ドイツ 戦車兵 (1943-1945)
「ドイツ 戦車兵 (1943-1945) (プラモデル) (ズベズダ 1/35 ミリタリー No.3614 )」です
●「ドイツ 戦車兵 (1943~1945)」です
●第2次世界大戦後期におけるドイツ武装親衛隊の戦車兵5体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「武装親衛隊の機甲部隊」について 】
●ナチス党の護衛部隊として創隊された親衛隊は、同党の勢力拡大によって規模を膨らまし、1930年代の中頃に、より軍隊組織に特化した特務隊が編成され、これが後の武装親衛隊の元となります
●武装親衛隊は、親衛隊に属していたものの、その編成内容は国防軍と同じであり、完全な軍隊組織でした
●また、この武装親衛隊は、事前協議によって有事の際には国防軍の指揮下に入るものとなっているのが特徴でした
●第2次世界大戦の開戦時において、武装親衛隊は野戦部隊として3個師団が編成されており、ポーランド戦、フランス戦で勇猛果敢な戦闘振りで活躍します
●開戦当初、武装親衛隊はドイツ軍の地上兵力としては極一握りの勢力でしたが、親衛隊本部の積極的な募兵活動とヒトラーの信頼の厚さから徐々に兵力が増強、大戦後期には地上兵力の1/4~1/3程度を占める程の勢力となります
●また大戦後期では、重点的に機甲兵力が増強されており、戦車師団7個を中心として装甲擲弾兵師団、駆逐戦車部隊などを保有していました
●これらの武装親衛隊の機甲兵力は、ノルマンディ戦やアルデンヌ戦などで重要な役割を演じ、その後の戦闘でも機甲戦力の中核として奮戦しています【 「ドイツ 戦車兵 (1943~1945)」のキット内容について 】
●このドイツ武装親衛隊の戦車兵を再現したプラスチックモデル組立キットです
●戦車兵5体とも、戦線付近において、やや緊張したシーンを再現、戦車を背景とした作戦会議中のシーンや作戦行動前の待機中のシーンなどの再現に役立つフィギュアセットとなっています
●戦車兵5体は、「武装親衛隊」所属兵の服装が再現されています
・ 「武装親衛隊」の戦車兵は、「国防軍」の戦車兵の服装が若干異なり、前襟の大きさや角度、そして裾の長さなどが相違しています
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目やポケットなどの細部はシャープな彫刻となっています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成です【 「ドイツ 戦車兵 (1943~1945)」のフィギュアのポージングについて 】
●フィギュアの1体は、立った姿勢で両手でパイプを吹かしているポーズ
・ 肩から「MP40サブマシンガン」を下げています
●フィギュアの1体は、立った姿勢でマップを持ち、片方の手を腰に置いたポーズです
・ 上半身には通信装置のコード類がモールドされており、ヘッドフォンが別パーツとして付属、箱絵のように耳に装着している状態と、耳から外して首に掛けている状態などが選択できるようになっています
●フィギュアの1体は、しゃがんだ姿勢で、棒で地面上を指しているシーンが再現されています
・ 野戦上において作戦会議を行なう場合、地図を使用するだけではなく、分かり易いように地面に簡単な「ジオラマ」を作製して、説明する方法が良く行なわれました
・ この方法は「砂板」とも言われ、敵味方を説明する為にミニチュアも使用されましたので、模型上でこの「砂板」を表現したジオラマも面白いでしょう
・ キットのフィギュアは、棒の部分が少し長いので、様子を見ながら短くカットして調整すると良いと思われます
●フィギュアの1体は、立った姿勢で双眼鏡を覗き、上空を監視しているポーズです
・ 戦車兵には珍しく一般兵用のブーツを着用した姿です
・ 上半身には、通信装置のコード類がモールドされており、ヘッドフォンのパーツが付属、耳に装着している状態と、首に掛けている状態とが選択して使用できるようになっています
●フィギュアの1体は、立った姿勢で両手でタバコを持ったポーズとなっています
・ 「迷彩ツナギ服」を着用した姿です
【 付属している装備品類 】
・ 「MP40サブマシンガン」 ×1
・ サブマシンガン用マガジンポーチ ×1
・ 拳銃ホルスター ×4
・ ヘッドホン ×2
・ 双眼鏡 ×1
●2010年 新金型
------------------------------------------------------------【 「ドイツ 戦車兵 (1943~1945)」のフィギュアの塗装について 】
●「武装親衛隊」の戦車兵は、1943年頃から迷彩服が採用され始めました
●最初は、「迷彩ツナギ服」から支給され、クルスク戦時頃から登場、通常の戦車服のデザインのものに迷彩パターンがプリントされた「迷彩戦車服」は1944年からの支給で、実質的にはノルマンディ戦からとなります
●「迷彩ツナギ服」を着用したフィギュア以外は、その塗装を「黒服」とすることで、それ以前の年代のシーンにも使用することができます
・ ただし、 「黒服」への転用をする際には、前にツバが付いた「M43規格帽」は1943年中頃からの支給となりますから、注意して下さい