パルチザン掃討戦 (ユーゴスラビア 1943)
「パルチザン掃討戦 (ユーゴスラビア 1943) （プラモデル） (ドラゴン 1/35 '39-45' Series No.6491 )」です
●「パルチザン掃討戦 （ユーゴスラビア 1943）」です
●第2次世界大戦時におけるパルチザン掃討戦に従事するドイツ武装親衛隊の兵士3体とイタリア軍兵士1体を1/35のスケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「ユーゴスラビアの戦い」について 】
●1940年10月、アルバニアに進駐していたイタリア軍がギリシャに侵攻、ギリシャ、イギリスの連合軍の反撃によりイタリア軍は撃退されてしまいます
●一方、隣国ユーゴスラビアでは反ドイツ勢力がクーデターを発起し、1941年4月にドイツ軍はこの方面の安定化を図るためにユーゴ、ギリシャ方面に侵攻を開始、1ヶ月程の戦闘で占領を果たしました
●その後、ドイツ軍は独ソ戦を開始、このユーゴスラビア方面はドイツ占領下となる筈でした
●しかし、同国は人種、宗教が混在する場所であり、第1次大戦のきっかけを作ったサラエボ事件のように、極めて混沌とした地域性を持っていました
●そのような背景の元に共産系のパルチザン組織が徐々に拡大、カリスマ的指導者「チトー」を元にその勢いは増加する一方となります
●独ソ戦や北アフリカ戦で手一杯のドイツ軍は充分な兵力をユーゴスラビアに送ることはできず、ドイツ系の住民から徴兵された武装親衛隊や、隣国のイタリア軍、ブルガリア軍、そして同国での反共産勢力（王党派）を動員して何とか治安を回復しようとしました
●ところが、パルチザン側は、同じ共産主義であるソ連や、イタリア方面から侵攻を覗うイギリス、アメリカの西側連合軍からの空輸による武器、弾薬、食料などの補給により、高い戦闘力を持つようになり、掃討作戦は進みませんでした
・ パルチザンは軍服も支給され、重火器、車両が少ないという以外は軍隊に匹敵する能力を持っていました
・ また、山岳部が多い同国の地形は掃討作戦を阻害し、都市部以外の山間部はパルチザンの支配地域となっていました
・ 「チトー」の司令部には、ソ連軍、イギリス軍、アメリカ軍の連絡部が常駐し、各国軍との連携が保たれていました
●このユーゴスラビアにおける戦闘は民族的対立もあって凄惨であり、基本的にパルチザン側は捕虜を認めず、従軍したドイツ軍兵士は東部戦線に転属を申し出る程でした【 「パルチザン掃討戦 （ユーゴスラビア 1943）」のキット内容について 】
●このユーゴスラビアのパルチザン掃討戦の枢軸国軍の兵士を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●山岳地域において掃討戦闘を行なっているシーンが表現されています
・ 武装親衛隊の兵士は山岳兵の戦闘シーン、イタリア兵は北アフリカ戦線以外の戦域に流用が可能です
●フィギュアの内訳は、武装親衛隊の小銃兵1体、機関銃兵1体、下士官兵1体、イタリア兵1体の合計4体です
●武装親衛隊のフィギュアの服装は、小銃兵と下士官の2体は迷彩スモックを着用、機関銃兵は「M36野戦服」を着用し、3体共に山岳地用の短靴とレギンスを履いた姿となっています
●イタリア兵のフィギュアの服装は、開襟式の「M40野戦服」を着用、ゲートルを履いた姿です
・ ヘルメットはベルサグリエリ兵（自動車化歩兵）の羽飾りが付いた状態となっています
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目などの細部は繊細なモールドで彫刻されています
●機関銃兵と下士官のフィギュアは、2種類の足が付属しており、傾斜した山岳地におけるポーズと、平坦な地形におけるポーズとを選択できます
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成となっています【 「パルチザン掃討戦 （ユーゴスラビア 1943）」のフィギュアのポージングについて 】
●武装親衛隊の小銃兵のフィギュアは、身を伏せた姿勢で、手榴弾を持って構えているポーズ
・ フィギュアの姿勢に合わせた岩のパーツが付属しています
●武装親衛隊の機関銃兵のフィギュアは、立った姿勢で下士官の肩に機関銃を載せ、射撃をしているポーズです
●武装親衛隊の下士官のフィギュアは、身を屈めて機関銃の銃身部を肩に載せ、2脚部を持って機関銃を保持しているポーズです
●イタリア兵のフィギュアは、両手でカービン銃を持ち、若干身を屈めながら歩いているポーズとなっています
●付属している装備品類
・ モーゼルKar98kライフル ×1
・ モーゼルKar98kライフル（銃剣付き） ×1
・ MP35サブマシンガン ×1
・ MG34機関銃 ×1
・ 機関銃用ドラム弾倉 ×2
・ 機関銃用弾薬箱 ×1
・ カルカノM1981カービン ×1
・ ベレッタM1938サブマシンガン ×1
・ ブレダM1930機関銃 ×1
・ ヘルメット ×1
・ 迷彩カバー付ヘルメット ×2
・ イタリア軍ヘルメット（ベルサグリエリ兵用） ×1
・ ガスマスクケース ×3
・ 水筒 ×3
・ ライフル用マガジンポーチ ×2
・ イタリア兵用マガジンポーチ ×2
・ サブマシンガン用マガジンポーチ ×1
・ 飯盒 ×3
・ 雑嚢 ×3
・ 機関銃工具入れ ×1
・ 拳銃ホルスター ×1
・ イタリア軍雑嚢 ×1
・ 岩 ×1
など
●2008年 フィギュアランナー完全新金型
