ハセガワ 日本海軍 航空戦艦 日向 フルハルスペシャル 1/700 ウォーターラインシリーズ フルハルスペシャル CH114 プラモデル

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日本海軍 航空戦艦 日向 フルハルスペシャル

販売価格

6,380円 5,742円(税込)

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「日本海軍 航空戦艦 日向 フルハルスペシャル (プラモデル) (ハセガワ 1/700 ウォーターラインシリーズ フルハルスペシャル  No.CH114 )」です


●太平洋戦争時における日本海軍の航空戦艦「日向」を1/700のスケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●戦艦の姿を航空戦艦へと改装、さらに対空兵装の増強を受けた「レイテ沖海戦」時の姿を再現しています

●航空戦艦としての本来の航空戦を実行することはなかったものの、強力な対空兵装により防空戦闘に活躍した航空戦艦「日向」を再現、船体前部は戦艦、後部には航空機作業甲板を設けた特徴的なシルエットを再現した内容となっています

●ハセガワ社製「日本航空戦艦 日向」をベースとして、フルハルモデル用の船底部とスクリュー等、スペシャル版用のエッチングパーツ、金属製の主砲の砲身、ディスプレイスタンドなどをパッケージした限定バリエーションキットです


【 日本海軍 航空戦艦 日向 フルハルスペシャル (ハセガワ 1/700 ウォーターラインシリーズ フルハルスペシャル CH114) プラモデルの内容 】


●日本海軍の航空戦艦「日向」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●ハセガワ社らしい繊細かつシャープなモールドと程度なパーツ分割により航空戦艦「日向」のフォルムとディテールを再現、コレクション性を重視したウォーターラインシリーズのフォーマットに則り、作りやすさも兼ね備えた内容となっています

●また、フルハルスペシャル版として、専用のエッチングパーツが付属しており、艦船モデルならではの細かな造りとそのディテールを凝縮した姿を楽しむことができるでしょう

●喫水線以下の部分も再現したフルハルモデルです
 ・ 「日本航空戦艦 日向」の平らな船底パーツも含まれていますので、喫水線までの部分を再現した洋上モデルとして作製することもできます


●「日向」は、「船体」「上甲板」「航空機作業甲板」「艦橋などの上部構造物」「主砲などの艤装類」の各ブロックごとに構成しています
●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、上甲板、航空機作業甲板、上部構造物、艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます

●船体部は、船体上部と船底部との2ブロックで構成、船体上部は左右に分割したパーツ、船底部は一体成型のパーツで再現しています
 ・ 船体部には、バルジの他に、舷側の舷窓、フェアリーダー、アンカーレセスなどの細部をモールドで再現しています
 ・ 船体の歪みを防ぐ桁のパーツが付属しています
 ・ フルハルモデル用として、ビルジキール、推進軸(4軸)、スクリュー、舵を別パーツ化、スクリューはホワイトメタル製となります
 ・ 底の部分が平らとなる船底パーツも付属、洋上モデルとして作製することもできます(オモリは付属していません)

●上甲板は、船首楼甲板、後部甲板の2パーツで構成
 ・ 船首楼甲板、後部甲板上には、主砲塔台座、滑り止め、木甲板表現などの基本構造の他、リール、ボラード、昇降口、通風筒などの細かなディテールをメリハリある凹凸モールドで再現しています
 ・ 船首楼甲板には、船体の一部を一体成型しています

●航空機作業甲板部は、甲板、格納庫側面部とで構成
 ・ 航空機作業甲板には、航空機運搬軌条、ターンテーブルなどを繊細なモールドで再現
 ・ 甲板部のエレベーターは別パーツ化しており、エレベーターを上げた状態と下げた状態とを選択できます
 ・ 機銃と噴進砲のスポンソンはブロックごとにパーツ化
 ・ 噴進砲のスポンソンの支柱は1本ずつ個別にパーツ化しています


「日向」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています
●艦橋
 ・ 艦橋は9層で構成、トップの測距儀、射撃指揮所は別パーツ化しています
 ・ 各艦橋の窓枠は、窓の部分を一段凹んだ状態で再現し立体感を演出しています
 ・ 艦橋下部の司令塔の窓も一段凹んだ状態で再現しています
 ・ 艦橋を構成するための前檣楼支柱はパーツ化とモールドで再現しています
 ・ 艦橋部分に装備する、「21号電探」(×1)、「22号電探」(×2)、「94式高射装置」(×2)、「探照灯」(×2)、「方位測定器」(×1)、「25mm3連装機銃」(×9)、「12.7cm連装高角砲」(×2)などを別パーツ化

