンジンルームハッチは別パーツ
・ 牽引ワイヤー、バール、大型シャベル、消化器、ボッシュライトは別パーツにて再現
・ 車体上部4端に装備されている「Sマイン」発射器も、それぞれ別パーツとなっています
・ 車体前後に存在する牽引シャックルは別パーツが用意されています
●車体前面板には操縦手ビジョンブロック、前方機銃ボールマウント部がモールドされ、前方機銃自体は別パーツです
●エアークリーナーは前後分割式、それから前方に伸びるダクトは履帯と同じ素材で、エアークリーナーと接続させます
●車体後面板は、C型シャックルなどが一体モールドされており、後部フェンダーは別パーツとなっています
・ 排気管の本体は一体成型され、下部の装甲カバー、排気管カバーは別パーツです
・ ジャッキは別パーツで、ジャッキ本体は一体成型となっています
●車体下部は、バスタブ式に一体成型され、サスペンションアームも車体下部と一体となっています
・ 転輪は、実車通りの千鳥式のパーツ構成で再現されていますが、内側に存在する実車では2枚組みの部分は、1つのパーツで表現
されています
●履帯は、接着及び塗装が可能な素材によるベルト式が付属
・ 予備履帯も同素材による一体成型となっています
●マーキングは、3種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 第503重戦車大隊 332号車 (ロシア / 1943年10月)
・ 第504重戦車大隊 131号車 (チュニジア / 1943年4月)
・ SS第2装甲擲弾兵師団 第2戦車連隊 S33号車
●説明書の塗装例に基づく国籍マーク、部隊記号、パーソナル記号などを再現したデカールが付属しています