日本海軍航空母艦 海鷹 (フルハルモデル)
「日本海軍航空母艦 海鷹 (フルハルモデル) (プラモデル) (フジミ 1/700 帝国海軍シリーズ No.003 )」です
●「旧日本海軍特設航空母艦 海鷹」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●同社1/700 特シリーズ「旧日本海軍特設航空母艦 海鷹 (No.018)」のキットをベースに、フルハル仕様とするための艦底用新規金型パーツをセットしたバリエーションキットとなります
●軍縮条約によって、主要艦艇の保有量を制限された日本海軍は、短期間で航空母艦へと改装が可能となる設計に基づき、各海運会社に補助金を出し「大型客船」を建造させました
●大阪商船の「あるぜんちな丸」と「ぶらじる丸」の両艦も、この計画に基づき建造された客船で、当初「日本~ブラジル、大連」間の航路に就航していましたが、太平洋戦争が開始されると「特設輸送船」として海軍に徴用されました
●「ミッドウェイ海戦」で主力空母4隻を失った日本海軍は、空母の増強を余儀なくされ、この「あるぜんちな丸」と「ぶらじる丸」の2隻も特設空母へと改装されることになります
●1943年11月に改装工事が終了し、「あるぜんちな丸」は「特設航空母艦 海鷹」へと生まれ変わります
●機関の出力不足を補うため「陽炎型」と同様の機関へと換装された「空母 海鷹」は、同じ「特設航空母艦 大鷹型」よりも高速となり、連合艦隊の附属艦として船団護衛や航空機の輸送任務に従事していました
●「空母 海鷹」は、1945年7月に四国の佐田岬沖でアメリカ軍が敷設した機雷に接触、大破して海岸に擱座したまま終戦を迎えることになります
●この特設航空母艦へと改装された「空母 海鷹」を再現したプラスチックモデル組立キット
●艦底部までも再現したフルハルモデルと喫水線ラインまでを再現したウォーターラインモデルとを選択して組立てる事ができます
●フルハル用の船体下部は一体成型のパーツで構成、スクリュー部、舵を別パーツ化しています、
●艦体は舷側部を左右分割したパーツ構成、甲板部、艦底部は別パーツにて再現されています
・ 飛行甲板は1枚のパーツで構成、着艦制動索やエレベーター部などは彫刻にて再現されています
・ 飛行甲板下の艦首甲板部、艦尾甲板部、機銃台部、支柱類は別パーツに化されています
●舷側から張り出したスポンソン部、煙突部は別ブロック化、対空機銃・高射装置・マスト類を設置してから舷側部に取付ける形となっています
●「空母 海鷹」の対空兵装として
・ 12.7cm 連装高角砲
・ 25mm 3連装高角砲
・ 25mm 単装機銃
を再現したパーツが付属
●内火艇類のパーツもセットされています
●細部デティールを補うためのエッチングパーツが付属、エッチングパーツの内容は
・ 羅針艦橋
・ ファンネルキャップ
・ 煙突架台
・ 甲板上探照灯カバー
・ 着艦標識架台
となっています
●艦載機用のパーツとして
・ 零式艦上戦闘機 21型 ×4
・ 97式艦上攻撃機 ×4
などが付属
●フルハルモデル時用のディスプレイベースが付属
●艦載機パーツはクリアー成型となっています
●国籍マークを再現したデカールもセットされています