● 煙突
 ・ 本体部分は左右に分割したパーツ構成で、煙突トップ部は別パーツとなっています
 ・ 煙突部の探照灯、高射装置及び機銃台座は、ブロックごとにパーツ化していますす
 ・ 台座の支柱部分は左右に分割したパーツで構成、そのトラス構造をモールドで再現しています
 ・ 煙突部に装備する、「94式高射装置」(×2)、「110cm探照灯」(×4)、「25mm3連装機銃」(×4)が別パーツ化

●後部艦橋
 ・ 後部艦橋は3層で再現
 ・ 後檣は1本の単檣で、クロスツリー、ガフは別パーツ化しています
 ・ 後部艦橋に装備する、「94式方位盤」(×1)、「方位測定器」(×1)、「25mm3連装機銃」(×4)を別パーツ化しています

●カタパルト 「1式2号 11型射出機」 ×2
 ・ カタパルトは一体成型のパーツで、トラス部分をモールドにて再現しています

●主砲塔部 「45口径 41式 36cm連装砲」 ×4
 ・ 砲身部分は1本ずつパーツ化、砲塔に取り付けて作製します
 ・ 砲身基部には防水布を再現しています
 ・ 測距儀は別パーツ化
 ・ 主砲塔は旋回可動として作製することができます

●高角砲 「40口径 89式 12.7cm連装高角砲 (A1型)」 ×8
 ・ 高角砲はシールド部分と砲身本体との2パーツで構成、砲身は連装状に一体成型化したパーツで再現
 ・ 複雑な形状の高角砲のブルワークを個別にパーツ化しています
 
●対空機銃 「25mm 3連装機銃」 ×31 (艦橋、煙突、主砲塔、後部艦橋、飛行甲板部に配置)
 ・ 機銃は一体成型のパーツで再現

●噴進砲 「12cm 28連装噴進砲」 ×6
 ・ 噴進砲は、スポンソンのパーツ上にモールドで再現

●艦載機内容
 ・ 水上偵察機 「瑞雲」 ×8
 ・ 艦上爆撃機 「彗星」 ×8

●艦載機
 ・ 艦載機は、胴体、フロート、補助フロートのパーツ構成となっています

●内火艇、カッター及びボートダビッド
 ・ 15m内火艇 ×1
 ・ 11m内火艇 ×1
 ・ 12m内火ランチ ×1
 ・ 13m特型運搬船 ×2
 ・ 9mカッター ×4

●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 艦首、艦尾旗竿
 ・ 錨、副錨
 ・ 菊花紋章
 ・ クレーン
 などをセットしています

【 付属しているエッチングパーツについて 】
●フルハルスペシャル版専用のエッチングパーツが付属しています

●エッチングパーツの内容は
 ・ 船体の手摺り (脚付きタイプ、弛み表現なし)
 ・ 艦首、艦尾旗竿
 ・ ラッタル
 ・ 煙突部のトラス状スポンソン支柱
 ・ 後檣のクロスツリー、ガフ
 ・ ボートダビット
 ・ 舷梯
 ・ クレーン
 ・ 煙突の雨水カバー金網
 ・ 梯子

 ・ 方位測定器
 ・ 21号電探

 ・ 1式2号11型射出機 ×2
 ・ 航空機滑走台車 ×8
 ・ 航空機運搬台車 ×8
 ・ 航空機の3翔プロペラ2種 ×各8
 など、となっています

【 金属挽き物パーツ 】
●主砲の砲身を再現した金属挽き物パーツ(×8)が付属しています
 ・ 金属製砲身は、プラパーツの砲身を防水布前端のラインでカットし、ドリルで穴を開口して取り付けます
 ・ 金属製砲身の後部には取り付け用のダボが付いています


●キットには、静岡模型教材協同組合「大型艦兵装セット」のランナーが2枚付属しており、高角砲、機銃、艦載機、カタパルト、内火艇の一部などは同ランナーのパーツを使用します

●艦尾の軍艦旗、艦載機の日の丸マークなどを再現したデカールが付属しています
 
●フルハルモデル用のディスプレイスタンドが付属しています
 ・ ディスプレイスタンドのベース部分は木製で、これにプラパーツによる船体受けを取り付けて作製します
 ・ ディスプレイスタンドに取り付ける金属製のネームプレートが付属


【 日本海軍 航空戦艦 日向 フルハルスペシャル (ハセガワ 1/700 ウォーターラインシリーズ フルハルスペシャル CH114) パッケージ内容 】


 ・ 航空戦艦 日向 ×1
 ・ 水上偵察機 瑞雲 ×8
 ・ 艦上爆撃機 彗星 ×8
 ・ エッチングシート (洋白製) ×1
 ・ 金属挽き物パーツ (真鍮製) ×8
 ・ ホワイトメタルパーツ (スクリュー) ×4
 ・ 「大型艦兵装セット」ランナー ×2
 ・ ディスプレイスタンド ×1
 ・ 金属製ネームプレート ×1
 ・ デカールシート ×3
 ・ 組立て説明書 ×1


