ドイツ タンクハンターズ
「ドイツ タンクハンターズ (プラモデル) (ドラゴン 1/35 39-45 Series No.6034 )」です
●第2次世界大戦後期におけるドイツ軍の戦車猟兵(対戦車部隊兵)4体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット、携帯型の対戦車兵器を持ち、敵戦車などを狙う姿を再現した内容となっています。
●大戦後期のドイツ軍に無くてはならない戦車猟兵を再現、遮蔽物に身を隠しながら敵戦車を狙うシンプルなビネットの製作や、塹壕などの遮蔽物の陰に兵士を配置するジオラマに使用したりしても目を引くポイントとなってくれることでしょう。
【 ドイツ軍の戦車猟兵(タンクハンターズ) について 】
●ドイツ軍の戦車猟兵は、対戦車自走砲兵(大戦末期には「ヘッツァー」などの駆逐戦車も配備される)、牽引式対戦車砲兵、携帯型対戦車兵器を操作する兵士の3つのカテゴリーに分類されます。
●ドイツ軍が劣勢になる頃は戦車戦力が低下し、連合軍の戦車戦力に対抗すべく、低コストの携行対戦車兵器で機甲兵器を攻撃する戦車猟兵部隊を多く編成し戦線に投入していました。
●「パンツァーファウスト」に代表されるドイツ軍の携行対戦車兵器は、口径も大きく優れた貫通力を持つ弾頭を発射することができたので、遮蔽物の多い市街戦では連合軍の戦車の最大の脅威となっていました。
●特に、このような対戦車兵器は生産コストが低く、大戦末期においては、ライフルなどの基本的な武器は不足しているのに、パンツァーファウストは豊富にあるという逆転現象も生じていたようです。
・ このような戦車猟兵部隊は、ある意味寄せ集め的な臨時部隊として編成され、機動力も乏しく、移動には自転車を使用することが多かったようです。
【 ドイツ タンクハンターズ (ドラゴン 1/35 '39-'45 Series No.6034) プラモデルの内容 】
●このドイツ軍の戦車猟兵部隊兵(タンクハンターズ)を1/35で再現、対戦車手榴弾を投げる兵士を1体、「パンツァーファウスト」を撃つ兵士を1体、「パンツァーシュレック」を操作する兵士を2体の合計4体を再現しています。
●「タンクハンターズ」の服装は、「M43野戦服」を着用、短靴にレギンスを履いた典型的な大戦後期の典型的なドイツ軍兵士の姿を再現しています。
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目などの細部は繊細なモールドで彫刻されています。
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足で分割したオーソドックスなパーツ構成、ヘルメット類は別パーツ化しています。
【 ドイツ タンクハンターズ (ドラゴン 1/35 '39-'45 Series No.6034) フィギュアのポーズ 】
●対戦車手榴弾を投げる兵士は、立った姿勢で、右手で持った対戦車手榴弾を投げるために、体の左側に少し重心を移している姿。
・ 左手には「MP43」アサルトライフルを持ち、「M43規格帽」を被っています。
●「パンツァーファウスト」を撃つ兵士は、片膝を付いて「パンツァーファウスト」を構えて射撃しようとする姿。
●「パンツァーシュレック」を操作する兵士フィギュアは(2体)
・ 片膝を付き、大きく足を開いて「パンツァーシュレック」を構える姿
・ 立ち姿で「パンツァーシュレック」の砲弾を両手で持って装填しようとする姿
となっています。
■ 付属する装備品類
・ パンツァーシュレック ×1
・ パンツァーファウスト 60 ×1
・ パンツァーシュレック用砲弾 ×1
・ MP43 アサルトライフル ×2
・ ヘルメット ×3
・ M43 規格帽 ×1
・ ガスマスクケース ×3
・ MP43用 マガジンポーチ ×4
・ ライフル用マガジンポーチ ×4
・ 雑嚢 ×4
・ 飯盒 ×2
・ 後期型水筒 ×4
・ ポンチョ ×1
・ 銃剣付き携帯シャベル ×2
・ 対戦車手榴弾 ×1
【 ドイツ タンクハンターズ (ドラゴン 1/35 '39-'45 Series No.6034) パッケージ内容 】
・ ドイツ軍 戦車猟兵 ×4
・ 装備品類 一式
【 ドイツ タンクハンターズ (ドラゴン 1/35 '39-'45 Series No.6034) ワンポイントアドバイス 】
●このような携行対戦車兵器で敵戦車を撃破した経験のある兵士には、右上腕部に戦車撃破章を付けていましたので、塗装で表現したり、別売のエッチングパーツを利用して再現すると、より人物の奥行きが増すでしょう。
●また、パッケージに描かれているようにヘルメットに迷彩塗装を行なうと、より雰囲気が出ると思います。