ロシア BM-13N カチューシャ スチュードベイカー US6車台
「ロシア BM-13N カチューシャ スチュードベイカー US6車台 (プラモデル) (PST 1/72 AFVモデル No.72041 )」です
●「ロシア BM-13N カチューシャ スチュードベイカー US6車台」です
●第2次世界大戦時におけるソ連軍の自走ロケット砲「BM-13N カチューシャ」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット
●大戦後期のソ連軍の自走ロケット砲部隊の主軸となった「スチュードベイカー US6」ベースの「BM-13N カチューシャ」を再現、トラックの後部に8連式のレールを装備した独特の姿を再現した内容となっています【 「BM-13N カチューシャ」について 】
●ソ連はロシア帝政時代から陸軍大国であり、その中でも火砲火力を重要視しており、事前の砲撃戦により敵を圧倒、その後の歩兵戦闘の優越性を確保する方式を採っていました
●これにより、ソ連軍は他国と比べて多種多用な火砲を揃えていましたが、独ソ戦の緒戦において極めて多くの火砲を喪失しています
●この火砲の不足を補うために、増産態勢が採られる一方で、生産コストが低いロケット兵器が注目されることになります
●ロケット兵器は、火砲と比べて立派な砲架を必要とせず、砲身も不要という使い勝手の良い兵器でしたが、射程が短く、命中精度が極めて低いという欠点を持っていました
●ソ連軍では、この命中精度の低さを補う方法として多連装式を採用、ロケット砲としては比較的小口径となる口径「82mm」のロケット弾を使用し、8本のレールの上下にロケット弾を装備した「BM-13N」を開発します
●この「BM-13N」はトラックに搭載され、これを部隊ごとに多数配置することで集中使用を行い、大量のロケット弾により敵を面制圧するシステムでした
・ 「BM-13N」の「N」は標準型を示しています
●この「BM-13N」を装備するトラックは、当初国産の「GAZ-AAA」などが用いられていましたが、同車は1920年代のアメリカ製トラックをコピーしたものであり、1940年代には旧式化が否めませんでした
●その後、アメリカから新型のトラック「スチュードベイカー」が大量に供与されるようになり、大戦後期にはこの「スチュードベイカー US6」に「BM-13N」を搭載したタイプが主力となっています【 「ロシア BM-13N カチューシャ スチュードベイカー US6車台」のキット内容について 】
●このソ連軍の自走ロケット砲「BM-13N カチューシャ」の「スチュードベイカー US6」車台を再現したプラスチックモデル組み立てキットです
●東欧系メーカーの伝統的な手法による素朴な表現、ミニスケールとしては細かなパーツ分割により「BM-13N カチューシャ スチュードベイカー US6」のフォルムとディテールとを再現した内容となっています
●「BM-13N カチューシャ スチュードベイカー US6」は、「ロケットランチャー部」「シャーシ」「キャビン」の3ブロックで構成されています
●ロケットランチャー部は各レールごとにパーツ化されています
・ レールには肉抜き穴がモールド
・ ロケット弾は個別にパーツ化されています
・ レール下部のトラス構造は各面ごとパーツ化
・ ロケットランチャーの架台は上下分割式です
●シャーシのメインフレームは一体成型となっています
・ バンパーは別パーツです
・ リーフ式サスペンションは各1パーツで構成
・ デファレンシャルは上下分割式です
・ ステアリングは固定式です
・ タイヤは、ホイール部分とゴムの部分とに分割されており、ゴムの部分はプラパーツです
・ シャーシ後部に装備される接地パッドのパーツが付属
●キャビン部分は一体成型され、ボンネット天板、フロントグリル、前部フェンダーは別パーツです
・ 前照灯、サイドミラーがパーツ化
・ キャビン内部も再現され、座席、レバー、ハンドルなどがパーツ化されています
【 塗装とマーキング 】
●「BM-13N カチューシャ スチュードベイカー US6」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されており、塗装例に基づく部隊マーク、車台番号などを再現したデカールが付属しています
●「BM-13N カチューシャ スチュードベイカー US6」の完成サイズ
・ 全長 : 107mm
●全154パーツ