ドイツ軍 Pz.kpfw.TKS(p) 小型戦闘車 (捕獲車両)
「ドイツ軍 Pz.kpfw.TKS(p) 小型戦闘車 (捕獲車両) (プラモデル) (RPM 1/72 ミリタリー No.72503 )」です
●「ドイツ軍 Pz.kpfw.TKS(p) 小型戦闘車 (捕獲車両)」です
●第2次世界大戦初期におけるポーランド軍の小型戦車「TKS タンケッテ」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット、ドイツ軍によって捕獲使用されている状態が表現されています【 「TKS タンケッテ」について 】
●ポーランドは古い歴史を持つ独立国家でしたが、地理的に隣国との衝突が絶えず、近代では永らくロシアの占領下に置かれていました
●第1次世界大戦が終結すると独立を果たしますが、ロシアとの小競り合いが続き、国軍の再建と拡大が図られます
●1928年、イギリスで「ガーデンロイド機銃車」が開発、生産されると、世界恐慌の煽りから軍縮ムードの中、低予算で数を揃えることができる同車は各国から注目されます
●ポーランドでも、この「ガーデンロイド機銃車」を購入、国産化が計画され、「TK.1」、「TK.2」と試作車が作られました
●1931年には「TK.3」が登場し、最初の量産型として300両が生産されました
●この「TK.3」を若干拡大したのが「TKS」で、1934年から生産が開始され、合計360両が作られました
●この「TKS」は2人用の小型車体に機銃(後に20mm機関砲搭載型も登場)を搭載、装甲は3~10mmと小銃弾を防ぐ程度となっています
●この「TKS」は、「TK.3」と合わせてポーランド軍の主力戦車となります
●これらの戦車部隊は、1939年に開始された対ドイツ戦に果敢に戦いましたが、戦力の差や装備の優秀さ、そして空陸一体の攻撃には敵わず、奮戦虚しく敗れたのでした
●この「TKS」は、ポーランドの敗戦によってドイツ軍が捕獲、「Pz.kpfw.TKS(p)」という名称が与えられ、ドイツ軍の装備として使用されました【 「ドイツ軍 Pz.kpfw.TKS(p) 小型戦闘車 (捕獲車両)」のキット内容について 】
●この「TKS」小型戦車のドイツ軍捕獲車両を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●ひじょうに小型の車両である「TKS」をミニスケールで再現、完成全長は約3.5cmと、手の中に納まるサイズで、その小型且つ独特なフォルムを楽しむことができる内容となっています
●RPM社「ポーランド軍 TKS タンケッテ 小型戦車 wz.25機銃搭載型」のバリエーションキットです
●「TKS」の最もポピュラーなタイプである「zw.25機関銃」装備型を再現しています
●「TKS」は、車体と戦闘室の2ブロックで構成されています
●車体は各パネルを貼り合わせる箱組み方式となっています
・ サスペンションは、転輪部分も含めて一体成型となっています
・ 履帯は一体成型されたプラパーツで再現され、起動輪も同パーツと一体になっています
・ 車体内部のエンジン、乗員席がパーツ化、ハンドルなどの細部パーツもセットされています
・ 前部の点検ハッチは別パーツです
●戦闘室は一体成型されており、前部パネルは別パーツです
・ スケールの関係から、表面上のリベットは省略されています
・ 「zw.25機関銃」は別パーツにて再現
・ 上部ハッチ、ペリスコープは別パーツです
・ 排気管は左右分割式です
・ 車載工具は別パーツとなっています
●マーキングは、ドイツ軍9種、エストニア軍1種の塗装例が説明書に記載されおり、その塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています