第二次大戦の帝国陸軍戦車隊
「第二次大戦の帝国陸軍戦車隊 (本) (大日本絵画 世界の軍装と戦術 (オスプレイミリタリーシリーズ) No.005 )」です
●オスプレイミリタリーシリーズ「世界の軍装と戦術 5 第二次大戦の帝国陸軍戦車隊」です
●これまで欧米の研究所で取り上げられることの少なかった日本陸軍戦車隊の変遷について、日米双方の戦史研究家によってまとめられて「オスプレイ ミリタリーシリーズ 世界の軍装と戦術」の翻訳版です
●第2次大戦中に日本陸軍が導入した戦車は、対戦車能力は劣るものの機動力には優れたものがあり、歩兵の戦闘支援においては充分な能力を持っていました
●このため陸軍戦車は歩兵支援を主任務とし、やがて独自の車輌開発、戦車部隊の編成、戦術を模索していくことになります
●しかし第2次大戦が始まると、航空戦や海戦に重きを置く上層部の理解が得られなかったことから、生産は遅れ、もともと小規模だった戦車部隊も旧式化しつつ消耗していき、陸軍戦車隊は数多くの困難を抱えながら戦場で奮戦する事になりました
●この「第二次大戦の帝国陸軍戦車隊」では日本初の戦車部隊の構成からそのドクトリン(教義)、慣習、戦歴までをまとめた英文図書を訳出
●独自の戦車部隊の編成から訓練、戦術に加え、中国、マレー、蘭領インド諸島、ビルマ、フィリピン、太平洋諸島における作戦史ならびに貴重な戦車兵の戦闘手記を収録し、帝国陸軍戦車隊の実像に迫ります
●内容目次
・ 序章
1943年、独立混成第1旅団の誕生 ~ 1941年、機甲科の創設
・ 部隊編成
戦車連隊 ~ 捜索隊 ~ 戦車団と戦車師団 ~ その他の戦車隊
・ ドクトリン (信条)
歩兵支援から攻撃の主力へ ~ 分遣派遣
・ 戦術
攻撃 ~ 射撃法 ~ 夜襲 ~ 対戦車戦術 ~ 防御
隊形 : 機動 ~ 中隊と小隊 ~ 連隊と師団
・ 戦車兵
選抜と基礎訓練 ~ 戦車学校
・ 通信と整備
・ 戦歴
1932年 中国・上海 ~ 1937~38年 中国~1944年 中国
1941~42年 マレー
1942年 ビルマ ~ 1944年 インンパール
1942年 オランダ領東インド諸島
太平洋の島々 : 1942年 ガダルカナル ~ 1944年 サイパン ~ 1945年 ルソン
1945年 中国・満州
・ まとめ
・ 参考文献
●著 : ゴードン・L・ロトマン / 滝沢彰 (共著)
●カラーイラスト : ピーター・デニス
●訳 : 平田光夫
●監修 : 鈴木邦宏
●B5判
●全72ページ / うちカラー8ページ
●2009年7月8日 初版発行
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●オスプレイ日本語版に戦記ファン・研究家待望シリーズ、世界各国の軍装を写真とイラストで紹介するのが「世界の軍装と戦術」シリーズです
●陸・海・空軍各兵科の部隊を、国、時代、戦域などのテーマごとに取り上げ、その制服・記章と装備を解説
●さらに部隊の編成と戦史など、歴史的な面も紹介しています