●スポット生産品


【 「日本海軍 航空戦艦 日向」について 】


●戦艦「日向」は、当初超ド級戦艦「扶桑」型の4番艦として計画されましたが、日本の財政上の問題から着工が遅れ、その結果設計が見直して主砲配置などを変更、実質的に改「扶桑」型である「伊勢」の2番艦として1918年に竣工しました
●「日向」は「36cm連装砲」を6基搭載して、「金剛」型巡洋戦艦の1.5倍の攻撃力を持ち、設計変更により「扶桑」型よりも防御力が向上、出現当時は世界最大かつ最強を誇りました

●太平洋戦争が開戦すると、「日向」は、同型艦「伊勢」と共に第1艦隊の第2戦隊に所属し、主決戦のための「主力部隊」としてほとんど内地に待機しており、1942年5月のドゥーリットルの東京初空襲の迎撃行動で出撃した程度でした
 ・ これは、「日向」は空母機動部隊と共に行動するには速力が足りないという欠点を持っていたからです

●1942年6月、連合艦隊は「ミッドウェー海戦」で主力空母4隻を喪失、これにより航空戦力が不足し、緊急の空母増産と既存の艦艇からの改造を実施することが計画されました
●この計画により、伊勢型の戦艦2隻を空母に改造することが決定、この改造プランは以下の3種類が存在しました
 ・ 全通式の飛行甲板を装備
 ・ 艦橋後部から飛行甲板とする
 ・ 後檣の部分から後部に航空機作業甲板を設置

●空母としての運用上、全通式が望まれましたが、資材と工期の関係からやむなく一番小規模である後檣から後部を航空機作業甲板とすることが決定、1943年2月から9月までに工事が行なわれ、これにより軍艦の歴史上大変珍しい存在である航空戦艦が誕生しました
●この改造により航空機22機を搭載することが可能となりましたが、航空機作業甲板が小さいために着艦を行なうことができず、行動を共にする航空母艦に航空機を収容することが前提となりました
●発艦は、水上機用のカタパルトにより行なわれ、そのために搭載する航空機は、新型の水上偵察機「瑞雲」とカタパルト射出用に機体を強化した艦上爆撃機「彗星」の搭載を予定していました
●この航空戦艦への改造にあたり、基本の船体も改装を実施、対空兵装は大幅に増強が行われ、副砲は撤去しています

●航空戦艦として生まれ変わった「日向」「伊勢」は貴重な航空戦力として期待されましたが、搭載予定の航空隊が南方へと引き抜かれてしまい、結局、練習艦として内地に留まります
●1944年6月「マリアナ沖海戦」が発生、日本海軍は起死回生を図り、その航空戦力の総力を持って挑みましたが、「日向」「伊勢」には航空隊は無く、あくまでも戦艦として出撃しました
●この海戦において日本海軍は空母3隻と多数の航空機を失って敗北、この時期ではアメリカ軍の航空戦力と練度、そして「VT信管」による濃密な対空火器網により、戦力差は如何ともし難い状況となり、以後は航空決戦ができなくなります

●内地に帰った「日向」は、更に対空兵装を強化、序々に航空機が配備され始めます
●1944年10月には、連合艦隊の存亡をかけた必死の反撃作戦「レイテ沖海戦」が発生、「日向」「伊勢」は、アメリカの空母艦隊を誘き出すための空母機動部隊「小澤艦隊」に所属、海戦の地フィリピンへと向かいます
●しかし、両艦の虎の子の艦載機は事前の「台湾沖航空戦」で引き抜かれており、この海戦においても航空機を載せることは有りませんでした

●フィリピン北方のエンガノ岬沖において「小澤艦隊」は「囮」役の任務を達成し、アメリカ軍の艦載機の猛攻を受け、空母4隻を失います
●この攻撃では、「日向」と「伊勢」は、その強力な対空火力により多くの敵航空機を撃墜、自艦は両艦の戦隊司令「松田少将」が考案した巧みな回避行動によって損害を逃れています

●その後、「日向」と「伊勢」は南方からの輸送任務「北号作戦」に参加し、制空権、制海権のない絶望的な状況の中、強行突破を行い、無傷で作戦を遂行しました
●この作戦の終了後は、内地での重油不足が深刻化したために、呉近郊で繋留状態で防空砲台として運用、1945年7月24日の呉大空襲により大破着底して終戦を迎えました

●戦艦「伊勢」は、航空機が戦いの中心となった太平洋戦争においては、戦艦としての本来の能力を発揮することはできず、航空戦艦となっても艦載機による作戦は行なわれませんでしたが、その対空火力によって活躍、絶対的な不利な状況下、敵に一矢報いる活躍を見せたのでした
 ・ 「日向」は、太平洋戦争時には同型艦「伊勢」とほぼ同じ艦暦を歩み、その最期も同じでした



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