ロシア ISU-122 重駆逐戦車
「ロシア ISU-122 重駆逐戦車 (プラモデル) (PST 1/72 AFVモデル No.72005 )」です
●「ロシア ISU-122 重駆逐戦車」です
●第2次世界大戦後期におけるソ連軍の重自走砲「JSU-122」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット
●「JSU-152」をベースとして主砲を「122mm砲 A-19」へと換装した「JSU-122」を再現、長大な砲を搭載した独特なスタイルを再現した内容となっています【 「JSU-122 重自走砲」について 】
●1941年に独ソ戦が開始されると、脆弱な装甲しか持たないソ連軍戦車の多くが撃破されてしまいますが、「T-34」や「KV-1」のような新鋭戦車は活躍を果たします
●この「T-34」や「KV-1」は、以後のソ連軍戦車戦力の中核となり、性能的に劣るドイツ軍戦車に対して有利さを誇ったものの、ドイツ軍の重戦車「タイガー 1」の出現や、既存戦車の改良などにより、徐々に優位性はドイツ軍側に傾きました
●これを受けてソ連軍が開発した重自走砲が「SU-152」で、「152mm砲」という大口径砲の威力でドイツ戦車キラーという存在となります
●この「SU-152」は、車体ベースとなった「KV-1S」の生産中止に伴い「JS」の車体へと変更した「JSU-152」へと生産が移行しました
●この「SU-152」と「JSU-152」に搭載された「152mm榴弾砲 ML-20S」は、元々が重砲部隊用の火砲であり、両車だけではなく当然ながら重砲部隊にも必要とされ、砲の生産が間に合わず供給不足となります
●そこで、当時在庫が豊富だった「122mm砲 A-19」を主砲として転用することが決定、「JSU-122」として1943年末に採用されました
●この「JSU-122」は、「JSU-152」の主砲を変更しただけで、その他の仕様は同一となっていました
●「JSU-122」は、「JSU-152」と比べて榴弾の炸薬量には劣りましたが、長砲身による装甲貫通能力の高さにより対戦車戦闘を中心に活躍しています【 「ロシア ISU-122 重駆逐戦車」のキット内容について 】
●このソ連軍の重自走砲「JSU-122」を再現したプラスチックモデル組み立てキットです
●東欧系メーカーとして一見すると素朴なモールドながら、防盾形状、エンジングリル部、各部のボルトなどの「JSU-122」のポイントが押さえられており、またミニスケールとしては細かなパーツ構成により同車のフォルムとディテールとを表現した内容となっています
●「JSU-122」は、「主砲部」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています
●「122mm砲 A-19」の砲身は一体成型となっています
・ 防盾は1パーツで構成され、その複雑な形状と特徴的なボルトが再現
●車体上部は、フェンダー、戦闘室も含めて一体成型されています
・ 主砲基部は別パーツにて再現
・ 戦闘室天板部分のハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 後部ハッチは別パーツとなっています
・ エンジングリル部分にはメッシュがモールドされています
・ 戦闘室上部に装備された「12.7mm機関銃」を再現したパーツが付属
・ フェンダーに装備された牽引フックはモールドで再現、その他の車載工具類は別パーツとなります
●車体下部は各パネルを貼り合せる箱組み方式です
・ サスペンションアームは車体側面に一体成型されています
・ 転輪、起動輪、誘導輪は左右分割式です
●履帯は、一部連結式履帯が付属しています
・ 上下の直線部は繋がった状態、前後の曲線部は1枚ずつが分割されたパーツとなっています
●「JSU-122」のマーキングとして、車体番号、スローガンなどを再現したデカールが付属しています
●「JSU-122」の完成時のサイズ
・ 全長 : 140mm
●全190パーツ