日本水上機母艦 瑞穂
「日本水上機母艦 瑞穂 (プラモデル) (アオシマ 1/700 ウォーターラインシリーズ No.523 )」です
●水上機母艦「瑞穂」は、千歳型と同じ戦略目的のために計画された艦である
●その目的は、純然たる水上機母艦としてではなく、特殊潜航艇「甲標的」の母艦たる事であった
●当初、軍縮条約とのからみで、カタパルトの装着は考えられていなかったが、建造中に軍縮条約から解放される事が確実となったため、大型カタパルト4基を搭載、水上機の発進能力は格段に向上した
●一方、機関部をディーゼルエンジンのみとしたため、予定されていた22ノットの速力を得られる事なく、問題を抱えたまま太平洋戦争の作戦に従事する事になる
●昭和17年、機関の完全修理を実施し、22ノットの安定航行が可能となり、御前崎沖を航行中、米潜水艦ドラムの雷撃を受け沈没
●日本海軍が喪失した大型艦第1号となった