ドイツ 2号戦車 F型 (Pz.Kpfw.2 Ausf.F)
「ドイツ 2号戦車 F型 (Pz.Kpfw.2 Ausf.F) (本) (モデルアート スーパーデティールフォトブック No.Vol.007 )」です
●ドイツ軍が再軍備計画の目的であった、軽戦車に分類されていた「3号戦車(開発時の秘匿名称ZW)」と中戦車の分類であった「4号戦車(開発時秘匿名称BW)」の開発が思うように進行していない状況から、それが大量配備出来るまでの所謂「つなぎ」として急遽開発が行われたのが2号戦車でした
●開発時の意図としては、主力となる3、4号戦車の生産ラインが軌道に乗るまでの間の暫定的戦車であったにもかかわらず、大戦初期の電撃戦では主力戦車並の地位を担うことになりました
●また、その後も偵察車両として使用されたり、車体ベースが「対戦車自走砲 マーダー2」「自走榴弾砲 ヴェスペ」に転用されるなど、終戦間際まで大戦を通じてあらゆる場面で活用された戦車となりました
●モデルアートが送る今回の「スーパーディテールフォトブック Vol.7」は、2号戦車の最終生産形態である「2号戦車 F型 (Pz.Kpfw.2 Ausf.F)」を特集
●「ボービントン博物館」「レニノ軍事歴史博物館」「クビンカ戦車博物館」所蔵の「2号戦車 F型」に加え、今回は個人コレクションで所有されている綺麗にレストアされた「2号戦車 F型」車両を徹底取材
●写真点数が500枚に渡る圧倒的なボリュームで、「2号戦車 F型」の細部デティールを居ながらにして眼前に展開してくれる「写真資料集」となっており、「2号戦車」モデル作成の際、実車研究の際に非常に役立つ内容となっています
●このシリーズのスタイルを踏襲し、「2号戦車 F型」の車体・砲塔・走行装置などの各部デティールを、様々な角度から写した大判の写真と、車体構成部各部を精緻なテキストで解説
●各部解説テキスト内では、一部「2号戦車 c~C型」との相違にも言及しています
●1/35スケールの3面図や、塗装パターンも掲載されています
●A4判
●全96ページ/オールカラー
●掲載写真約500点
●日本語/英語
●平成19年10月3日 初版発行