バリケードセット
「バリケードセット (プラモデル) (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.027 )」です
●第2次世界大戦時などで見られる防御陣地用のバリケードを1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●丸太を使用した対人用バリケードと、レールを使用した対戦車バリケードを再現、様々なジオラマシーンや車両の演出用などとして役立つアクセサリーパーツセットです
【 「バリケード」について 】
●堅牢な防御陣地では、陣地の前方にバリケードを展開し、敵の行動を停止させることが重要な要素となっています
・ さらにそのバリケード周辺に地雷を敷設すると、より効果的となります
●このようなバリケードは、対人用と対戦車用とが存在していました
●対人用のバリケードは、主にコストの低い木材が用いられ、木材で作製したフレームに有刺鉄線を張った鉄条網により人員の行動を阻止する構造となっています
・ この鉄条網は構造的に爆風を逃がすことから、砲爆撃に強く、進路の啓開には爆破筒などを用いなければなりませんでした
●強固な装甲と履帯を持つ戦車に対しては、このような木材を使用した対人用バリケードは効果がなく、より強固な構造を持つバリケードとして登場したのが、レールを活用した対戦車バリケードです
●この対戦車バリケードは、適度な長さで切断したレール3本をアングル材によって×状として結合し、その立体的な構造により戦車の前進を阻止することができました
・ 省力化するために、地中に1本のレールを突き刺す方法も採られていますが、3本を組み合わせるよりも効果は低かったようです
●対人用バリケードは第1次世界大戦以前から、対戦車バリケードは第2次世界大戦から多く見られ、特にドイツ軍がフランス沿岸部を中心
に構築した防御陣地「大西洋の壁」での使用が有名です
【 バリケードセット (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.027) プラモデルの内容 】
●この防御陣地用のバリケードを再現したプラスチックモデル組立てキットです
●対人用バリケード用として丸太20本と、対戦車バリケード用6個分としてレール18本、レール接合用のアングル材12個をパッケージしています
●対人用バリケードの丸太は、ジオラマのベース部分に突き刺すことでバリケードを再現します
・ 丸太は、木の表皮を立体的なモールドで再現しています
・ バリケードだけではなく、粗朶などの木材としてジオラマシーンや車両の演出用として広く活用できます
●対戦車用バリケードのレールは1本ずつパーツ化、3本のレールとアングル材を組み合わせることで立体的な×状となった構造を作製します
・ レールは、断面がH状となった形状を再現
・ レールの先端部には、有刺鉄線を張るための溝を再現しています
●各パーツのサイズ
・ 丸太 : 長さ約37mm ×太さ約4mm
・ レール : 長さ約69mm ×太さ約3mm角
・ アングル材 : 約10mm角
【 バリケードセット (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.027) パッケージ内容 】
・ 対戦車バリケード ×6(レール×18、レール接合用のアングル材×12)
・ 丸太 ×20