J35F/J ドラケン (スウェーデン空軍 迎撃機)
「J35F/J ドラケン (スウェーデン空軍 迎撃機) (プラモデル) (ハセガワ 1/48 飛行機 PTシリーズ No.PT041 )」です
●「J35F/J ドラケン」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。
【 J35F/J ドラケン (スウェーデン空軍 迎撃機) (ハセガワ 1/48 飛行機 PTシリーズ PT41) プラモデルの内容 】
●詳細な実機資料を基に開発した2008年完全新金型キット、ハセガワらしい素直なパーツ構成、細くシャープなパネルラインで「J35 ドラケン」を再現、1/48スケールのキットですが、手軽に組立を楽しむ事ができる内容になっています。
●機体外部のハードポイントを増やした「J35J」と「J35F」のいずれかを選択して組立てる事ができます。
●機体胴体は上下分割のパーツで構成、機首部、主翼部、尾翼部、エアインテーク、エンジンノズル部は別ブロック化しています。
●尾部のエンジンノズル内の排気ノズルは別パーツ化しています。
●ラムエア・タービン、しりもち防止用の尾輪は開状態を再現しています。
●主脚部は、脚柱、タイヤ、脚カバー類を別パーツ化して再現。
●着陸灯、赤外線追跡装置の先端部などのライト類はクリアパーツで再現、主翼付根部分のクリアパーツは選択式になっています。
●キャノピーは2ピースのクリアパーツで再現、開閉状態を選択して組立てる事ができます。
●コクピット部はバスタブ式の別ブロック化となっており、シート、計器盤、操縦桿などを別パーツ化して再現しています。
●「J35J/F ドラケン」用の兵装として
・ 増槽 ×2
が付属しています。
●主翼下面に装備する「Rb28(AIM-4D)」「Rd24(AIM-9B)」「Rd24J(AIM-9L)」のミサイル類は、同社「エアクラフト ウエポンC アメリカ ミサイルセット (X48-3)」をご利用下さい(別売り)。
【 J35F/J ドラケン (スウェーデン空軍 迎撃機) (ハセガワ 1/48 飛行機 PTシリーズ PT41) 塗装及びマーキング 】
●付属のデカールで
・ スウェーデン空軍 F10航空団 第3飛行隊 所属機 (J35F-2/10-06/グリーン系迷彩)
・ スウェーデン空軍 F10航空団 所属機 (J35J/10-52/グリーン系迷彩)
・ スウェーデン空軍 F10航空団 第2飛行隊 所属機 (J35J/10-39/グレー系迷彩)
を再現する事が可能です。
●国籍マーク、機体番号、ステンシル類をデカールで再現しています。
【 J35F/J ドラケン (スウェーデン空軍 迎撃機) について 】
●1949年スウェーデン空軍は新型戦闘機の開発をサーブ社に要求、その目的は「高亜音速ジェット爆撃機」の実用化に対抗する手段として、超亜音速戦闘機を開発する事でした。
●スウェーデン空軍が新型戦闘機に要求した内容は、高度14,000mまでの高空性能で、上昇時間は高度10,000mまで2.5分、最大速度はマッハ1.4~1.5を出し、スウェーデン国内の高速道路での離着陸を想定したSTOL性能を持つという、当時としては夢のような非常に進歩的な機体でした。
●この厳しい要求を受けたサーブ社は、新型機に「ダブルデルタ翼」の採用を決定、「サーブ210」という研究機を作成し1951年から1954年にかけて500回以上の飛行実験を実施、数々の飛行データを積み重ねた結果「サーブ 35 ドラケン」を完成させます。
●1956年には量産型の「J35A」がサーブ社に発注され、1959年末頃からスウェーデン空軍へと納入が開始しています。
●この「J35 ドラケン」は、戦闘機型の「J35A」から「J35B」「J35D」「J35F」へと改良が加えられ、他に複座型戦闘練習機型の「SK35C」、写真偵察機型の「S35E」が生産されています。
●最も多く生産された「J35F」は、「J35D」からの発展型で火器管制装置が高性能な「サーブ S7B」へ変更、「Rb.27(AIM-27Bファルコン空対空ミサイル)」または「Rb.28(AIM-4Cファルコン空対空ミサイル)」を4発携行でき、強力な全天候型迎撃機となりました。
●さらに「J35F」の搭載燃料量を増し、外部ハードポイントを増設、近代化改修を施した「J35J (ヨハイン)」が生産されています。