第11義勇装甲擲弾兵師団 ノルトラント ヴィストゥラ-オーデル 1945
「第11義勇装甲擲弾兵師団 ノルトラント ヴィストゥラ-オーデル 1945 (プラモデル) (ドラゴン 1/35 '39-'45 Series No.6455 )」です
●「第11義勇装甲擲弾兵師団 ノルトランド ヴィストゥラ - オーデル 1945」です
●第2次世界大戦末期におけるドイツ武装親衛隊第11義勇装甲擲弾兵師団「ノルトラント」の兵士4体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 武装親衛隊第11義勇装甲擲弾兵師団「ノルトラント」について 】
●親衛隊は、ナチス党に従う私兵としての扱いによりドイツ国内での徴兵権は無く、入隊は志願制が採られていました
●親衛隊の戦闘集団である武装親衛隊は、首脳部によって部隊の拡大が図られましたが、徴兵権が無い関係で隊員数が限られ、占領地に住むドイツ系住民、比較的協力的な非ドイツ系住民を徴兵する方法が行なわれました
●一方、反共主義を唱えるナチス・ドイツには外国からの志願兵が集まるようになり、そのような志願兵を中心として編成されたのが武装親衛隊第5師団「ヴィーキング」です
・ この志願兵は、ソ連による圧制や脅威から反感を持った北欧地域の人々が中心でしたが、給与も支払われており、傭兵的な一面も持っていました
●この「ヴィーキング」師団は、外国人が中心となる他の武装義勇親衛隊とは異なり、士気、装備共に高く、精鋭部隊として激戦を展開しています
●1943年3月、ヒトラーは武装親衛隊第5師団「ヴィーキング」と同様な師団を創設することを命令、この部隊の編成にあたっては、「ヴィーキング」師団隷下の1個連隊が基幹となり、第11義勇装甲擲弾兵師団「ノルトラント」と命名されます
●また、師団を構成する兵士には、ドイツと同じゲルマン民族である北欧地域の志願兵が集められ、「ヴィーキング」師団とは兄弟師団に相当しました(師団記号も「ヴィーキング」師団と同じデザインです)
●「ノルトラント」師団は、後方地域でのパルチザンとの戦闘の後、北部軍集団に配備され、バルト3国方面に展開、ソ連軍との激闘に突入します
●同地において、同師団は白兵戦を含むソ連軍との激しい戦闘を行い、損害を受けながらもソ連軍を駆逐し、戦線の安定化に貢献しました
●しかし、南方の中央軍集団の崩壊に伴い、戦線を維持するいことは困難となり、師団はクールラント半島へ撤退、ソ連軍と交戦しながら海路ドイツ領内へと脱出します
●1945年2月、同師団は再編成の後、ベルリン方面に配備、ドイツ軍の攻勢作戦である「ゾンネンヴェルデ作戦」に参加しましすが、彼我の戦力差は如何ともし難く、局地的な勝利を収めるだけに止まりました
●1945年3月、オーデル川西岸に布陣した「ノルトラント」師団はソ連軍との激闘を展開、消耗しながらも陣地を死守しましたが、壊滅的な損害を受けてベルリン防衛線へと撤退し、補充が行なわれます
●1945年4月、ベルリン攻防戦が開始され、同師団は死力を尽くして抵抗戦を行い、ソ連軍に少なくない損害を与えますが、戦況は絶望的であり、ベルリン市街戦で激しく消耗、師団としての組織的戦力はなくなった後も、個々に戦闘を継続し、最後には僅かな数の兵士が西方に脱出しています【「第11義勇装甲擲弾兵師団 ノルトランド ヴィストゥラ - オーデル 1945」のキット内容について 】
●この第11義勇装甲擲弾兵師団「ノルトラント」の兵士を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●キットは、1945年初旬において不利な戦況の中、同師団将兵の戦闘間の緊迫したシーンが表現されています
・ キットの表記では第11義勇装甲擲弾兵師団「ノルトラント」となっていますが、軍装類は同一なので他の武装親衛隊の兵士としても使用ができます
●フィギュアは、将校や下士官の指揮官クラスが表現されています
●フィギュアの服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目などがシャープに彫刻されています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成で、コートの裾の部分は4分割された別パーツにて構成され、立体感有る造形となっています【 「第11義勇装甲擲弾兵師団 ノルトランド ヴィストゥラ - オーデル 1945」のフィギュアポージングについて 】
●フィギュアの1体は、片手に拳銃、もう一方の手に「パンツァーファースト」を持って警戒しながら前進をしているポーズです
・ 防寒用のジャケットを着用、防寒ズボンを履いた状態となっています
●フィギュアの1体は、しゃがんだ姿勢で、片手に「パンツァーファースト」を持ち、後方に振り向きながら指示を与えているポーズです
・ 防寒用のコートを着用しています
●フィギュアの1体は、両手で突撃銃を持って歩いているポーズです
・ 防寒アノラック、将校用の乗馬ズボンを着用、防寒ブーツを履いた姿です
●フィギュアの1体は、両手でサブマシンガンを持ち、立ち止まっているポーズとなっています
・ オーバーコートを着用、防寒帽を被った姿です
●付属している装備品類
・ モーゼルKar98kライフル ×1
・ MP40サブマシンガン ×2
・ MP43突撃銃 ×2
・ Gew43自動小銃 ×1
・ MG42機関銃 ×1
・ PPSh1941サブマシンガン ×2
・ パンツァーファースト60 ×1
・ パンツァーファースト30 ×1
・ 機関銃用弾薬箱 ×1
・ 機関銃用50発ドラムマガジン ×1
・ 弾帯 ×1
・ 予備銃身ケース ×1
・ ヘルメット ×1
・ 将校帽 ×1
・ M43規格帽 ×1
・ 防寒帽 ×1
・ 飯盒 ×4
・ マップケース ×4
・ 拳銃ホルスター ×3
・ 水筒 ×3
・ 双眼鏡 ×1
・ サブマシンガン用マガジンポーチ ×2
・ 柄付き手榴弾 ×1
・ 雑嚢 ×3
など
●「パンツァーファースト」の注意表記を再現したデカールが付属しています
●2008年 フィギュアランナー完全新金型