モンテカッシーノ 防衛隊 1944 (降下猟兵)
「モンテカッシーノ 防衛隊 1944 (降下猟兵) (プラモデル) (ドラゴン 1/35 '39-45' Series No.6514 )」です
●「モンテカッシーノ 防衛隊 1944 (降下猟兵)」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の降下猟兵4体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「モンテ・カッシーノ」について 】
●1943年9月、連合軍がイタリア半島に上陸、水面下で休戦交渉を行なっていたイタリア軍の首脳部と政府高官は国の指導者であった「ムッソリーニ」を逮捕し、連合軍側と休戦を果たします
●しかし、イタリアの枢軸国同盟離脱はドイツ軍に予知されており、イタリア軍は駐留するドイツ軍に武装解除され、連合軍からの防御は周到に準備されていたドイツ軍によって行なわれることになります
●イタリア半島は、日本の本土以上に山岳地が連なる地形が占めており、大規模な機甲部隊の投入は行なえず、もっぱら歩兵部隊による攻撃が中心となりました
●また、ドイツ軍は防衛ラインを何重も構築し、巧みな防御戦を展開、連合軍側は多大な損害を出しながらも徐々に進撃をしていました
●1944年1月、連合軍はドイツ軍の戦線の背後となる「アンツィオ」に上陸、イタリア半島に展開していた部隊はそれに呼応して「モンテ・カッシーノ」方面に攻撃を開始します
●この地に配備されていたドイツ軍部隊は数度の連合軍の攻撃を撃退、特にドイツ第1降下猟兵師団はその戦闘力と士気の高さから連合軍を苦しめました
●1944年2月、連合軍側からドイツ軍の防御拠点と見られていた、歴史的に貴重な財産である「モンテ・カッシーノ」の修道院に徹底的な爆撃が開始されます
・ ドイツ軍は事前に修道院との話し合いで兵力を置かないことを約束し、その旨を連合軍に伝えていましたが、苦戦を続ける連合軍にとっては疑心暗鬼になっており、爆撃が実行されました
●修道院が爆撃により崩壊した後、同地に入ったドイツ軍の降下猟兵はガレキを利用して強固な陣地を構築します
●連合軍は作戦上の要地(修道院は周囲を見渡せる高台にあった)である修道院跡の占領を目指し、幾度も攻撃を繰り返しますが、その都度ドイツ軍に撃退され、連合軍側の将兵に出血を与えました
●結局、戦いは1944年の5月まで長引き、周囲の戦線の後退の関係からドイツ軍は修道院跡を放棄、この戦闘はドイツ軍の降下猟兵の勇猛さと粘り強さを証明することとなったのです【 「モンテカッシーノ 防衛隊 1944 (降下猟兵)」の内容について 】
●この「モンテ・カッシーノ」におけるドイツ軍の降下猟兵を再現したキットです
●キットは、戦闘中の降下猟兵を再現、接近戦闘の緊迫したシーンが表現されています
・ キットの表題では「モンテ・カッシーノ」となっていますが、降下猟兵の服装は大戦を通じて同じですので、他の戦いにも使用できます
●フィギュアの内訳は、下士官兵が1体と小銃兵が3体の合計4体です
●フィギュアの服装は、降下猟兵用のスモックを着用した姿となっています
●服の皺の表現はスケールに沿っており、ポケットや服の縫い目などのディテールが深めのモールドでシャープに彫刻されています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成です【 各フィギュアのポージングについて 】
●小銃兵のフィギュアの1体は、身を屈めながら、両手でライフルを持って前方を注視しているポーズです
●小銃兵のフィギュアの1体は、伏せた姿勢で、ライフルを持ち前方を注視しているポーズ
●小銃兵のフィギュアの1体は、片膝を付いて、片手にライフル、もう一方の手に手榴弾を持って身構えているポーズです
●下士官兵のフィギュアの1体は、大きく足を開いて立ち、照準を付けながらサブマシンガンを射撃しているポーズとなっています
●付属している装備品類
・ ヘルメット ×1
・ バンド付きヘルメット ×1
・ 迷彩カバー付きヘルメット ×1
・ 偽装網付きヘルメット ×1
・ 銃剣 ×4
・ 柄付き手榴弾 ×2
・ 雑嚢 ×4
・ サブマシンガン用マガジンポーチ ×2
・ ライフル用マガジンポーチ ×2
・ 降下猟兵用マガジンポーチ ×24
・ 水筒 ×4
●キットには同社GEN2用の<WAランナー>と<WBランナー>が各2枚付属しており、フィギュアの武装は同ランナーから使用します
<WAランナー>
・ モーゼルKar98kライフル本体 ×2
・ ライフル機関部2種 ×各2
・ ライフル弾クリップ ×12
<WBランナー>
・ MP40サブマシンガン ×1
・ MP40サブマシンガン(ストック収納時) ×1
・ サブマシンガン機関部2種 ×各2
・ サブマシンガンマガジン ×4
・ MP43突撃銃 ×1
・ 突撃銃マガジン ×2
・ Gew43自動小銃 ×1
・ Gew43自動小銃機関部2種 ×各1
・ 自動小銃用マガジン ×3