ロシア KV-1C 重戦車 鋳造砲塔 1942年型
「ロシア KV-1C 重戦車 鋳造砲塔 1942年型 (プラモデル) (PST 1/72 AFVモデル No.72035 )」です
●第2次世界大戦時におけるソ連軍の重戦車「KV-1C」の「鋳造砲塔型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●強力な装甲によりドイツ軍を恐怖に陥れた「KV-1C 鋳造砲塔型」を再現、ソ連製戦車らしい質素な構造と戦闘に特化した迫力あるフォルムを表現した内容となっています【 「KV-1C 鋳造砲塔型」について 】
●1930年代、ソ連軍では当時の世界的趨勢から軽戦車と重戦車を重要視しており、重戦車では「T-35」という多砲塔戦車を運用していました
●ただ、1930年代後半ともなると、「T-35」はさすがに旧式化は免れず、その後継車両として多砲塔式の「SMK」「T-100」と単砲塔式の「KV-1」の3車種が試作、テストの結果「KV-1」が制式採用されました
●この「KV-1」は、後部にトランスミッションを配置したために前面装甲を強化することができ、その最大装甲厚は75mmと、当時の戦車としては破格の防御力を誇りました
●主砲には「76.2mm戦車砲 L-11」を装備、この頃の戦車の主砲は37mmクラスだったのに対して、強力な攻撃力を持ち、まさに重戦車に相応しい攻撃力、防御力を持っていました
●「KV-1C」は、「KV-1」シリーズの4番目の型式で、その前型式となる「KV-1B」に引き続いて長砲身の「76.2mm戦車砲 ZIS-5」を装備、装甲厚は大幅に引き上げられ、最大装甲厚120mmという強力な装甲を誇っています
●ただし、元々その大重量によりトランスミッションなどへの過度な負担から「KV-1」シリーズは駆動系の故障が絶えず、「KV-1」シリーズにおいて最大の重量となった「KV-1C」は稼働率が更に低下してしまいました
●もっとも、「KV-1C」の装甲は当時としては破格であり、戦場に登場した「KV-1C」は無敵に近い存在で、対峙するドイツ軍にとって恐怖の存在となったのです【 「ロシア KV-1C 重戦車 鋳造砲塔 1942年型」のキット内容について 】
●このソ連軍の重戦車「KV-1C 鋳造砲塔型」を再現したプラスチックモデル組み立てキット
●東欧系メーカーの伝統的な手法で素朴なモールドながら、ミニスケールとしては細かなパーツ分割で「KV-1C 鋳造砲塔型」のフォルムとディテールを再現した内容となっています
●「KV-1C 鋳造砲塔型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています
●「76mm戦車砲 ZIS-5」の砲身は一体成型となっています
・ 防盾は1パーツで構成され、完成後も上下可動式とすることができます
●砲塔は、左右及び天板部の3分割式です
・ 上部ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
●車体上部は、フェンダーも含めて一体成型されています
・ 操縦手ハッチ、点検ハッチ、エンジングリル部はモールドで再現
●車体下部は各パネルを貼り合せる箱組み方式です
・ サスペンションアームは車体側面に一体成型されています
・ 転輪、起動輪、誘導輪は左右分割式です
●履帯は、一部連結式履帯が付属しています
・ 上下の直線部は繋がった状態、前後の曲線部は1枚ずつが分割されたパーツとなっています
●「KV-1C 鋳造砲塔型」のマーキングとして、砲塔部に描かれた部隊表示、スローガンなどを再現したデカールが付属しています
●「KV-1C 鋳造砲塔型」の完成時のサイズ
・ 全長 : 98mm
●全184パーツ