イタリア軍歩兵 エル・アラメイン 1942
「イタリア軍歩兵 エル・アラメイン 1942 (プラモデル) (ドラゴン 1/35 39-45 Series No.6391 )」です
●第2次世界大戦の北アフリカ戦線で戦ったイタリア兵士を⅟35スケールで再現したプラスチックモデル組立キットで、将校が1体、空挺部隊の下士官が1体、「ベリサリエリ」部隊の兵士が2体の合計4体のフィギュアをセットしています
【 「イタリア軍の歩兵」について 】
●イタリア軍と言えば、装備や精神面でも弱体な軍隊と思われていますが、北アフリカ戦線の枢軸側の主役の一員であり、部隊によってはかなりの奮戦を行なっています
●特に、「アリエテ」戦車師団や「トリエステ」自動車化師団は、ドイツアフリカ軍団と並び連合軍相手に一歩も引かない戦いを繰広げました
●このイタリア軍兵士の戦闘中の場面を表現したキットで、前進して攻撃中の兵士が再現されています
●これまでインジェクションキットの歩兵フィギュアは存在していなかったので、このキットに他社でキット化されている「M13 カーロアルマート」、「M40 セモベンテ」、「L3 カーロベローチェ」などと並べると、イタリア軍の活躍や、その苦戦の様子など模型上での演出が広がるでしょう
【 「イタリア軍歩兵 エル・アラメイン 1942」のキット内容について 】
●フィギュアは頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成です
●服の皺のモールドはスケールに沿いながらも、やや深めに彫刻されており、細部のモールドはシャープな仕上がりとなっています
・ フィギュアの顔は「イタリア人」らしい彫りの深い顔立ちが再現されています
各「フィギュア」について
●将校のフィギュアは、手にピストルを握りしめ、片膝を付いて双眼鏡で前方を視察しているポーズです
・ 服装は、「サファリアーナ」と呼ばれる先鋭的なデザインの上着に、半ズボンを着用、足にはサンダルを履いた姿となっています
・ 熱帯用の将校帽は別パーツとなっています
●空挺部隊の下士官のフィギュアは、伏せた姿勢で上体を起こし、前方を注視したポーズとなっています
・ 服装は「サファリアーナ」タイプの上着と長ズボンを着用、空挺部隊用のヘルメットとブーツを履いた姿です
●「ベリサリエリ」部隊の兵士フィギュアの1体は、機関銃を持って駈けているポーズ、もう1体は機関銃の助手で、同じ様に駈けているポーズです
・ 服装は、「熱帯用野戦服」にゲートルを着用し、「ベリサリエリ」部隊の特徴である羽飾りの付いた防暑ヘルメットを被っています
・ 機関銃を持つ兵士フィギュアは、顔に髭を蓄えた姿となっています
・ 「ベリサリエリ」部隊とは、一般的に「自動車化歩兵」を示すものとされますが、その歴史は古く、一般の歩兵より精強な部隊としての一面を持っていました
●付属するアクセサリーパーツ
・ 「M1934 ピストル」 ×1(手と一体化)
・ 「M1938 サブマシンガン」 ×1
・ 「M1930 軽機関銃」 ×1
・ 「M1891/1938 カービン」 ×1
・ 防暑ヘルメット ×2
・ 「ベリサリエリ」用防暑ヘルメット ×2
・ 空挺部隊用ヘルメット ×1
・ 将校帽 ×1
・ 水筒 ×4
・ 携帯シャベル ×4
・ ライフル用マガジンポーチ ×2
・ 防塵ゴーグル ×2
・ 懐中電灯 ×1
・ 銃剣 ×1
・ サブマシンガン用マガジンポーチ ×1
・ 軽機関銃用予備銃身 ×2
・ ピストルホルスター ×1
・ 双眼鏡 ×1
・ 背嚢2種 ×各1
・ 機関銃用弾薬嚢 ×1
など
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【 「イタリア軍歩兵 エル・アラメイン 1942」のキットについて 】
・ パッケージには「イタリア歩兵」と表記されていますが、このキットは将校のみが歩兵部隊で、他は空挺部隊兵か「ベリサリエリ」部隊兵です
・ 「ベリサリエリ」部隊兵と一般の歩兵とは基本的に一緒ですが、歩兵はヘルメットに羽飾りが無くなり、ヘルメットの徽章と襟章が変化します(パッケージの将校の徽章類を参照)
・ インジェクションキットとしては、初めての歩兵のフィギュアとなり、特に装備品のアクセサリー類はいろいろと活用することができるでしょう
●2008年 完全新金型