ドイツ 衛生兵
「ドイツ 衛生兵 (プラモデル) (ドラゴン 1/35 39-45 Series No.6074 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の衛生兵及び負傷兵4体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット 【 「衛生兵」について 】
●戦争においては負傷兵の早急な介護が戦力の維持に欠かせず、更にはこれらの負傷兵は激しい戦闘を経た実戦経験のある兵士であり、その怪我の回復と戦場への復帰が軍隊にとっての大きな資産となります
●総力戦となった第1次世界大戦での戦訓によりドイツ軍では兵士の供給という点を重要視するようになり、動員の方法と負傷兵の戦線の復帰が命題となりました
●一方、衛生兵は、衛生科に所属する部隊内における衛生状態の管理と負傷兵の介護を行う兵士で、軍医程の医療知識と技術は持たないものの、前線での負傷兵の応急処置を行う能力を持っています
●この衛生兵は、戦争においては原則的に敵から撃たれない規定となっており、その識別のために赤十字のマークを判るように掲げることも定められています
・ 撃たれないといっても、各個の兵士のみを狙わない火砲の砲撃や爆撃に際してはどうしようもなく、更には機関銃の射撃などもしっかりとした照準が行われるのではないので、衛生兵も少なからず被害を受けています
●ドイツ軍では、1個小隊(約40名)に1人の割合で衛生兵が配置されるのが基本で、これは作戦の状況によっては増員が行われました
●衛生兵によって応急の手当てを受けた負傷兵は、後方の野戦病院に送られて本格的な処置が行われ、更なる処置と経過観察が必要な場合は通常の病院へと送致されました
●怪我が回復した負傷兵は戦線へと復帰しますが、原則的に軽傷だった場合には原隊に、重傷で回復までに時間を要した場合には訓練部隊において一定期間の訓練過程を受けるシステムとなっていました(この場合は、新規編成や再編成中の部隊に配属される場合が多い)【 「ドイツ 衛生兵」のキット内容について 】
●このドイツ軍の衛生兵及び負傷兵を再現したプラスチックモデル組み立てキットです
●戦線から若干後方において負傷兵を応急処置してより後方へと送致する準備をしている衛生兵のシーンが表現されています
●フィギュアの内訳は、衛生兵2体、負傷兵2体の合計4体となっています
●服装は、衛生兵のフィギュアの1体は「M36野戦服」、もう1体は「M43野戦服」を着用、ブーツを履き、ヘルメットを被った姿で、負傷兵のフィギュアは「M43野戦服」を着用、短靴にレギンスを履いた姿です
・ 「M43野戦服」を着用した姿は、1943年以降の大戦後期の服装となります
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目などの細部はシャープかつ繊細なモールドで彫刻されています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成となっています
・ 担架に乗せられた負傷兵のフィギュアの上着の裾の部分は胴体パーツに一体成型されています【 「ドイツ 衛生兵」のフィギュアのポージングについて 】
●衛生兵のフィギュアの1体は、両膝を付いて腰の救急嚢から薬品を出そうとしているポーズ
●負傷兵のフィギュアの1体は、担架に乗せられているポーズです
●衛生兵のフィギュアの1体は、負傷兵の腕を持ち、負傷兵を抱えるようにして歩いているポーズです
●負傷兵のフィギュアの1体は、上記の衛生兵の肩を借り、ゆっくりと歩いているポーズとなっています
【 付属している装備品類 】
・ ヘルメット ×2
・ 雑嚢 ×2
・ 救急嚢 ×4
・ 水筒2種 ×各2
・ 携帯シャベル×2
など
【 アクセサリー類 】
●「衛生兵」用のアクセサリーパーツが付属しています
・ 担架 ×1
・ 担架の枕 ×1
・ 赤十字の旗のポール ×1
・ 救急箱 ×1
・ 救急バック ×1
●赤十字の旗、衛生兵の腕章やヘルメット部の赤十字マークを再現したデカールが付属しています
●再販アイテム