陸軍戦闘隊撃墜戦記 1 中国大陸の隼戦闘隊 1943-45年 飛行第25戦隊と48戦隊
「陸軍戦闘隊撃墜戦記 1 中国大陸の隼戦闘隊 1943-45年 飛行第25戦隊と48戦隊 (本) (大日本絵画 航空機関連書籍 No.001 )」です
●「陸軍戦闘隊撃墜戦記 1 中国大陸の隼戦闘隊 1943~45年 飛行第25戦隊と48戦隊」です
●太平洋戦争中、日本陸軍と連合軍の戦闘機隊が報告している撃墜戦果を、対戦相手の損害記録と対照し、空戦の真実、本当の撃墜戦果を検証するシリーズ第1弾
●3次元空間を双方が時速数百キロで駆けめぐる「空中戦」、それだけに撃墜戦果の誤認が頻発、本当に落ちている飛行機は戦果報告の5分の1、10分の1と言われています
●今まで疑問に思われていたものの、実証するには手間がかかりすぎて断片的な話、資料のみに頼っていたこの「撃墜戦果」を、「戦闘詳報」や海外公文書館からの1次資料から各種出版物などの資料の断片を組合せ、今まで誰も、空戦に参加した当時者ですら知らなかった事実を明らかにした労作となっています
●シリーズ第1弾では、終戦までほぼ「一式戦 隼」で戦い続けた「飛行第25戦隊」「第48戦隊」の戦歴を追い1冊にまとめました
●昭和18年から20年まで中国大陸で鎬を削った日本陸軍戦闘機隊、そして米中軍の戦闘機隊が報じている空戦ひとつひとつの戦果を、それぞれ対戦相手の損害記録を調査して確認、「赫々たる大戦果!」「でもそれって本当?」長年の疑問に読み解く内容となっています
内容目次
● 何機落としたの?で、それって本当?
● 飛行第25戦隊 中国大陸の精鋭 「さかがわぶたい」
・ 「ウォーホーク」と「隼」、中国大陸の空戦
・ B-24不落伝説の終焉
・ 戦闘機乗り共、見つけたら叩き殺してやる!
・ 「第19号作戦」 ハイフォン上空の悲劇
・ 毘明進攻、夏季航空作戦の終了
・ 揚子江の要衝、九江上空の「ペロ8」退治
・ 常徳攻防戦、米支混成空軍の登場
・ 昭和18年最後の激戦
・ 広東防空戦闘での戦果
・ 強敵「マスタング」、「ライトニング」を次々に撃墜
・ 九江、漢口上空で完全勝利がつづく
・ 「1号作戦」発動、航空劣勢下での悪戦苦闘
・ 衝陽攻略戦を巡る空の攻防
●飛行第48戦隊 実戦で鍛えられ成長していった新編成部隊
・ 「1号作戦」のために繰り上げられた実戦投入
・ 「九江のエース」に気をつけろ!
・ 新戦隊長「行きがけの駄賃」撃墜
・ 衝陽上空、P-51との決戦死闘
・ P-51、P-47の連続空襲を迎え撃つ
・ 最後の戦い
●参考文献
●あとがき
●著 : 梅本 弘
●A5判 / ソフトカバー
●全128ページ (モノクロ写真多数掲載)
●2007年12月14日 初版発行