ロシア KV-220/85 超重戦車 ロシアンタイガー
「ロシア KV-220/85 超重戦車 ロシアンタイガー (プラモデル) (PST 1/72 AFVモデル No.72059 )」です
●「ロシア KV-220/85 超重戦車 ロシアンタイガー」です
●第2次世界大戦時におけるソ連軍の超重戦車「KV-220/85」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●「KV-1」の強化型である「KV-220/85」を再現、「KV-1」をベースに車体を延長し、巨大化した砲塔に「85mm砲」を装備した超兵器的なフォルムを再現した内容となっています【 「KV-220/85」について 】
●ソ連軍は、1939年に重戦車「KV-1」を開発、この「KV-1」は当時としては破格に強力な装甲と攻撃力を擁しており、独ソ戦においてはドイツ軍を恐怖に陥れる能力を発揮しました
●ソ連軍の戦車開発陣は、この「KV-1」に満足していた訳ではなく、より強力な能力を持たせるために次々と年代を追ってその改良型を開発、その結果「KV-1」シリーズは最大装甲厚120mmとなる「1942年型」にまで進化することになります
●同時にこの「KV-1」をベースとした試作車両や計画車両も多く存在しており、「KV-1」をより強力すべく1941年に開発されたのが「KV-220 (KV-3)」です
●この「KV-220」は、「85mm戦車砲 F-30」を装備するために砲塔を大型化、さらにこの大型化された砲塔を搭載する関係から車体は延長され、「KV-1」では片側の下部転輪が6個だったものが7個へと増加しています
●「KV-220」の砲塔は、前側面とも装甲厚100mmという強力な防御力を持ち、その上部には7.62m機銃を搭載する銃塔を装備、その攻撃力と防御力は従来の「KV-1」を遥かに凌ぎました
●ただ、「KV-1」自体がその大重量と機械式トランスミッションによる駆動系のトラブルが後を絶たない状態であり、より大重量となった「KV-220」も機動性能には問題を抱えていました
●その後、「KV-220」により強力な火砲「107mm砲」を搭載する計画もありましたが、独ソ戦の開戦によりこの計画は中止、数両が生産された「KV-220」はレニングラード攻防戦に投入されています【 「ロシア KV-220/85 超重戦車 ロシアンタイガー」のキット内容について 】
●このソ連軍の超重戦車「KV-220/85」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●1/72スケールモデルでのオーソドックスなパーツ分割、簡易金型を使用しつつも通常のインジェクションキットと遜色ないモールドを持つ成型パーツで「KV-220/85」を再現、超重戦車ながらソ連軍戦車らしい簡素な構造の車体と砲塔を持つ独特のスタイルを再現した内容となっています
●「超重戦車 KV-220/85」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています
●「砲塔」は左右分割式で、天板と防盾基部は別パーツです
・ 砲身は一体成型となっています
・ 防盾は1パーツで構成
・ 砲塔上部のペリスコープ類は天板部にモールドされています
・ 銃塔は砲塔とは別パーツにて再現
●「車体上部」は、フェンダーも含めて一体成型されています
・ 操縦手ハッチはモールドで再現
・ エンジングリル部はメッシュがモールドされています
・ 排気管は別パーツです
●「車体下部」は、各パネルを貼り合わせる箱組み方式です
・ サスペンションアームは側面パネルに一体成型されています
●「履帯」は、一部連結式履帯が付属しています
・ 履帯は、上下の直線部は繋がった状態、前後の曲線部は1枚ずつ分割されたパーツで構成されています
●説明書には「超重戦車 KV-220/85」のソ連軍仕様となる塗装例が記載されています